北海道
ようこそ!北海道の旅へ

08年8月


今年の夏休みは三年ぶりに十日間をかけて北海道に旅行に行くことになった。
今まで50回以上(延べ滞在日数300日位)スキー、ゴルフ、観光等と遊びに行ってるが
今回は車中泊をしながら北海道を観光しようと思い去年の夏から計画を立てていた。
函館方面を除いたので日数的には大丈夫だろうと思ったが天気だけが心配で
今回も後半は二日間ほど天気が悪く観光には適さない日があった。
交通機関は往復共、太平洋フェリーの名古屋−苫小牧の予定だったが
出発日の名古屋発が無いため新潟発の新日本海フェリーで渡道することになった。
帰りの便も夏休みの為、予約を取るのに苦労したことは言うまでもない。







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新潟港

新日本海フェリー フェリー待合室

仕事を定時に終え急いで帰宅し荷物を車一杯に詰め込む
今回のフェリーは新潟港をAM10時発なので余裕があった。
夜10時に家を出て新潟亀田まで500キロほど走るという日程だ。
休憩無しで走るのは無理なので新井PAで3時間ほど仮眠したが
まだ200キロ近く残っていると思うと無謀な計画をした事に多少後悔?した。
新潟港には朝7時に到着したが乗船手続き前だったので
廻りを散策しながら大きなビル(フェリー)をバックに写真を撮った。


新日本海フェリー

日本海だぁ〜 乗船記念 満車状態

乗船案内があり車を船に載せて満車の様子をカメラで撮った
他の人も車両やオートバイで埋まった写真を撮っていたが
誰もが楽しそうに写していたのが印象に残る。
新日本海フェリーには初めて乗ったが
太平洋フェリーと違い二等切符は部屋が決まって無くて
早いもの順で部屋割が決まっていくという方式であった。
一緒の部屋になった人たちと旅行談義をして
長旅の始まりを楽しんだ。


二日目

小樽運河 小樽食堂

小樽港には夜明け前のAM4時30分ころに到着したが
フェリーから出るのに1時間くらいかかり
外に出た時には明るくなっていた。
小樽運河には何度も来ているが
小さかった子供たちは覚えて無いらしい。(当たり前だが)
お馴染みの見学場所には同じフェリーで
来たと思われる他府県ナンバーの乗用車がいたが
観光客は少なかったので気兼ねなく写真を撮った。


積丹半島

神威岬駐車場 遊歩道 カムイ岬

燃料補給と(今年は価格が高騰していたが比較的安く販売していた)
セイコーマートという北海道独自?のコンビニで食料を買う。
ローソク岩は肉眼では綺麗に見えても
持参のカメラでは小さくて何か解らなかったので削除した。
積丹岬は入り口が閉鎖されていて海岸まで行く事が出来なかった。
カムイ岬に向かうと駐車場入り口から戻ってくる車があり不安がよぎる
入り口に近づき看板を見ると時間が早すぎて閉鎖しているだけと解り
朝食を食べて時間を調整した。


カムイ岩

カムイ岩 海底が見える カムイ岬

AM8時頃駐車場に入ることが可能になった事を聞き
急いで駐車場に行ったがすでにたくさんの観光客がいた。
今まで女人禁制の門までは行った事はあるが
先端まで小さな子供連れでも20分程で行けると聞き
意を決して行った。
遊歩道が狭いのですれ違いに注意しながら進むと
小さな虫がいっぱい飛んでおり
体にまとわりついてきて「うっとぉしい」かったが
景色は良いので写真を撮りまくった。


神仙沼

はいポーズ ヤッホー 神仙沼

時計を見るとまだ10時なのでニセコ周辺を観光することにした。
昔は道路が狭かったが現在の国道229号は快適になっていた。
気をつけよう「仕事熱心な国家公務員に」を合言葉に
日本海を見ながら走行するが先頭だけは走らなかった。
ニセコパノラマラインに入ると
車に轢かれたばかりのキタキツネが死んでいた。(合掌)
神仙沼駐車場は多くの車が停まっていたので自分も観光した。
車が多い割に森の中は人は少なく熊が出そうな雰囲気だったので
大きな声でしゃべりながら歩いて行くと突然開けた場所に出た。
綺麗に整備されて観光地化されており安心したと同時にホットした。


ニセコ

ひまわり畑 ミルク工房 羊蹄山

夏のニセコには久しぶりに来た。
ニセコ東山プリンスホテルに泊まってゴルフをしたり
冬には、ひまわり畑の後ろに見える
ニセコスキー場やルスツリゾートで滑った事等
昨日のように思い出した。
またミルク工房に行ってソフトクリームを食べたが
昔ほど美味しくないような気がした。


洞爺湖畔

湖面が青い 洞爺湖 サイロ展望台

洞爺湖に来たときは必ずこの看板をバックに写真を撮るので
今では10枚ほどになり家に帰ってじっくり見ると歴史を感じる。
サイロ展望台には親子三匹のヒグマの剥製が飾ってあり
金100円也を払うと一緒に写真を撮る事ができる。
道路を挟んで洞爺湖の反対側には競馬で有名なメジロ牧場があり
観光牧場ではないが一度見学させて頂いた事がある。
国道230号を洞爺湖温泉街へ向かうと右手の山頂に
北海道サミットで使用されたウィンザーホテルもある。


真狩村

甘露水 細川たかし記念像

朝早くから行動したので充分堪能したが時計を見るとまだ午後4時である。
ニセコ方面に戻ると羊蹄山から湧き出るミネラルウォーターを見つけた
東山スキー場の近くにある甘露水という湧き水で冷たくてとても美味しいかった。
真狩村には細川たかし記念碑があり歌も5曲くらい入っていたので
暇つぶしに「北〜の酒場通りには♪♪」と全曲歌った。
ルスツスキー場の近くに温泉があったので少し早いと思ったが入浴した
大人300円(子供200円)と安く家族全員でも1,000円だったが
石鹸が有料のため結局同じくらいになった。


道の駅

ポテト共和国 道の駅ルスツ 道の駅ルスツ

今夜の宿泊場所を
道の駅「ルスツ」に決めて車内を就寝用に変更。
先ほど汲んだ甘露水で
名古屋名物「すがきや味噌煮込みうどん」を作って食べた。
真夏なのに夜は想像以上に寒く夜中にトイレに行くと
なぁ〜んと暖房が入っていて
オートバイで旅をしている人が寝ていた。
我々のホテル・アルファードの寝ごごちはとても良かった。


三日目

道の駅「京極」 京極の水 京極の水

今日はどのルートで北に行こうか迷っていた。
昨晩とても寒かったので長袖を買いに千歳へ寄ってから
道北方面に向かう事に決めた。
新たな湧き水を仕入れるために
道の駅「ふきだし公園」へ行き京極の水を汲む
朝早かったがすでに多くの人がミネラルウォーターを汲んでいた
駐車場まで距離があり20リットルタンクに満杯入れたので
重くて運ぶのが苦労した。


羊蹄山

羊蹄山 羊蹄山

ふきだし公園とR230号の途中に
羊蹄山が綺麗に見えるビューポイントがある
立看板が邪魔しているのが難点だが
山の稜線が左右均等になっている場所で
景色も良いので写真をたくさん撮った。
スキーではニセコアンヌプリの山頂まで1時間以上かけてのぼり
30秒程で滑り降りた事もある。(二度と登りたくないが・・)
頂上にあった石碑をバックに撮った写真を持っているが
あの大きな石碑が大風でどこかに飛んでしまって行方不明だそうだ。


道の駅

自動演奏ピアノ キノコ汁

ニセコ方面からあまり好きではない街のほうへ向かう。
R276号を千歳方面に行くと「道の駅フォーレスト大滝」がある
ここは1億円のトイレと自動演奏ピアノが置いてあり
二十数年前に初めて来た時はしばらく演奏を聞いていた記憶がある。
すぐ横には「きのこ王国」があり(以前は無かったと思う)
数種類のキノコが入った汁がお値打ちに食べることが出来る。


宿泊場所

バラ園 バラ園 ほっと・はぼろ

千歳市内の色々な店に行き
服を探すが肝心の長袖は売ってなかった。
高速で札幌北ICまで走り国道231号で道北に向かう。
今夜の宿泊予定地の「道の駅ほっと・はぼろ」に到着。
隣にはバラ園が併設されており
花にはさほど興味が無いが観覧させて頂いた。
駐車場横の温泉に入った後でビールを飲みながら
車中泊している人達と旅行談義をした。


四日目

まっすな道 まっすな道 サロベツ原野

日本最北端に行くため出発して10分位過ぎた時
ふと後ろを振り返ると
昨日は良く寝たと言っていた次女は早くも寝ていた。(笑)
オロロンラインをドライブする予定だったが
天塩市内が道路工事をしていた関係で
道を間違え国道40号に入ってしまった。
戻るのも面倒なのでこのままノシャップ岬を目指した
(どこまでも続く道を写真に撮ってみた)
ビジターセンターに車を停めてサロベツ原野を散歩したが
自分にとって「だだっ広い原っぱ」であった。


稚内市

氷雪の門 北防波堤ドーム 何処へ行こうかな?

日本で一番北にある都市の稚内市に到着した。
街と言っても面積は小さそうだが
走りやすい道路が続いていたので意外と早く着いた
天気も良いので観光本に乗っている場所を見学した。
北防波堤ドームはオートバイ等で旅行している輩で
夜はテントだらけになるそうだが
時間が早かったので閑散としていた。


日本最北端駅

稚内駅 日本最北端駅 日本最北端駅

日本最北端のJR駅である稚内駅にやって来た。
二年ほど前には日本最南端の駅である
鹿児島県の西大山駅も見学した
(沖縄県には電車が無いのでJR駅が無い)
列車等には余り興味が無いのだが
日本で一番○○にあるとか言われる場所を
見学に行くことは大好きである。


ノシャップ岬

利尻島が ノシャップ岬 ノシャップ岬

ノシャップ岬に到着したが観光客が少なくて淋しかった。
三脚を使って記念写真を撮ろうとしたが
風が強かったので倒れてカメラがへこんでしまった。
このカメラは買ったときから転倒するのが好きみたいで
すでに2回も入院して治療費が高くついている
「いわく付き」の物である。
また、ここから利尻島?が見えるが
今回は時間が無いのでパスした。


宗谷岬

宗谷岬の歌碑 日本最北端 間宮林蔵

ノシャップ岬を離れ日本最北端の宗谷岬に行くと
こちらは駐車場がいっぱいで観光客も多く華やかだった。
団体のツアーバスが着いたばかりで
記念碑をバックに写真を撮るのに順番を待った
又、ライトアップもあるので次は時間をずらして夜に来たい。
蝦夷の地を測量した間宮林蔵も当然ながら写真に撮った。
すぐ横には宗谷岬の歌碑があり
歌っている人は知らないが記念写真だけは撮った。


最北端

最北端証明書 最北端のGS 最北端観光図

前回来た時に食べた
ホタテ入りラーメンの味が忘れられないが
今回は貧乏?旅行なので食べなかった。
子供達は腹が減ったと言っていたが
「気のせいや」とごまかした。(ハハハ)
最北端のガソリンスタンドで燃料を入れると
貝殻の記念品をもらえる。


宗谷岬公園

あけぼの像 大岬旧海軍望楼 祈りの塔

道路を挟んで反対側の高台に宗谷岬公園がある
ここから見る景色が最高で
訪れるたびに長いこと海を眺めているがなぜか飽きない。
この公園には祈りの塔、あけぼの像、大岬旧海軍望楼の建物があるが
今でもサハリン上空で起こった大韓航空機撃墜の記憶はしっかり覚えており
多くの命が無くなったことを残念に思う。
ここで夜まで時間をすごしてライトアップを見ようか思ったが
時間がもったいないので次回のお楽しみとした。


道の駅

風雪の塔 さるふつ公園

オホーツク海を左手に見ながら国道238号を南下する。
海岸と国道までの間は場所によっては200メートル位しかないが
草原になっていて鹿がいるらしい?
今回道路横にいたので初めて見たが
車道にも出てくるかもしれないので夜に運転すると怖いかも・・・
道の駅「さるふつ公園に」に到着。
パークゴルフ場も併設されており敷地や駐車場が広いので北海道らしさを感じる。
ここに来ると必ず牛の前で写真を撮るが牛乳は飲んだ事が無い。
パークゴルフは一度はプレーしてみたいが金と時間にゆとりが無いのであきらめた。


ベニヤ原生花園

ベニヤ原生花園 花園

クッチャロ湖に向かって走っていると胸騒ぎがしたのでスピードを落とした。
見通しの良い真っ直ぐな道で
青い制服を着た国家公務員が楽しそうに仕事(?)をしていたが
対向車が教えてくれたおかげでお世話にならなかった。(ふぅ〜助かった)
お世話になった人から寄付されたお金はどこにいくのかね。
(まさかオービスに替わる?とムカツクよね)
午後3時ごろベニヤ原生花園に着いたが
観光客は自分たちだけだったので親切に案内してくれた。
が・・・やっぱり退屈になり途中で戻ってクッチャロ湖に行った。


クッチャロ湖

キャンプ場 クッチャロ湖 クッチャロ湖へ

ここはキャンプ場になっていて車中泊するには良いと思う
風呂は近くの自転車振興会の寄付で出来た
ウイングという宿で入ることが出来る
水洗トイレも完備されているので
宿泊するには良いと思うが
時間が早かったので他を観光することにした。


ウソタンナイ砂金採掘公園

売店 ウソタンナイ川

クッチャロ湖の売店で観光地を聞いたところ
ウソタンナイ砂金採掘公園があると聞き行ってみた。
国道から中道に入ったところ北海道らしい道が広がっていたが
看板を目当てに向かうと途中から畑の中?へ入ってしまった。
私有地かと思い引き返そうとしたが何とか目的の場所に到着した
売店に行って砂金を取る方法を聞いて迷っていたが
アブが多くいたのであきらめて退散した。


五日目

カタクリ時計 カタクリ時計 道の駅 温根湯温泉

昨日は寝る場所を探すのに苦労した。
あと少しだけ観光しようと名寄まで行ったのが間違いで
車中泊出来るような場所がなかった。
層雲峡は車中泊している人がいると思ったが
意外にも駐車場には誰もいなく心細かったので
疲れた体で石北峠越えをしなければならなくなった。
結局「道の駅おんねゆ」まで650キロも走行した強行軍だった。
ここのカラクリ時計の人形は
時期または季節によって替るので必見の価値あり。


美幌峠

美幌峠 屈斜路湖が 歌碑(美空ひばり)

層雲峡は何度も観光しているし戻るのも億劫なので
パスして屈斜路湖方面に向かう。
北見市内は信号が多いので一本右側の道で
美幌峠に向かうが峠まで来るとガスが出て景色がよくない
売店の人に聞くとこの時期の午前中はいつもガスが出ているとの事
昼からは晴れるかも知れないと聞いたので
屈斜路湖を先に観光することにした。


屈斜路湖

クッシー 足湯

恒例のクッシーの前で写真を撮り足湯に浸かる
熱くても我慢していたが足が真っ赤になってしまった。
芝桜で有名な藻琴山に行くと何も無く閑散としていたが快晴だった。
晴れていることを期待して再び美幌峠に行くが
やはりガスっていて素晴らしい景色と出会えなかった。
温泉を探すと町営の温泉があったが(?)だったのでやめた。
国道に出ると入浴可の旅館があったので入浴させてもらったところ
お客は我家だけだったので気を使って家族風呂にしてくれた。


硫黄山

硫黄山 硫黄山 温泉たまご

屈斜路湖から車で10分程の硫黄山に行った
駐車場は有料だが
摩周湖の第一駐車場とセットになっているので特した?気がする
今年はなぜか観光客が少なく淋しい気がした。
さっそく温泉たまごを買って食べたが
硫黄山の真ん中で販売していたのは違法営業だったらしく
今では売店以外売って無いそうだ。


摩周湖

第一展望台 第一展望台 第一展望台

屈斜路湖から摩周湖に向かうと第三展望台があるが
駐車場が狭く車を止める事が出来なかったので
第一展望台へ移動した。
昔は途中に第二展望台があったが
現在は閉鎖されていて場所もわからなくなっている。
霧の摩周湖といわれるが
今まで一度も霧だったことが無かったので期待して行った。
ん〜残念!!


裏摩周

裏摩周展望台 裏摩周

第一展望台から1時間以上かかるが
絶景?を期待して裏摩周展望台行った。
到着した時にはカムイッシュが見えたが
あっという間に霧に隠れてしまったのでしばらく待つことにした。
30分ほど待っている間に次々と観光客が来たが
残念そうな顔して帰っていった。


宿泊場所

駐車場 なんだろう橋 水郷公園

今夜泊まる予定の「道の駅摩周温泉」に行ったが
古くて駐車場も狭かったので
雑誌に載っていた川の向かいにある水郷公園に変更した。
駐車場に到着した時には数台の車が車中泊の準備をしていた。
トイレも綺麗で廻りも静かそうなのでここに決定して
駐車場の入口にあるペンションで温泉に入った。
晩御飯は焼きそばを作りビールを飲みながら
家族でワイワイして至福の時を過ごした。


六日目

開陽台 後ろはキャンプ場だが あの鐘を鳴らすのは

雨が降っていたが車中泊の強みで天気の良さそうな方面を探す
コンビニに入り天気予報を確認するとどこも同じ予報なので
思い切って知床に行くことにした
途中の開陽台で360度のパノラマを楽しもうと寄ったが
霧のため何も見えないのですぐに退散した
ここに来ると運が悪いのかいつもガスが出ていて
素晴らしい景色に出会えたことが無い。


ミルクロード

サーモン科学館 ミルクロード

開陽台から降りたところがミルクロードだ
晴れていれば牧歌的風景とともに
なだらかなアップダウンがアクセントになっている道路の景色が楽しめたのに。
標津のサーモン科学館を見学した時に
案内の人達にサケとシャケの違いを聞いたが誰も知らなかった。
俺の思うに「生きているのがサケで焼いたものがシャケ」だと思うが
いかがなものか?


知床半島

知床峠 知床自然センター オシンコシンの滝

知床半島に入ると雨はあがってきて楽しみが増してきたが
峠に入ると再びガスが出てきた
羅臼方面からは道が九十九折りになっているし
霧のため視界が悪くて対向車が見えないので慎重に運転した。
峠の駐車場には観光客が少しいたが恒例の写真を撮る場所は空いていた。
知床五湖はいつ行っても熊出没のため
一&二湖しかオープンしていないので行かなかった
自然センターのパノラマビジョン(有料)で知床の四季を見た後
オシンコシンの滝を見学して網走に向かった。


網走刑務所

網走刑務所 あばしり川

国道334号は走り慣れた道だが
前に来た時に入った店が閉まっていたりしていて時代の流れを感じる。
小清水原生花園は団体ツアーだと観光するところだが
自分は興味がないので素通りして網走に向かう
網走監獄博物館は何度も見学したので今回はパスして
一度は見たかった本物の刑務所を見学することにした
あばしり川を渡り本物の刑務所の前(塀の中には絶対入りたくない)に来ると
さすがに重たい雰囲気になった。


宿泊場所

メルヘンの丘めまんべつ 牧草ロール

今夜の泊まる場所「道の駅メルヘンの丘めまんべつ」に向かう
道の駅に着くとすでに車中泊するらしき車がたくさん停まっていて
早い人は晩御飯を食べていた。
自分も恒例の「名古屋名物すがきや味噌煮込み」をおかずにして
美味いビール(相変わらず発泡酒だが)を飲んだ。
ここで大勢の人と車中泊の話題や旅行話で盛りあがったが
こういう雰囲気は大好きである。
中には二ヶ月も北海道に滞在している人がいて少しうらやましかった。


七日目

めるへんの丘 めるへんの丘 国道39号沿い

天気が良かったので「めまんべつメルヘンの丘」を見に行った。
美瑛を目指しているのかなと思ったぐらい景色が似ていたが
畑の向こう側には行かなかったので確かではない。
今日は十勝近辺で泊まろうと阿寒湖経由でルートを設定する
あきらめが悪いのか再び美幌峠を目指すが
今日も峠まで来るとガスで見えない
摩周湖もたぶんだめだろうと思いつつも
かすかな期待を込めて行ったがやっぱりだめだった。
まったく往生際の悪い霧だ。(俺もだが・・・・)


双湖台

双湖台 双湖台 ペンケトー

国道241号に入りしばらく走ると左側に双湖台の大きな駐車場がある
展望地からは樹海の中に静かにたたずむ二つの湖を見ることができる。
手前に見えるのがペンケトーで奧がパンケトーだ
それぞれアイヌ語で「川上の湖」「川下の湖」の意味である。
背の低い人はひとつしか見えないかも知れないが
実際に大きいのはパンケトーの方である。
観光地化されてないので近くに行って見たい気がするが
熊が恐ぁ〜いので・・・


阿寒湖

マリモッコリ 阿寒湖 観光船

阿寒湖は観光地化されていて自分はあまり好きではないが
子供がマリモが欲しいというので寄ってみた。
湖畔まで遠いのに駐車場は有料で観光船の乗船料も高く
押し売りしているような売店もあるので鬱陶しく思う。
記念写真を撮りマリモの土産を買ってすぐに阿寒湖を離れた。
また、売店にはマリモッコリが多く飾ってあったのには笑えた。


オンネトー

オンネトー 雌阿寒岳・阿寒富士

北海道で好きな場所ベスト10に入るのがオンネトーである。
初めて来たときは道路は舗装されて無く熊も出そうで怖かったが
今では駐車場だけは当時と変わらないが道幅も広くなり来やすくなった
季節や天気で雰囲気が変わり何度きても飽きないが
防護柵だけは早く直していただきたい。
オンネトーの湖面に雌阿寒岳・阿寒富士の二つの山が写ると
時間を忘れていつまでも見ている自分がそこにいた(詩人だなぁ)


足寄

足寄銀河ホール ラワンブキ 大空と大地の中での歌碑

展望塔が目を引く「道の駅あしょろ銀河ホール」に寄った。
展望室からは360度のパノラマが楽しめて
眼下には足寄市街を一望できる。
物産館にはラワンブキや豆パンなど足寄の特産品がそろうほか
二階のギャラリーには足寄出身の歌手
松山千春のステージ衣装などゆかりの品々が展示されている。
入り口には松山千春の歌碑があり「大空と大地の中で」が
流れていたので一緒に口ずさんだ。


道の駅

道の駅南ふらの 道の駅南ふらの 金山湖

道の駅「南ふらの」には夕方の5時ごろに着いた。
人通りが多くドックランも設置されていたので
犬の鳴き声がうるさくて宿泊場所に適さないと思ったが(我儘でしょ)
金山湖キャンプ場も行っても満員で入場出来なかったし
富良野まで行くと観光する所が違ってくるので覚悟を決めて寝た。
しかし国道38号は夜中も結構トラックが多くてうるさかった。


八日目

幌舞駅 だるま食堂 幌舞駅

目が覚めて空を見上げると雲は低いが雨は降って無かったので
すぐに出発の用意をして
昨日から決めていた「鉄道員」の撮影現場に行った。
映画は見たことが無かったが撮影現場を見ていると
近くに高倉健さんがいるような気がしてきた。
家に帰ってからビデオを借りて映画を見たのは言うまでもない。


トマムリゾート

トマムリゾート 4本も建っている 20年以上前

国道38号から別れてトマムに向かった。
山道を想像していたが途中の国道136号線沿いでは
高速道路が建設中で以外と走りやすかった
20年以上前にスキーに来たことがあるので楽しみにしていた。
トマムに近づくと突然天空に届くかのような建物が目に入ったが
当時あったのは二本だけなので四本に増えていたのには驚いた。


夕張

ファミリア 幸せの黄色いハンカチ 幸せの黄色いハンカチ

幸せの黄色いハンカチを撮影した現場を見に行くことにした。
天気がすぐれない中で国道274号の樹海ロードをひた走り
やっとのことで夕張に到着した。
撮影(保存?)現場では倍賞千恵子が何時までも待っていた家や
マツダX508(ファミリア)等懐かしかったが
結構高い料金を取られた。


千歳市内

サケのふるさと館 イトウの剥製 大水槽

千歳市内に入り待望の回転寿司を食べた。
子供たちが北海道へ来た時から
寿司・すし・鮨と騒いでいたので
知らん顔していたがとうとう根負けした。
フェリー出発まで時間があったので
千歳市内にある「サケのふるさと館」に入った。
何度も来たことがあるが子供達は覚えてないそうだ
(ん〜残念)


苫小牧港

また来るでぇ さらばじゃ〜

苫小牧に到着してフェリーに無事乗船すると
今回の旅行も終了したようなものだ
出来る事ならもっと北海道を観光したいのだが・・・
あぁ!!名残ほしい
また、来るでよ〜待っててくれ


太平洋フェリー

北海道行きフェリー 二等客室

今年の太平洋フェリーの二等客室は去年と違って
キャンセル待ちでは無く通常予約で取れた16人部屋だったので
同部屋になった人達と旅話で盛り上がるのに時間はかからなかった。
旅館やホテルで宿泊した人やテント等で野宿した人等がいたが
誰もが来年も来たいと云っていたのが印象に残っている。
途中で北海道行きフェリーとすれ違う時に手を振り合うが
向こうの船に飛び乗りたい気分になった。


仙台港

太平洋フェリー 太平洋フェリー 航路

太平洋フェリーは名古屋と北海道間において直行便が無い為
次の日の昼過ぎに仙台港に入港した。
荷物の積み下ろしのため三時間程休憩があるので
一旦下船して近くのスーパーまで買い物に出かけた。
仙台港に戻り改めてフェリーの大きさにビックリして写真を撮った。
船は新日本海フェリーの方が少し大きいが
サービスは太平洋フェリーの方が断然良いと思う。


最終日

セントレア空港 名古屋港 レインボーブリッジ

二日間かけて名古屋に戻り
セントレア空港の横を通り過ぎた時に突然現実に戻ったが
名古屋の信じられないような暑さには正直参った。

また
昔のように毎年北海道へ行くことが出来なくなったので
次に北海道へ行くのはいつになるか解らないが
この旅を良い思い出として心にしまっておくことにする。


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