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初日
鬼が城は一度だけ来たことがあるが
前回は台風が近づいていたので
見学に行っても海の近くまで降りることが出来なかった。
今日は天気も良く海岸近くまでに行くことが出来たが
台風の接近により海が荒れた場合は
右側の写真の上まで波が来るので通行禁止になるそうだ。
複雑怪奇な鬼の城のごとき岩盤と美しい海は見応えがある
また駐車場は無料(財布にやさしいのだ)なので実に有難い。
熊野速玉大社
駐車場に着くとゴールデンウィークだというに車は停まって無く
観光ルートに載っているとは信じられない
参拝した後に神宝館を見学しようと思ったが
有料のため入館せずに後にした
世界遺産ならば無料公開しても良いと思うが・・・
偶然にも結婚式を挙げていて華やかだったが
個人旅行で行く場所ではないと思う。
那智の滝
那智の滝は(高さ133m 幅13m)日本三名瀑のひとつだ。
他の二つは茨城県の袋田の滝(高さ120m 幅73m)と
栃木県日光市の華厳の滝(高さ97m 幅7m)である。
駐車場から滝までは階段で行く事しか出来ないので
足の悪い人は難しいと思うが
近くに行くと実際の水しぶきや音響はやっぱりすごい。
青岸渡寺
道路沿いに上に行くと青岸渡寺や熊野那智大社がある。
ここからの景色は滝と同調され見応えがあって素晴らしいが
問題は、長〜い階段を登らなければならないことだ。
階段脇には土産屋もたくさんあるのでお勧めしたいスポットだ
一周した時に息があがったが・・・
くじら博物館
一日たっぷり遊んだと思ったがさすがに五月である
午後3過ぎになっても太陽が真上でさんさんと輝いていた。
温泉を探しに国道まで出ると太地町にある「くじら博物館」の看板を見つけた。
箱物はつまらないと思っていたが他に行くところが無いので見学してみたところ
案の定、館内には見るべきものは無かった。
ショー
帰ろうと思っていた時に
イルカとシャチのショーが行われているのが館内放送であった。
しかも料金は入館料に入っていたのだ。(知らなかった)
今まで水族館でしか見たことが無かったので
外で見たショーは
意外と迫力があって入場料の割にはお得であった。
宿泊場所
今晩の寝る場所は那智の滝を見学に行ったときに
見つけていた熊野古道入口の駐車場に決めた。
国道42号線沿いにあった温泉に入り
駐車場に着いた時には他に誰もいなくて淋しかったが
晩御飯を食べていると一台の車が入ってきてキャンプを始めたのでホッとした。
世界遺産に決まった熊野古道入り口にある駐車場は広くトイレもきれいだし
山の中にあって明かりが少ないので満点の星空が見えて良かったが
車中泊したのは二台だけだったので結構心細かった。
二日目
夜中にトイレに行くため車外に出たところ滅茶苦茶寒かったが
日帰りスキー以外に生まれて初めての車中泊を経験した日であった。
家族も最初は不安そうだったが知らぬ間にぐっすりと寝ていたので良かった
朝6時頃、まぶしいばかりの朝日で目が覚めると駐車場には多くの車が停まっていた。
世界遺産に登録された熊野古道に出かける?人たちの車だと思う
自分は山登り等には興味が無いので入り口でポーズをとり(決まっているかな?)
記念写真を撮っただけで初めての車中泊の場所を後にした。
橋杭岩
潮岬に向かう途中に橋杭岩という場所があったが
通り過ぎてしまったので引き返して駐車場に入ると観光客がたくさんいた。
橋杭岩は弘法大師と天邪鬼が一晩で大島まで橋を架ける競争をしたが
負けそうになった天邪鬼が
にわとりの鳴きまねをして夜が明けたと思わせた為
弘法大師が橋を造るのを中止して
杭だけで終わったという伝説を生み出した奇岩群である。
串本海中公園
観光地図を確認すると近くに串本海中公園があったので行ってみた。
入場料を払い館内に入ると何処にでもあるごく普通の水族館だった。
海中展望塔に移動して海中を見たときには想像以上に綺麗で
テーブルサンゴや優雅に泳ぐ色とりどりの熱帯魚を見たときには驚いた。
和歌山の海がこんなに綺麗だとはびっくりしたが
ダイビングも体験できる施設があるので
機会を見つけて再度来ようと思った。
本州最南端
本州最南端とか日本最北端とかいう場所が好きである。
ここは台風が来ると必ずテレビ局が取材に訪れる場所だが
今日は天気が良いので芝生広場から
眼の前に果てしなく広がる大平洋をしばらく見ていた。
潮岬
観光地に灯台があると必ず見学に行くが
出てくる時にはいつもがっかりさせられる
潮岬灯台は入場料のほかに駐車料金も取られたが
「断崖に建つ白亜の灯台」の名文句につられて見学した。
出てきた時には・・・やっぱりだった
良く考えてみると
白以外や山の中にある灯台は今まで一度も見たことは無い。(大笑い)
酷道?
余程の事が無い限り往復は同じ道は走らないとの自分なりの決めている。
地図で確認したら国道168号は普通の道のように見えたので
今晩の泊まる場所を探しながらドライブした。
山の中に入ると道幅が狭くなり対向車とすれ違いに困難な場所が続いたが
引き返すのは面倒なのでこのまま奈良県方面へ出ることにした。
途中に噂に聞いていた有名な?谷瀬の吊橋があったが
恐くて、ちびりそうなので写真を撮るだけにした。
十津川温泉
国道168号沿いにあった十津川温泉の公衆浴場に入った。
大人300円、子供は100円と安かったが
中に入ると湯舟は小さくて三人も入ればいっぱいだった。
源泉かけ流しになっており
泉質は無色透明のナトリウム炭酸水素塩泉で
肌がツルツルして体は何時までもホカホカとしていた。
宿泊場所
夜7時くらいに道の駅「吉野路大塔」に到着した
真っ暗な駐車場は満車に近かったが少し待ったら空いてきた。
晩御飯に焼きそばを作って食べたが寒くてビールが美味くなかった。
夜には手が届きそうなくらい星が多く出ていたので
家に帰って確認すると
星を観察するにはもってこいの道の駅と書いてあった。
三日目
相変わらず鹿が多くフンだらけの奈良公園だ。
コンビニで買ったサンドイッチを
ベンチに座って食べているとすぐに寄ってくる
特別天然記念物でマスコット的存在かも知れないが
子供達は怖がって食事どころでは無く迷惑だ。
伝説によると
誤って文鎮で鹿を殺してしまった子供が
鹿の死骸とともに生き埋めとなり
その墓が奈良公園周辺に残っているそうだ。
東大寺
寺には興味が無いが東大寺ぐらいは知っているので参拝を兼ねて見学した。
大仏を見た人は「奈良の大仏は大きかったです」と
ありふれた感想を言うのはご法度だぞ。・・・と子供達に教えた。(笑)
ちなみに東大寺の正式名は
金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)である。
伊賀上野城
時間が早かったので途中下車して伊賀上野を観光した。
雲ひとつない青空のもと白い伊賀上野城が余計に素晴らしく見えた
市内に入ると町おこしのため忍者衣装を身に着けた子供たちがたくさんいたが
自分も子供のころ忍者にあこがれていたので
衣装を着てみたい気持ちになった。
忍者博物館
忍者を扱ったドラマに登場するのは
伊賀忍者と甲賀忍者に大別されることがほとんどだが
対立関係はさまざまなフィクションによって語られてきた為
伊賀忍者は正義の味方で甲賀忍者は悪の手先といった印象がある。
衣装に関しては伊賀は黒、甲賀は白のイメージがあるが定かでは無い。
また、忍者の里で行われていた真剣白刃取りショーは見ごたえがあった。