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千里浜なぎさドライブウエイ
北陸自動車道を能登半島に向かって順調に走る
目指すは石川県の観光地ナンバー1の千里浜街道だ。
無料になった「のと里山海道」の今浜ICで降り
荷物満載のバイクで恐る恐る走る。
車で走ったことはあるが二輪車では初体験だ。
予想以上に走りやすかったが写真を撮っている途中で
白く渇いた場所を走っていたバイクが砂に埋まり転倒
廻りの観光客が一斉に集まり助けるのは早かった。
道の駅「千里浜」
千里浜街道を楽しく無事に走り終えて
道の駅「千里浜」に寄った。
ここは二年前に出来たばかりだそうで
他府県ナンバーの車やバイクで満車だった。
千里浜砂像
店内は見て回っても面白みは無かったが
外では千里浜の砂で造った砂像が実によく出来ていた
自由参加なので子供たちが脇目を振らずに
熱心に砂遊びをしていた。
思わず数十年前を思い出したが
自分も昔は素直な子供だったに違いないと思った。(笑)
能登金剛
大島キャンプ場で受付を済まして
テントを張った後で能登金剛を見学した。
ゴールデンウィークと言うこともあり
駐車場も一杯でバイクさえ停める事に
苦労したのは言うまでもない。
巌門
十年前に来た時と何も変わり映えしないが
観光客の多さが段違いに多い。
海岸に降りた時に観光船が対面に現れたので
慌ててカメラを構えてベストショット。
ただ、残念なのは三脚を使って写真を撮っている時に
平気で前を横切るマナー違反が多くなったのは
時代を反映して情けなくなってきた。
能登二見
国道249号線から県道36号に入ると
能登二見の機具岩が拝見できる。
閉店している売店の近くに車は停める事が出来るが
メジャーな場所ではないのか観光客は少ない。
俺は、この手の場所が大好きだが
機具岩
機具岩(はたごいわ)と読む。
伊勢の夫婦岩と一緒でロープがかけてある
違いは穴が開いていている事かな
日本海の荒波で削られたのかもしれないが
説明は何も書いてない。
道の駅「とぎ海海道」
旅行初日の最終観光目的地である
世界一長いベンチがある道の駅「とぎ海海道」に寄った。
すでに車中泊らしい車が駐車場を占領していたが
まだ時間が早いので観光バスが停めれず苦労していた
一般の車と違って店舗から離れた駐車場の脇に
停めてあるのでそれとなく解る。
世界一長いベンチ
ここも前に来た時と一緒で何も変わってなくて
何百人も座れそうな世界一長いベンチに
数える位の観光客しかいなかった。
新しい何かを開発しないと
観光地としては廃れてしまいそうだ
きれいな海と海岸線が広がっているので
残念な気持ちになった。
道の駅「ころ柿の里しか」
大島キャンプ場に帰る前に
道の駅「ころ柿の里しか」で温泉に入った
五百円で入浴できるし露天風呂もあったが
入浴セットを忘れてきたのが悔やまれる
駐車場は一杯だが店内には観光客がいない
みんな風呂に入りに来ているのかな?
大島キャンプ場
コンビニでビールと食料を買って
大島キャンプ場に到着した。
すでに多くのキャンパーがいたので
温泉で持っていくのを忘れたパンツを
テントの中で着替えるのは
何となく透けて見えるようで恥ずかしい。
晩御飯
未だ陽が明るく夕日がまぶしかったが
何もすることが無いので晩御飯を食べる
キャンプ場とはいえ寝るだけなのでバーベキューではなく
コンビニで買った「からあげくん」とビールで乾杯。
先日、ローソンが宣伝していた令和の刻印を
わずかながら期待したが残念ながら外れた。
ただ、おまけの一個が付いて合計六個あった。
二日目(ヤセの断崖)
テントでは寝るのもトイレに行くにも辛いが
バイクの一人旅には欠かせない道具だ。
二日目の朝も早く鳥のさえずりと共に目が覚めた
テントを片付けるのも面倒なので
今夜もここで泊まることにして6時半に出発
ヤセの断崖の見学からスタートしたが
国道からの分岐に案内看板が無く通り過ぎてしまった。
義経の船隠し
本物の殺し合いの兄弟げんかの結果
兄、頼朝の追ってから逃れる義経と弁慶が
奥州に下る途中に海難事故から避ける為に
入江に48隻の船を隠した場所である。
ただ、最近は整備もされて無いようで
観光名所にはなり難いと思った。
トトロ岩
前回通った時には素通りしてしまった場所だ。
普通の岩を誰が考案したのか知らないが
人工の目(貝殻?)が造られていて
とても良く似ていて直ぐに解った。
場所は国道249号線沿いにあり
観光名所になっていた。
白米千枚田
千枚田には8時半ごろ到着した。
大人気観光地なので昨日は駐車場に入れない車で
国道が大渋滞して事故も起きていたそうだ。
昔は数台しか停めれなかったが
今は道の駅になって駐車場は50台程ある
※ただ、ここで車中泊しているのは大迷惑なので
早く移動するか他の場所でお願いしたい。
田植え前
今日も10時過ぎからはシャトルバスでしか
来れないみたいで、すでに駐車場は一杯だった。
棚田も田植え前だったので
カエルの合唱が聞こえてきてにぎやかだった。
また、夏のライトアップも見てみたいし
稲刈りの時期になったら再び来ようと思う。
塩田体験
輪島の塩は有名で国道沿いに数店舗あった。
いつの間にか塩の駅も出来ていて
塩田体験も出来るそうだが
時間が無いので塩つくりの説明だけ聞いた。
塩の駅
液体の塩を試食?させていただいたが
思ったより塩辛かった。
一通り聞いた後で売店にて塩の販売
固形の荒塩は甘さを感じたが
魚料理をしないので使い道がない
後ろ髪をひかれたが後にした。(嘘)
鯉のぼりフェステバル
途中で鯉のぼりの大群を発見。
大谷川鯉のぼりフェステバルを開催していたので
暇つぶしに少しの時間見学した。
この近辺のお祭りみたいだが目玉は他にない
おじさんの単独ツーリングではすぐ飽きた。
ゴジラ岩
出発する前から見たかったゴジラ岩に到着
見物しているライダーも時間差こそあるが
朝から一緒で、いつの間にか会話も弾む
ゴジラ岩も、もっと大きな岩だと想像していたが
意外と小さくて3メートルくらいかな?
ただ、全国にあるゴジラ岩の中で一番似ているかも
道の駅「狼煙」
能登半島最先端の道の駅「狼煙」の到着
名前は「のろし」だが命名が謎である
あまりの空きっ腹で臭いにつられて
「おからドーナッツ」を食べた。
味は普通だし値段が150円もするので
ぼろ儲けだと思うぞ〜
禄剛埼灯台
道の駅「狼煙」でボランティアの人が
禄剛埼灯台への行き方を案内していたので聞いた
両サイドから行けるが時間は7分と15分かかる
当然短い方を選んだが階段が続きフーフー
帰りは15分を選んだが大して変わらなかった。
空中展望台
ここも有名な場所なので観光客も多く
駐車場も満車でバイクを停めるにも苦労した。
能登半島で初めて商魂逞しさを感じた場所だった。
いきなり「いらっしゃい」と関西的なノリで
思わず後ずさりしたくなった。
展望台の下にはランプの宿で有名な旅館があり
高級そうな雰囲気を醸し出していた。
青の洞窟
世界には青の洞窟の名前の観光地は多くある。
中に入るとブルーライトで誤魔化しているので
値段に見合うものなのか解らない。
ここも空中展望台とセットで1500円するし
単独でも千円必要である。
気持ち的には二度と入りたくないのが本音かな
えんむすびーち
能登半島の先端まで行きUターン
午後二時に見附島に到着した。
予想では観光客で激込みと思っていたが
以外にも空いていた。
「えんむすびーち」にある幸福の鐘を鳴らすと
音量のでかさに思いっきり注目を浴びた。
見附島
能登半島の有名観光地ベスト5に入っている
見附島(通称軍艦島)までは
岩の歩道が出来ていて歩いて行ける。
この島がどのようにできたかは解らないが
カツラを被っているように見えるのは
俺だけか?(笑う)
見附島キャンプ場
最初の予定では見附島キャンプ場で
二日目を過ごす予定だったが
面倒くさがり屋の為に変更になった。
ただ、今後の為に見て回った結果
次に能登半島に来る時には
是非ここでキャンプをしたくなった。
恋路海岸
少し走ると恋路海岸がある。
云われは三角関係のもつれらしいが
一緒になれなかった恋人が
身を投げて自殺したと記されている
また、見附島が横から見えるが
何の特徴も無い島に見えてしまう。
ボラ待ちやぐら
最後は穴水町のボラ待ちやぐらを見学。
ボラは音に敏感で
静かに待たなければならないために
海底に張ったフクロ網を見張り
群れが網に入るとたぐり上げて獲るという
のんびりした手法だそうだ。
釣り人もいたが中々釣れないようだ
三日目(能登島ツインブリッジ)
三日目の朝も鳥のさえずりで5時には目が覚めた。
夜中は寒かったが天気も良くツーリング日和の
能登半島の観光が始まった。
静かにキャンプ道具を片付けて
能登島ツインブリッジの見学に向かった。
能登島大橋
両方の橋を比べてみれば
ツインブリッジより
能登島大橋デザインの方が素晴らしい
ただ、水族館しかない小さな島に
橋が二本も架かっていることの方が
不思議な気分だ。
七尾湾
七尾湾にある巨大なイカリのオブジェと
一緒に写真を撮りたくて寄った。
十五年前に来た時と何も変わって無かったが
ここであった犬連れの老夫婦の面白い出来事を
思い出して笑いが込み上げてきた。
富山県へ
能登半島付け根の富山県に入り
しばらくボーっと海を眺めながら休憩した。
道の駅「氷見」ではホタテの串焼きを注文した
外のベンチで美味そうに食べている時
売店のご主人にトンビが狙っているので
注意するよう指導を受けた
案の定、空を見上げたらトンビがいた。(怖)
道の駅「雨晴」
最初に来た時から随分日にちが経ったし
立派な道の駅が出来ていた。
その間に何度も来ようと思ったが
道が解らずパスしてしまった記憶がある
今回は二度も人に聞いて確認し
やっとの思いで到着した。
雨晴海岸
この景色が見たくて夢に出たくらいだ。
いつの間にか超有名になり
観光客も多くて写真を撮るのに苦労した。
駐車場も一杯で車で来た人は待たされていたが
バイクはすんなりと停める事が出来て助かった。
ただ、30分後に帰る時も同じ車が
まだ駐車待ちしていたのは気の毒だった。
高岡大仏
一度見たかった高岡大仏が帰り道にあった
GSスタンドで聞いた時は2km先を左折だったが
5kmくらい走ってやっと到着した。
想像では50メート以上あると思っていたが
意外と小さくてガッカリした。(笑)
今回の能登半島の旅もこれで終了
後は自宅まで安全に無事故で帰るだけだ。