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初日
家を午後7時に出発して中央自動車道を順調に走り
長野県のハイウェイオアシス小布施には
夜の10時30分に到着したが
車中泊している車が多くいたので安心した。
疲れを取る為?に
缶ビール(今回も相変わらず発泡酒だが)を三本ほど
ぐいっと飲みほして朝までぐっすり寝た。
道の駅
時間調整の為、道の駅「あらい」に移動した。
以前に良く滑った妙高高原のスキー場が見えたが
ゲレンデに雪が無いと何となくしまりが悪いと思うのは俺だけか
ここでフェリーの中で食べる朝食用のサンドイッチを造った。
旅行の時に造るご飯は自分の役目と決まっているが
腕の見せ所であり子供たちが美味しいと言ってくれるのは
たまらなく嬉しい。(お世辞では無い・・・と思う?)
春日山城跡
上越ICを降りた時に春日山城跡の看板が目に入った。
戦国武将の上杉謙信を説明しようと思ったが
子供たちは全く興味を示さない
城跡に到着しても誰も車から降りようとしないので
自分ひとりで写真を撮ったが虚しさが残った。
※ちなみに謙信像が向いている方向に川中島がある。
直江津港
9時30分発のフェリーなので時間がたっぷりとあった。
二週間前に予約した時にはガラガラだったが
知らない間に満車になっていて
キャンセル待ちのお客がたくさんいた。
佐渡汽船
直江津港に到着した時にはフェリーは着岸していたが
大きさは北海道行きの太平洋フェリー(16,000トン)や
新日本海フェリー(18,000トン)と比べると3分の1ほどだった。
客室等は同じ大きさの青函連絡フェリーとは
比べもにならないくらい綺麗な気がした。
さあ!出港
定刻通りにフェリーは出港し2時間40分の船旅だ。
船内を探検したが遊び場所は少なく眠るしかない
三十年程前に初めて佐渡に来た時に
航行中のフェリーに沿って
トビ魚が群れていたのを思い出した。
はるか遠い昔の話だ。
ようこそ佐渡へ
小木港に近づくとカモメが出迎えてくれた。
エサ「かっぱえびせん」を目当てに
寄って来ただけだが・・・
残念なことに出航したときに全部あげてしまった。
持ってないことを知ると寄ってこない
カモメは正直だ。(人間も一緒だが)
上陸
到着した後は時計回りに観光することにした。
真っ先に向かったのが小木海岸だ。
狭い道をしばらく走ると
海の底まで透き通って見える海岸に出た。
手前にはモダンな橋が架かっていて
駐車場も整備されていた
看板を見ると深浦駐車場と記してあった。
小木半島
相川方面に向かうために国道350号に出る事にしたが
戻るのも億劫なのでナビを確認すると道らしきがあったので
このまま山道を抜けることにした。
道路は舗装されていたが、すれ違いにも困難な道が続いていて
とても人が通るような場所では無いが
途中に面白い看板を見つけたので記念写真を撮った。
この先にも色々な面白い看板が目についたが
シャレっ気があって面白い。
尖閣湾クルーズ
尖閣湾の海底観光船に乗船した。
前に乗った時には魚がエ付けしてあるかと思うくらい
たくさん泳いでいたが今回は全くいなかった。
窓口で乗船券を買う時には何も言わなかったが
船に乗ってからガイドが魚は見えないかもしれないと言っていた。
この手の観光船に乗るといつも騙されたと思う・・・
弥彦米山国定公園
到着したのが午後三時を過ぎていたので
逆光になり良い写真は撮れなかった。
大野亀は正式名称は島だが
陸続きのため登ることが出来る
二ツ亀
二ツ亀島は本当の島である。
真正面から見ると一つの島に見えるが
斜めから見ると景観豊かな二つの島に見える
※潮が引くと渡れるかもしれないが?
温泉
風呂は道の駅近くの
地域交流センター新穂潟上温泉で入った。
大人350円&子供150円と安かったが
さぎの湯は湯温が46度と高くて
湯舟に浸かる事が出来なかった。
※お願い、夏は温度下げて頂戴!!
宿泊場所
宿泊予定の道の駅「芸能とトキの里」に到着したが
ネットで調べていたのと違って誰も居なくて不安だった。
他に行くところも無かったので意を決して食事の支度をした。
車中泊恒例の名古屋名物「素がきや味噌煮込みうどん」を作り
ビールを飲みながら至福の時を過ごした。
しばらくすると数台の車中泊族が来たので安心して
ホテル・アルファードに入って寝た。
二日目
寝る時には星が出ていたが夜中に雨が降って来た。
朝起きると夜遅く来たのか多くの車中泊族が停まっていた。
曇っていたが7時頃には晴れ間も見えてきて天気も良くなってきそうだ
子供たちがトリックを使い写真を撮っていた(手乗りうし)が
想像力が出てきて成長がとても楽しみである。
出発前に「セーブオン」と云う
我が地方には無いコンビニで朝食を仕入れて
今日の目的地の佐渡金山に向かった。
佐渡金山
佐渡金山にはAM8時30分頃に到着した。
着いたのが早かったのか従業員が掃除をしていたが
オープンしていたので宗太夫杭コースを見学した。
宗太夫杭コース
宗太夫杭コースを降りて行くと
一気に涼しくなり半袖では寒いくらいだ。
いつも思うことだが
真ん中の写真の一番手前のからくり人形が
物まねタレントの「清水アキラ」に見えてしまうのには
笑ってしまう。
道遊の割戸
宗太夫杭コースの出口には金塊に触れる場所があるが
腕が太い人は触ることも出来ない。
岐阜県の飛騨大鍾乳洞にもあったが盗難にあってしまった。
(犯人は逮捕されて戻ってきた金塊が展示されている)
道遊の割戸を見るのは金山茶屋がある第三駐車場がベストである。
佐渡スカイラインも走ろうと思ったが
曇っていて景色が堪能出来ないと思いあきらめた。
七浦海岸
佐渡ヶ島を観光して思ったことだが、お寺が多いのには驚いた
寺巡りは全く興味が無いので他に見学するところが無くなってきた。
佐渡金山を出た所で七浦海岸の看板を見つけたので暇つぶしに寄ってみた。
夫婦岩なるものがあったが
どこの夫婦岩にも張ってあるロープ等は無かった
また、どちらの岩も婦に見えてしまうのは俺だけか?(笑)
真野御陵
佐渡ヶ島に入った時からあちこちに看板等があり
何のことか解らなかったので気になっていたが
他に見学すると頃が無いので行ってみた。
駐車場に着くと真っ赤な石が飾ってあり
最初は何じゃいと思ったが
佐渡名物の鉄石英を含む赤玉石と言うそうだ。
順徳天皇火葬塚
順徳上皇が「承久の変」へ配流され22年の在島の末
帰京の望みも絶え絶食のはてに1242年9月12日に46歳で自殺し
翌日火葬されされた後に松と桜を植え目印としたのが
この火葬塚「真野御陵」である。と案内の人が説明されていた。
正式には順徳天皇火葬塚だが
御陵と同等の扱いで宮内庁で管理している。
小木港
一度も乗った事が無かった「たらい舟」に乗った。
最後には、かじ取りもさせてくれるが
案の定、くるくる回転しているだけで前に進まなかった。
偶然にもイモトアヤコが
佐渡海峡をたらい舟で横断する冒険をしていたが
後でテレビを見ると途中でリタイヤしたそうだ。
宿根木海岸
三日間の予定で佐渡を観光する予定だったが天気も悪そうなので
急遽フェリーを変更して志賀高原を観光することにした。
出港まで時間があったので宿根木海岸の古い町並みを散策した
宿根木郵便局には昔の丸い郵便ポストが設置されていたので
珍しくて写真を撮った。
海岸には「船つなぎ石」というコンクリートの塊があったが
1802年におきた地震で海岸が1メートル程隆起した為
この港には千石船も入らなくなったそうだ。
こがね丸
直江津から来たフェリーが着岸するのを待って写真を撮った
フェリーから下船してくる車両は少なかったが
下から見上げると船は大きかった。
太平洋フェリー等と比べる半分以下だが
やっぱりでかかった。
さぁ!本土へ
今度は何時来るか解らないので小木港の廻りを散策したが
ダジャレ看板の横に警察署があったのには笑えた。
帰りのフェリーの予約も変更出来たし
車は預けてしまったので温泉に入った後で
ビールを飲んで酔っぱらってしまった。
三日目
昨日の夜は上信越道の「あらいPA」で寝た。
道の駅と併設されているが意外と静かでぐっすり寝れた。
朝起きると雨が降っていて今後の予定をどうするか迷ったが
晴れてくる事を期待して志賀高原に向かった。
道の駅「北信州やまのうち」で朝食を取りながら時間調整をしたので
AM9時に横手山に着いた時には太陽が顔を出してきた。
志賀高原
横手山山頂に登ると
気温12度と肌寒く標高の高さを実感した。
普段の心がけが良いのか?
素晴らしい景色に出会えたので
思わず「来てよかったぁ〜」と感動している自分がいた。
前回来た時は子供達も小さくて記憶が無いそうだが
今日の出来事は覚えていることだろう。
(たぶん??)
熊の湯
熊の湯方面に降りて行くと車が3台程停まっていたので
野次馬根性を出して寄ったところ「ほたる温泉」と書いてあった
熊の湯のホテルに温泉を送る源泉であった。
近くに寄るには危険なので離れて見ていたが
思わず設備が壊れて爆発したら蒸気で大やけどだと
いらぬ心配をしてしまった。
一ノ瀬
横手山から降り蓮池の三叉路を右折して一ノ瀬方面に向かった。
冬のスキー時期になれば大変混雑する場所だが
今日は人が少なくて、時々年配の方に出会うだけだった。
奥志賀林道を走り野沢温泉に行こうと思ったが
時間が無かったのであきらめて
地獄谷温泉の野猿公苑に向かった。
地獄谷噴泉
渋温泉から地獄谷温泉の有料駐車場までは
すれ違い困難な山道が続き
温泉までは、さらに徒歩で15分と書いてある。
しか〜し、地獄谷とは良く言ったもので階段ばかりなのだ。
後5分の看板からは健康な人が早足で歩いての事だと思う?
途中にあった噴泉で一休み(ハァ〜くたびれた)
また、無料の駐車場からはここまで30分と書いてあったが・・・
本当かどうか私は知らない。
野猿公苑
噴泉のところから上を見上げると
とどめの階段が待っていた。(疲&疲)
猿みたいにひょいひょいと登れないのが辛い。
やっとの思いで到着したが猿と「にらめっこ」をしてはならないと
看板に注意書きしてあったので忠実に守り無視して歩いた。
いい湯だな♪♪
毎年冬になると東海地方では
温泉に浸かっている猿がテレビで放送されるが
雪降る中でここまでたどり着くには大変だと思う。
今回の旅はこれで終わったが
最後にここに来たことは失敗した
しかも帰りの大渋滞にはまり
疲労困憊した最終日であった。