|
|
黒田ダム
出発して1時間程走った稲武町の手前で
5メートル程の大きな酒びんのモニュメントがあった
関谷醸造という酒蔵だが珍しいので記念に写真を撮った。
ふと横を見ると黒田ダムの看板が目に入った
暇はあるし、急ぐ旅でも無いので少しだけ見学
有名なダムと違うのでこんなものかな・・・
うるぎ村
長野県に入り狭い国道418号をゆっくりと走り
対向車と出会わないように願いながら「うるぎ村」に入った。
国道沿いに展望台があったので景色を眺めたが
残念ながら予報通り午前の速い時間帯は雲が多くて
素晴らしい南アルプスの景色とは出会えなかった。
道の駅
何時まで続く狭い酷道?418号かなと思っていたら
綺麗に舗装された片側一車線の場所に出たところで
道の駅「信州新野千石平」があった
緊張していた視神経を休める為に休憩タイム
売店も充実していたのでお土産を買い入れた。が・・・
車に戻ると車内はムンムンで結構熱かった。
家に帰るまでに腐ってしまうかも(泣く)
モニュメント
このモニュメントは五穀豊穣を司る神様の「幸法」である
読み方は(さいほう)で新野の雪まつりに登場する
最も位の高い神様だそうだ。
「当地を訪れる皆様の旅の安全と御多幸をお祈りしております。」と
書いてあったので(ありがたや、ありがたや)と
心の中で手を合わせて感謝したのは言うまでも無い。
かつら大滝
しばらく走ると国道418号は
舗装はされているが、すれ違い困難な酷道になったり
片側一車線の素晴らしい国道になったりして
ドライブしていて少し楽しかった。(ほんまかいな?)
偶然にも道路沿いに滝があったので写真を撮った
大滝とは言えないような小さな滝だったが
この場所は国道だったので駐車も出来て有難かった。
道の駅「遠山郷」
最初の目的地である道の駅「遠山郷」に到着した。
家を出てから4時間もかかったが
空を見れば雲ひとつ無い快晴になっていた。
観光ガイドセンターで説明を聞き案内図を頂いたおかげで
国道152号の通行止めの道路を通らずに済んだ。
下栗の里
再び国道152号から離れ狭い林道赤石線を走り
観光センターで教えてもらった下栗の里に到着した。
メインの駐車場が満車の為に第2駐車場に案内されたが
これが幸いだったとは後で気づいた。
天空の里を眺めるために展望台へ行くのに
きつい登り坂を歩かなければならないのだが
下から歩いてきた人達は第2駐車場まで来るだけで
息切れして心臓がバクバクいっていたそうだ。
天空の里
人が一人通れるくらいの山の中を歩くこと15分
待望の展望デッキが見えてきた。
すれ違う観光客は多かったが展望台には
数名がいるだけで素晴らしい景色を堪能できた
山の中の集落が段々畑のようになっているので
凄くビューティフルで息せき切らして来たかいがあった。
しらびそ高原
一度は来たかった「しらびそ高原」に到着した時に
腹の虫が鳴っていたので時計を見ると12時を過ぎていた。
駐車場は満車だったが何とか停めることが出来たので
途中のコンビニで仕入れた弁当を食べながら
やっと着いたぞ〜と小さな声でつぶやいた。
南アルプス
駐車場から少し歩いた展望台からは
静岡方面の聖岳や赤岳の南アルプスが一望できたが
山の頂には雪が少なかったので少々がっかりした。
雪がもっと被っていたら雰囲気が違ったかも・・・
北アルプスとの違いが良く分かった。
長野方面
展望台から下りて長野県方面の景色を見学した。
こちら側は遠くに北アルプスが見えるが
小さな写真では解らないかもしれないのが残念だ。
カメラを通した500ミリの望遠レンズからは
駒ケ岳や噴煙をあげている木曽の御岳山は良く見えたが
去年の噴火で大きな被害が出たことを思いだした。
しらびそ峠
駐車場から少し下りた所に「しらびそ峠」の看板がある
3台ほどの車しか停めることしか出来ないが
記念写真を撮るには良い場所だと思う
景色は、しらびそ高原で散々見てきたので
変わり映えしないがインターネット上では
ここからの写真が多く投稿されている。
高遠城址公園
当初の目的は果たしたので今後の予定を考えた。
日程もまだ一日半も残っている
どうやって時間をつぶそうか退屈だったので
とりあえず国道152号を北に向かって走った。
心に浮かんだのが桜で有名な高遠城址公園である
これで初日の日程が終了するはず・・・
高遠城の戦い
武田信玄亡きあとの五男(仁科五郎盛信)が
わずか三千人の兵士を伴って織田信長と戦ったが
あっという間に滅ぼされたと記してあった。
ここは桜の時期は多くの観光客で賑合うが
新緑になった場内は閑散としていた
あぁ!!時間がつぶれないよ〜(暇&暇)
諏訪湖SA
気ままな旅なので明日の予定は何も組んでない
蓼科方面を観光しながらビーナスラインをドライブするか
それとも上高地を散策するか迷ったが
結局二日目は上高地に決めた。
高速に乗り諏訪湖SAで少し休憩してから
宿泊予定の「みどり湖パーキング」に向かった。
車中泊仕様
後席シートを倒しイレクターパイプを組み立て
カーペットを巻いたコンパネをかぶせ
マットレスを敷くと「230センチ×140センチ」の
フル・フラットのベッドが出来あがった。
途中のスーパーで買った
ギョーザとビール(今日は一番搾り)で
腹ごしらえをして眠りに着いた。
二日目
朝早く目が覚めると駐車場は空いていたが
夜通しトラックの通行音がして眠りが浅かった。
駐車場を拝借しているので贅沢は言えないが
もっと通行量の少ない道の駅にすれば良かった。
ただ、早朝から雲ひとつない快晴の為に
みどり湖PAからの景色は最高だった。
沢渡駐車場
松本ICで降りて国道158号を上高地に向かって走り
沢渡(さわんど)駐車場(料金600円)には6時半に到着した。
外に出ると肌寒く最低気温4度だったが
駐車場の係の人が昼には25度になるといった
上高地はマイカー規制で車両進入禁止の為に
往復のバス代(2,050円)を払いシャトルバスを待った。
大正池
上高地の見学は大正池でバスを降りて
バスターミナル方面に歩いて行くのがベストである
バスに乗ったのはゴールデンウィーク最終日だし
朝早かったので客は3人しかいなかった。(ラッキー)
大正池からかっぱ橋までは1時間少々かかるが
今日は朝7時から始まったので時間がたっぷりあり
写真をバシャバシャと撮りゆっくりと散策した。
焼岳
焼岳(やけだけ)は飛騨山脈の主稜線上にあり
長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mで
北アルプス唯一の活火山である
※岐阜県側からは別名で硫黄岳とも云われていた。
望遠で撮ると山頂は何も無く焼けているのが良く分かる
梓川の川面に映った逆さ焼岳の写真は最高だ。
思わず来て良かった〜(織田祐二風に)
梓川
大正池から河童橋までは2.5キロ程あり
梓川沿いを景色を堪能しながらゆっくりと歩く
その為に天気が悪いと上高地の魅力は半減する
今回で5回目だが今日は雲も無く快晴で
朝早かった為に観光客も少なく
素晴らしい景色と出会えた。
散策路
川沿いを歩いたりクマザサが茂った散策路を歩き
マイナスイオンたっぷりの空気を吸い榮気を養う
山道ではクマに注意の看板があり
熊よけの鈴を付けた人と時たま出会った。
散策路にあった枯木などを見ると
動物の顔に見えてくるのは俺だけか?
田代池と湿原
散策路を1キロ程歩くとT地路に突き当たり
正面には田代池の奥に穂高連峰がドカーンと現れる。
残念なことに大雨によって大量の土砂が流れ込んだ結果
大正4年(1,915年)に最深5メートルあった池の大部分が
水草などが枯れて積もり湿原化してしまった。
ただ、オープンデッキになっているので
記念写真を撮るには持って来いの場所だ。
野生の猿
熊と遭遇したら恐くて死んだふり??するが
野生の猿と出会っても微笑ましく感じる
以前来た時に眼と眼が合ったら威嚇されたので
今回は軽く写真を撮っただけでスル―した。
※猿は目が合うとケンカ売っとんのかと思うらしい
温泉ホテル
河童橋までの中間地点の田代橋の上流左岸には
上高地温泉ホテル(茶色)と
上高地ルミエスタホテル(白)があり
自然とマッチしている外観で絵になる。
両ホテルとも一度は泊まってみたい気がするが
値段が高そうな雰囲気で自分には無理だ?と思う
宝くじが当たらんかな〜
神高地バスターミナル
神高地バスターミナルに着いたのは
散策を始めてから1時間30分後の8時半だった
この時点ではガラガラのターミナルだったが
往復で6キロある明神池を観光して帰ってきた
3時間後のバスターミナルは
予想通り「人・ヒト・ひと」で一杯だった。
河童橋
上高地の写真撮影でベストポイントと言われる河童橋に着いた。
子供達を連れてきた過去4回はここで見学は終わったが
雪が残る穂高連峰が今日も俺を迎えてくれた
ただ、人気スポットだけに早朝で観光客が少なくても
思い出に残る記念写真を撮るのに苦労した。
お互いカメラを持っているのに
平気で前を横切る神経は理解できない。<`ヘ´>
穂高連峰
河童橋を過ぎた場所から見る穂高連峰は最高だ。
雲ひとつない快晴の中でしばらく眺めていたが
頭をよぎったのが山男(女)達は
良くもあんな場所まで登るもんだなと感心した。
ヘリコプターで連れて行ってくれん限り
俺には絶対無理だと思った。
いざ!明神池へ
今日はさらに3キロ程上流の明神池まで行く予定だが
結構足にきているので体力は持つかな?と心配だ。
河童橋を過ぎてからは上り坂もきつく感じてきたし
明神池へ行かれる観光客も少なくなってきた。
キャンプ場には多くのキャンパーがいたが
多いとうっとしいが少ないと不安がよぎる。
俺って我がままでしょ!
到着
目的地には1時間以上かかって到着した。ヽ(^o^)丿
舗装されていないデコボコ道を
5,000m以上も歩いたのは何年ぶりか?
未だ見たことが無い明神池があるから我慢してきたのだ。
でもまだ帰りが待っているぞ〜(ひぇ〜)
明神橋
河童橋には多くの観光客がいて写真を撮るのに苦労したが
明神橋に着いた時には人の少なさに拍子抜けした
確かにここまで来るには体力に自信があるか?
山登りが目当ての人か?
それともよほどの暇人(俺のこと)か?
ただ、朝早いから少なかったかもしれないが・・・
穂高神社奥宮
明神橋を渡って梓川の対岸を少し歩き
菊の御紋の鳥居をくぐると
パワースポットがある言われる穂高神社奥宮がある
御祭神は穂高見命で日本アルプスの総鎮守
海陸交通守護の神です。
嶺宮は北アルプスの主峰奥穂高岳の頂上に祀られている。
※嶺宮の写真はHPより拝借
明神一之池
強い霊気、パワーの源といわれ
いたる所にパワースポットがある明神池に
拝観料300円也を奉納して見学した
上高地に数ある池と変わり映えしないと思うが
「神降池(かみこうち)で願いがかなう明神の祈り」
なので有料なのかな?。
明神二之池
明神二之池に足を踏み入れた瞬間に
自分なりの感想ではあるが
一之池に比べて風情がありパワースポットを感じた
この先何か幸運が訪れるような気がしたが
帰ってきてから数日経つのにその兆候は全く無い!(残念)
楽しみにして今後を見守って行きたい。
梓川右岸
帰りは少し遠回りになるが梓川右岸(3,000m以上?)で
上高地バスターミナルまで帰ってきた。
名残惜しそうに途中で振り返りながら散策したが
何故か警察の護送車が明神池の方へ走って行った。
♪何でだろう〜♪なんでだろう〜♪♪
帰りのバスターミナル
ふ〜ふ〜言って足がつりそうになりながらも
上高地バスターミナルまで帰ってきた。
帰りのバスに乗って入念にストレッチをしたおかげで
ふくらはぎの痛さが取れた。
今回の上高地の見学は大正池から明神池までの
8キロm以上で5時間程かかった
次は景色が変わる紅葉の時期に来たい思う
飛騨大鍾乳洞
久しぶりに岐阜県丹生川村の飛騨大鍾乳洞にきた。
国道158号線沿いには大きな看板が所々にかかっており
黙っていても目に飛び込んできた。
12年ぶりなので駐車場が無料だったが覚えてないが
入場料は1,000円と値段が上がっていた。
前回と違って入口の前に大きな鍋が飾ってあったが
説明も無いので全く意図が解らない?。
鍾乳洞
入場口が前に来た時と違っていた。
前回は先に鍾乳洞から入ったが
今日は大橋コレクションからに変更されていた
盗まれた金塊が飾ってあっので写真を撮りたかったが
残念なことにコレクション館は撮影禁止だった。
鍾乳洞に入ると過去の記憶がよみがえってきたが
以前はもっと照明のカラーが派手だったような気がした。
洞祖神
鍾乳洞の入口からしばらくは斜面がなだらかだが
奥に進むにつれて通路が狭くなってきて
天井の高さが低い場所もあるので頭上に注意が必要だ。
奥に行くにつれ階段の斜度も急になり
手すりを使わないと登ることもできなくなってくる。
最後にはお馴染みの洞祖神が飾ってあり
笑いながら子宝祈願にと撫でていた。
羨ましいくらいの大きさだった(ハハハ)
七福神
屋外には七福神の石像が飾ってあった
高さは2mほどの大きさで
ここでも御利益があることをお願いした。
恵比寿様:イザナミノミコトの第3子ともいい
大黒生命の御子とも伝えられています。
清謙、漁業、商売繁盛の神様といわれ
えびす顔といわれるように尊顔です。
七福神(其のU)
大黒天:印度の神様で裕福を示し福徳、財宝、開戦の神様で
二俵の米俵に立ち、糧食を司る神様。
寿老人:長寿の神様で老子の化身の神様ともいわれています。
長寿、富財、与宝、諸病平癒の神様でもあります。
弁財天:七福神の中で唯一の女神です
愛敬を示し、音楽、弁舌才智、水の神、
術の神として古来日本では市来姫と
同一神として信仰されています。
七福神(其のV)
福禄寿:中国の神様で人々というより中国道教の
理想である幸福、俸禄意味を持ち南極老人星の
化現として現れた大望、長命の神様と言われています
毘沙門天:印度の神様で多聞天とも言われ仏教四天王の一人です。
左手の塔は八万四千の法蔵十二部経の分義と具し、右手の宝俸は
悪霊を退散させ財宝をさずけるといわれています。
布袋和尚:中国五代聖人の一人で弥靭菩薩(みろくぼさつ)の化身ともいわれ
富貴繁栄を現し、堪忍と和合をおしえてくれる神様です。
終了
今回の短いゴールデンウィークの旅も帰る時間が来た。
自由気ままの旅で最後まで何処に行くか迷ったが
幸いにも無風快晴の青空のなかで梓川の川面に映る
逆さ焼岳が見えた時には感動した。
信州から岐阜県へと廻った距離は580kmと少なかったが
知識を得る旅は本当に良いものだとつくづく思った。