東北
ようこそ!ぐるり東北の旅へ

07年8月


平成3年に北海道を一周した帰りに東北を観光しながら帰ってきたが
今回は「津軽海峡夏景色?」をメインに九日間をかけて観光することにした。
旅行に行く時は何時もの事だが仕事を定時に終え超特急で帰宅して
荷物を車に詰め込み後、夜11時頃に名古屋ICから高速に乗った。
車は順調に流れていたが日付が変わった頃に眠気が襲ってきたので
急遽、駒ヶ根サービスエリアに入ったところ仮眠している人が多く
満車の為に車を停める場所を見つけるのに苦労した。(疲れ&眠い)







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初日

道の駅 鏡ヶ池

上信越自動車道で豊田飯山ICまで走り
R117号とR252号で福島まで行く強行軍である
仕事熱心な国家公務員に気を付けながら
最初の休憩地の道の駅「入り広瀬」に到着した
しかし鏡ヶ池とは良く言ったもので
湖面にはくっきりと青空が映っていた。


豪雪地帯

六十里越峠記念碑 スノーシェード

国道252号線を走行していて
つくづく思うのはスノーシェードの多さや
道の両サイドに設置してある赤白のポールが
とんでもない高さにあることに驚いた。
ここまで雪が積もるなんて
遊びに来るには良いが
生活するには大変だなぁ〜と思った。


奥只見

奥会図 奥只見 田子倉ダム

AM11時に観光地?奥只見田子倉ダムに到着した。
ダムから下を覗くとちびりそうになったが
素晴らしい景色を堪能出来た。
昼ごはんを食べるため近くの公園に入った時に
アブ(ぶよ?)の集中攻撃を受けたが
窓を閉めていたので刺されずに済んだ。


白虎隊記念館

自刃の地 飯森山 白虎隊記念館

予想以上に早く会津若松に到着したので
さっそく前回見学して良かった白虎隊記念館に向った。
子供たちは前に来た時のことは
小さかったので全く覚えて無いが
ガイドが団体客に白虎隊の行動を説明していたので
後に付いて一緒に聞いた。


道の駅

喜多の郷 チョッと一杯

午後5時頃に「道の駅 喜多の郷」に到着。
道の駅ガイドで調べていたとおり
車中泊らしき車がたくさん停まっていた。
ただ福島は涼しいと思っていたが
夜になっても気温が下がらず想像以上に暑かった。


温泉施設

ホテル・アルファード 車中泊の車 蔵の湯

道の駅に併設されている「蔵の湯」で体をほぐした後で
自分の仕事と決められている晩御飯の焼きそばをつくり
出来上がった焼きそばでビールを一気に飲む
(本当は発泡酒だが・・・)
あぁ!なんと美味いのだろうと幸福感に浸り
酔っぱらったところで早くも寝た。


二日目

道の駅「田沢」 山形名産図?

朝5時頃に目が覚めた時
多くの人が出発の用意をしていた
一般に迷惑をかけてはいけないので
自分達も蔵王に向けて出発した。
が・・・米沢の道の駅で早くも休憩
なんだか道の駅巡りをしているような


蔵王エコーライン

蔵王エコーライン 蔵王エコーライン

蔵王までの道路は空いていて走りやすく
信号もないので、ついついスピードが出てしまう
この道を交通規則の50キロで走るのは難しく
国家公務員の罠に、はまらないように注意して走った。
蔵王エコーラインの入り口のコンビニで
食料と氷を買い込み蔵王名物「お釜」を目指した。


蔵王

ランチタイム 大混雑のリフト乗り場

少し早かったがランチタイムを取った。
キュウリやトマトをかじりながら
インスタントラーメンを食べたがこれがまた美味いのだ。
※ワイルドだろ〜
お釜へは手前からリフトで登るか
蔵王ハイラインで行くか悩んだが
有料道路で上の駐車場まで行き歩いてお釜へ行くことにした。


お釜

刈田岳山頂 お釜 エメラルドグリーン

お釜の廻りは観光客が多かったので
刈田岳の看板のあるところまで登ってみた。
景色も良くお釜の色が刻々と変わるので
しばらく眺めていた。
その時お尻に痛みがはしったので
確認するとアブに刺されたようだ。
薬を持ってなかったのでしばらく痛かった。
(今回の旅行で合計7回も刺された)


天童市

オルゴール博物館 展示品 展示品

将棋の駒で有名な天童市へ向かい
オルゴール博物館に寄った。
子供たちには良かったみたいだが
自分は「?」だったので入場料が高く感じた。
椅子に座り休んでいたら眠気がおそってきたので
車に戻り少し寝た。


道の駅(宿泊場所)

道の駅 にしかわ 晩ごはん

山のほうへ向かい「道の駅 にしかわ」を見つけた
温泉施設が併設されていたので今夜の宿泊場所に決めた。
今晩もノルマの焼きそばをつくり家族でワイワイやりながら
ビールを飲み至福のひと時をすごした後に酔っぱらって寝た。
朝起きると車中泊している車がたくさんいて
ちょっとしたブームを感じた。


三日目

月山湖 噴水

道の駅「にしかわ」を出ると
すぐに日本一の噴水?の看板を見つけたので
月山湖の駐車場に止めて見学
噴水が始まるまで時間があったが
待っている価値があり結構高く上がるものだと感心した。
東北三大霊場の湯殿山に行こうとドライブウェイに入ったが
通行止めのため見学出来なかった。


秋田

日本海 道の駅 象潟 道の駅 象潟

道の駅「象潟」に到着
難しい漢字だが「ひさかた」とルビがふってあった。
日本海に面していて水平線に沈む夕日は
実にロマンチックである・・・
と書いてあった。
入浴はしなかったが温泉施設もあるので
車中泊には良いかも。


白瀬南極記念館

白瀬南極記念館 テント活動 雪上車

国道7号を走っている時に
白瀬南極探検隊記念館を見つけたので入館した。
観光客は我々だけだったが
冒険好きには見学の価値は充分ある
秋田に来たときには
ぜひお勧めしたいスポットである。


なまはげライン

後ろ姿 10m以上かな 巨大ななまはげ

秋田自動車道を昭和男鹿半島ICで降りて
八郎潟を横目に「真山なまはげ伝承館」に向かう
国道を走っている時に
巨大な「なまはげ」を見つけたので立ち寄った。
記念写真を撮るに良い場所であるが
夕方は逆光になるので早めに撮った方が良い。


男鹿のなまはげ館

なまはげ館前 伝承館 泣きべそ

なまはげ館は以前来た時に見学したので
今回はパスしても良かったが
トータルの見学料金はあまり変わら無いので
結局こちらも見学した。
子供達も記憶が読み返ってきたのか
「泣きべそ」かきながら
いやいや館内に向かった。(ハハハ)


なまはげショー

なまはげショー なまはげショー

ツアーの団体客が多くて
なまはげショーを見るのに一時間ほど待った
子供たちは前回見たショーがよほど恐かったのか
始まる前から下をむいて全く見ようとしない(笑い)
可愛いもんだ。


寒風山

寒風山 寒風山頂上 楽しそうだなぁ〜

全山芝生で出来た寒風山をドライブした。
山頂の回転展望台からは360度のパノラマを堪能でき
東に八郎潟干拓地、南に日本海さらに鳥海の秀麗を望める
西から北にかけては入道崎に至る北磯海岸線が一望出来て素晴らしい。
また、ここはスカイダイビングのメッカであり
恐いと思うが気持ち良さそうに飛んでいるのを見ると
自分も挑戦してみたい気分になってくる。


宿泊場所

道の駅五城目 道の駅てんのう

寒風山から車で20分程の道の駅「てんのう」で温泉に入った。
ここを今晩の宿泊場所にしようと思ったが騒がしかったので
少し離れた道の駅「五城目」に移動した。
到着した時には人が少なくとても静かだったが
夜になるとグォ〜グォ〜と殿様カエルの鳴き声がうるさかった。
朝起きると駐車場の横が沼になっていたので納得した。


四日目

ねぶたの山車 ねぶたの山車 ねぶたの里

ねぶたの里に行くためナビを設定した。
指示にしたがって走っていたが森の中に案内され
行き止まりになってしまったので
迂回して駐車場に到着した。
(ちなみにパナソニックの最新のナビだが・・)
年代物の山車を見学した後
ねぶた祭りの体験ショーにも参加して
楽しい時間をすごした。


弘前のねぷた

 ねぷたの山車 ねぷたの山車 ねぷた村

弘前市に到着すると
ねぷた村?があったので入村した。
ここで初めて「ねぶた」と「ねぷた」があることや
山車の形が違う事を知った。
また津軽三味線の演奏もあったが
聴いていても興味が湧いてこなかった。


鰺ヶ沢街道

岩木山 露店 美味かったぞ〜

ねぷた村から見えた岩城山が綺麗だったので
鯵ヶ沢街道をドライブして
(トウモロコシの販売所が多かった)
日本海側の道で津軽半島に行くことにした。
トウモロコシを宅配便で家に送ったが
帰った時には全部食べられていた
(残ね〜ん)


十三湖高原

展望台&滑り台 十三湖高原 十三湖高原

道の駅「十三湖高原」に立ち寄った。
駐車場が大きくなかったので停めるのに苦労したが
肝心の十三湖は何処からも見えなかった。
子供達は滑り台を見つけて滑り始めたが
見ている方はたいくつでしょうがない
何もここまできて滑らなくてもいいのにと
心の中でつぶやいている親父がいた。


竜飛岬

道の駅みんまや 道の駅みんまや 天皇陛下来訪記念碑

自宅を出発して長かったのか短かったのか解らないが
四日目の午後5時に津軽半島の道の駅「みんまや」に到着。
「たっぴ海底駅」まで行こうと思ったが
残念ながらタイムアップのため見学出来なかった。
しかし海峡の下にトンネルを掘り列車が往来していると思うと
人間の技術力には感心する。


津軽半島

沈む夕日 沈む夕日 駐車場から

国道339号の景色が良かった駐車場に戻り
日本海に沈む夕陽を眺めながら晩御飯のまわしを始めた。
夕日がきれいで思わずシャッターを押したが
写真の出来には大満足である。
晩御飯に日清のインスタント焼そばを作って
ビールとジュースで乾杯した後で寝ようと思ったが
夜になり誰もいなくなったので道の駅「みんまや」に戻った。


五日目

竜飛岬駐車場 歌碑 北海道が見える?

夜中に「しし座流星群」を見ようと思ったが
目が覚めた時には明るくなっていて
残念ながら見る事が出来なかった。
竜飛岬の駐車場の前には石川さゆりの歌碑があり
なぜか二番から始まるが・・・
「あぁ〜♪♪」と津軽半島冬景色を一緒に口ずさんだ。


階段国道

階段国道 スタート地点 階段国道

うわさで聞いていた通り
竜飛岬から先の国道339号は階段だった。
車は通行出来ないので
下まで歩いて行くのに結構時間がかかる
全長338.2mと長くは無いが
帰りの登りを考えると下まで行きたくなかった。
(ハァハァ)


津軽線

津軽海峡線 田園風景

津軽半島から下北半島にフェリーで渡る予定だったが
乗り場が解らず通り過ぎてしまったので
国道4号で行く事にした。
途中には我が地方では想像できないくらいの
田園風景が広がっており思わず田植えや稲刈りが
大変だなぁ〜と想像してしまった。


青森港

青函連絡船八甲田丸 青森港

道の駅「浅虫」を過ぎたあたりから大渋滞で全く進まず仕方なく青森市に戻った。
街の中を観光するのはあまり好きではないので
青森港に停泊している青函連絡船の八甲田丸をバックに写真を撮るくらいで
十和田湖に向けて出発した。
旅行終了後にテレビで青森県の観光番組を放送していたが
恐山や仏ヶ浦を中心にした番組であり下北半島に行かなかった事を後悔した。


ゴールドライン

岩木山が見える? 八甲田除雪隊の石碑 岩木山展望所

青森市内から八甲田方面に向かう国道103号を
十和田ゴールドラインと呼ぶそうだ。
途中には岩木山展望所があり
八甲田除雪隊の石碑がある
ただ廻りは犬?のフンだらけであったが


八甲田山

雪中訓練遭難者銅像 雪中訓練の地 雪中訓練の地

国道から県道40号の方へ行くと
(道路はこちらの方が綺麗だった)
映画「八甲田山」のモデルになった
雪中行事遭難者銅像がある。
売店の隣には八甲田山の
資料館(有料)が併設されていて
映画を放送していたので少しだけ見た。


酸ヶ湯温泉

酸ヶ湯温泉 温泉入口 千人風呂

国道沿いに有名な酸ヶ湯温泉を見つけた。
テレビで何度も放送されていたので良く知っており
話題の千人風呂(混浴)に入りたかったが
満員?のため一般の風呂に入った
温泉は酸性がとても強く肌がヒリヒリしたが
良い記念になった。


道の駅

青森県観光マップ 道の駅奥入瀬

道の駅で名古屋名物「すがきや味噌煮込みうどん」を作り
子供達とわいわいスキンシップを取りながら食べ
ビールをたっぷり飲んで寝た。(夜中?に何度もトイレに行ったが・・・)
道の駅「奥入瀬」は駐車場が広く他人に迷惑かけることが無いと思い
今朝は、ゆっくりコーヒーを飲んでから出発した。


六日目

雲井の滝 奥入瀬川 奥入瀬渓流

奥入瀬峡谷は二度目だが紅葉の時期には来たことが無く
今回も緑の葉っぱだったが
マイナスイオンたっぷりで空気が旨い。
この時期は人も少なく車両の通行止めも無いので
川沿いに車を止めてゆっくり見学することができる。
シャッタースピードを遅くして
川の流れを撮った写真は気に入っている。


十和田湖

十和田湖畔 乙女の像 乙女の像

奥入瀬峡谷から十和田湖に着くと旅館が数軒あったが
閑散としていたので湖畔を廻って反対側の駐車場に向かった。
湖に向かって少し歩くと「乙女の像」があったが
超有名な場所なので順番待ちして写真を撮った。


発荷峠

発荷峠入口 十和田湖 発荷峠

十和田湖から離れて
国道103号を南に10分程走ると発荷峠に出る。
「はつに」では無く「はっかとうげ」と読む。
駐車場は大きくないが
十和田湖が一望できるので何枚も写真を撮ったが
天気が余り良くなくて気に入った写真は少ない。


久慈市

琥珀博物館 坑道入り口

太平洋を見ようと岩手県に向った。(宿を予約してない車中泊の良さ?)
国道281号を走行している時に
琥珀で有名(知らなかった)な博物館を見つけたので入館した。
館内は撮影禁止の為写真は無いが
映画のジェラシックパークを想像してしまった。
入場券と引き換えで
くじ引きをしてカブトムシが当たったが
もらってもしょうがないので苦笑いして辞退した。


岩手

龍泉洞入り口 カメ? 地底図

旅行に行く前から見学しようと決めていた龍泉洞に行った。
龍泉洞は全長は2.5km以上とも5km以上とも言われているが
洞窟探検家が潜水事故を起こして以来調査されていないので
予測の数値であると書いてあった。
水深98mの第3地底湖、120m以上ある第4地底湖(未公開)など
全部で7つの地底湖があると掲示してあり
洞窟に入ると亀にそっくりの石等見学するところが多かったが
寒くて夏でも上着が必要である。


七日目

カッパ淵 カッパの住む川 カッパ淵入口

国道340号は国道かと思うくらい道が悪かった。
国道106号に出ると温泉施設があったので
宿泊しようと思ったが
たくさんのアブが飛び回っていたので
風呂だけ入り道の駅「やまびこ館」に移動して寝た。
川井村からの国道340号はうって替って走りやすく
途中に見つけたカッパ淵を見学に行った


テレビ出演

遠野風の丘 どんと晴れ

カッパ淵を見学していた時
NHKテレビの「どんと晴れ」の特別編を撮影していて
たくさんの観光客がインタビューに答えていた。
我が家も質問に答えた後に電話番号を聞かれたので教えた
家の帰った時に電話があったので特別編を見ると
全国ネットのテレビに5分程出演していたので良い記念になった。


厳美渓

厳美渓 厳美渓

雨が強く降ってきたので道の駅で時間を過ごしてから厳美渓を散策した。
厳美渓(げんびけい)は全長2km程あり
一関市にある磐井川中流の渓谷の栗駒山が水源で
1927年に国の名勝及び天然記念物に指定されている。
景観を眺めているのが好きだが雨が降っていたので20分程見学しただけだったが
天気が良いとすばらしい景色が堪能できる?と思う。


八日目

松島 仁王島 瑞巌寺?

今日は仙台昼発のフェリーで
名古屋まで帰る予定なので早く起きて松島に行った。
朝早くて定期便の観光船が無かった為
奮発してタクシー船で松島湾をクルーズしたが
多くの島(岩)があるだけで景色もありふれて面白くなく
今回の旅で一番無駄使いしたと思った。
しかも無料と書いてあったが出る時に駐車料金を取られたので
二度と松島には来ないと決めた。(怒&怒)


仙台港

仙台港フェリー埠頭 太平洋フェリー 仙台港

気を落ち着かせて仙台港のフェリー乗り場に向かうと
すでに巨大なフェリーが到着していた。
記念写真を撮った後で乗船手続きを終え車を船に入れ
家族のいる部屋に到着してビックリこいた。(方言?かな)
出発する一週間前にキャンセル待ちで取れたため
宴会場を開放した100人程の大部屋であった。


太平洋フェリー

船内サービス 北海道行き 船上にて

風呂あがりにビールを飲もうと思ったが座る場所が無かった
甲板に出ると海上は涼しい風が吹いていたので
ビールも旨く心知良い時間を過ごしていた。
船内放送で北海道行きのフェリーとすれ違うという案内があり
たくさんの人が外に出てきて手を振っていた。
自分も手を振りながら
来年は絶対北海道へ行くぞと家族に誓った。


最終日

レインボーブリッジ直下 レインボーブリッジ 名古屋港

愛知県に近づくと太陽がギラギラしていて
船上に出ても涼しくなく再び暑さと付き合う日がやって来た。
名古屋港に入るとレインボーブリッジのすぐ下まで
フェリーの一部がのびており改めて船の大きさに驚いた。
今回の東北は大変暑かったが
変化に飛んでいて楽しい旅だった。


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