フリーソフトによる実習室のコンピュータ環境の構築

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２．ファイルサーバーの構築
（４）サーバーの設定

ｃ．xinetd（デーモン管理プログラム）の設定

　xinetdは、アクセス制御用のソフトである。ここでは、クライアント機からSWAT（Samba設定用ツール）とTelnetが利用できるように設定を行う。

Ａ．ＳＷＡＴの利用を可能にする。設定は、/etc/xinetd.d/swatファイルを編集することで行う。


1. Linuxサーバーにrootでログイン（ログイン方法のＡ、Ｂ）
   
   
2. viエディタを起動する（viエディタの使い方）。
   

   [root@******* root]# vi /etc/xinetd.d/swat

   
   
3. Only_from=に接続を許可するクライアント機のIPアドレスを追加
   
   例．IPアドレスが、192.168.1.10のクライアント機（例．教師用）のみがSWATを利用できるようするとき
   　　Only_from = 192.168.1.10
   
   
   
4. SWATを実行可能にするために、disable=の行を変更（no）
   
   　　disable = no
   
   
5. ファイルを保存し、viエディタを終了
   
   
6. xinetdを再起動
   

   [root@******* root]# /etc/rc.d/init.d/xinetd restart または [root@******* root]# service xinetd restart

   
   
   設定ファイル例

Ｂ．Telnetの利用を可能にする。設定は、/etc/xinetd.d/telnetファイルを編集することで行う。


1. Linuxサーバーにrootでログイン（ログイン方法のＡ、Ｂ）
   
   
2. viエディタを起動する（viエディタの使い方）。
   

   [root@******* root]# vi /etc/xinetd.d/telnet

   
   
3. Only_from=に接続を許可するクライアント機のIPアドレスを追加
   
   例．IPアドレスが、192.168.1.10のクライアント機（例．教師用）のみがSWATを利用できるようするとき
   　　Only_from = 192.168.1.10
   
   
   
4. telnetを実行可能にするために、disable=の行を変更（no）
   
   　　disable = no
   
   
5. ファイルを保存し、viエディタを終了
   
   
6. xinetdを再起動
   

   [root@******* root]# /etc/rc.d/init.d/xinetd restart または [root@******* root]# service xinetd restart

   
   
   設定ファイル例