もう 日にちが 変わっていますね。
下から 怒鳴り声が 聞こえてきて 下りてみました。
父親も 息子の事で きっと 必死なんですよね。
高校受験まで 進路が 決まるまで もう 後 数ヶ月です。
“感謝”という心・・・、
父さんは それが お前には ないんだ!と 怒鳴っていました。
長男は 父さんは うちに いつも いないから・・・
俺を 知らないんだと・・・。
長男は 心の底では “ありがとう。”“ご苦労様”という気持ちが
あるのが 寺ままには 見えるんです。
ただ・・・ うまく 表現できないだけ・・・。
私も 長男の頃 そうだったな・・・。
仕事が 大多忙の父親の ご家庭なら その父親の悩みは 同じだと思います。
うまく 息子の心が つかめないんだろうと 思います。
でもね・・・ 父親も 必死なんだと 息子に語る 私です。
こうして 生活出来るのも 父さんのおかげだと 息子に語ります。
お前が 今まで やってきた事は いけない事ばかりじゃ 決してないよ。
小学4年生から 応援団として 団長も務め 中学3年生まで 通したよね。
柔道も1級の紫まで いき 小学卒業まで 頑張った。
中学の野球も 卒団まで 頑張った。
ほんとはね・・・ 母さん・・・
正直ね・・・ 母さん、 部活 スポーツ部で 励んでいる 高校の若者たちの
写真や姿を 目にするとね・・・ 心 詰まる 今の母さんなんだ。
でもね・・・ 色んな苦難の道のりを この3年間共に お前と歩いてきたね。
本当に 色んな事が あった。
母さん みるみる 痩せていった。
苦労という現実に 生まれて始めて ぶち当たったよ。
でもね・・・ お前が 元気で いてくれたら それで 良いって
ふところ ドでかい 母さんに この色んな道のりの間で 母さんとしても
成長し 変わってきたんだよ。
全力で お前は お前の大切な人を 大切に しているね。
母さんが お前に 子育ての中で 冒険の旅と 共に 伝えてきた事・・・
全て お前の中で 育っていたんだって 最近 気づくんだ。
母さんの入院先の お見舞いにも 自転車の後ろに 大切な人を乗せて
上り坂なのに おろさず 必死にペダルこいで 母さんの病室まで
お見舞いに 来てくれたね。
点滴詰めで 管だらけの母さんの手を 引いてくれたよね。
お前は 毎日の 大切な人との時間にも おこづかい節約の為に
自分の食べたい分を 半分にして 大切な彼女に食べさしてあげている
お前だね。
母さんね そういう 母さんが お前に 伝えてきた事を・・・
男として 男っとは・・・って 伝えてきた事を お前は
さりげなく しているんだなって 逆に 母さん お前を 見直したよ。
ヤンチャくれだけど・・・
礼儀だけは 良いな と どの他の先生も 言ってくれたよね。
礼儀だけは・・・母さん お前に 小さい頃から 伝えてきてたね。
“ありがとう”という 阪神淡路大震災の映画の 主人公の実話じゃ
ないけれど・・・ あの映画の 主人公の方の 震災後の彼の 歩み方には
本当に 勇気と パワーを 誰しも もらったと 思う。
その話を 長男にも 話した。
あの主人公の人は 高年齢で プロゴルファーテスト合格した時に
泣きながら、
『俺は 家も店も金も み〜んな 焼けて 失くしてもうてん!
焼け残ったのは この ゴルフバックだけやってん!』
彼は お金かけずに 私と 同じように ペットボトルに水を入れて
両手に持って ジョグの トレーニングを して 体を 鍛えてきていた。
長男に 「何とか なんねん じゃなく 何とか すんねんやー!」と。
我が家は 家族が なかなか 揃えないので・・・
どうしても 家族で話となると 深夜遅く遅くになる。
もう 夜明け前の4時だ。
後ろでは 私が やっている大好きなバドミントン
OGURA達の
バドミントンの試合の模様が テレビから流れている。
あきらめへんねん! 良い面で ぶつかんねん!
【MAMA and ME】の 2006.12.09. の記より