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プロローグ

 鬱蒼と茂った深い森。背の高い木が所狭しと並び、日中にも関わらず森の中は薄暗くて不気味な雰囲気を漂わせていた。
「……どっちだー?」
 森の中で一際大きな一本の木の枝に腰を下ろし、周囲を望遠鏡で覗う男の姿があった。
 ボサボサの茶髪に、紺色の生地でできたハイカラーの長袖と長ズボンを身に纏う二十くらいの男は、左目をつぶって右目で望遠鏡のレンズをのぞき込んでいる。
「北の方だった」
 そんな男の足下からか細い女の声が男の耳に届いた。まだ幼さが残る声で、決して声量は大きくない。
「んー…。お、あれか」
 声の指示に従い、男は自分の居る位置から北の方へ望遠鏡をスライドさせていった。そして何かを発見した様子で望遠鏡を顔から遠ざけると、もう一度目を細めながら裸眼でその場所を確認する。
「よし。場所はわかった」
 男は望遠鏡を腰の鞄に収めると、高さ十数メートルはあるであろう木の枝から躊躇無く飛び降りた。小枝をバキバキと折りながら、男は軽やかに地面に降り立つ。
「居た?」
 降り立った男の傍らには幼い少女の姿があった。年の頃はまだ十歳ぐらいだろうか。
 桃色のショートボブを耳元だけ鈴の付いた赤いリボンで編み込み、黒地のトップにはレースの入った白い襟元。その下に白地のブラウスをのぞかせ、胸元には緋色の細いリボンが結ばれている。裏にパニエをあしらった黒地のフレアスカートの裾には白波のようなフリルが縫いつけてあり、手には自分より大きいくらいの鞄、足には白いソックスと一際目立つ朱色の靴を履いていた。
「おう。どうやらガルムの群れに襲われているみたいだな」
「……どうするの?」
「そうだなー…」
 男が木の根本に置いてあった自分の大きな荷物、大きな筒状の物と八十センチはあろうかという木製の頑丈そうな鞄をヒョイッと持ち上げる様子を見つめながら、少女が男に尋ねた。男は手を顎に添えて考える格好をしながら少女の顔をジッと見つめ返す。
「どうしたい?」
「え……?」
 少女の問いに男は問いで応える。その表情は微かに笑っており、困った顔で口をつぐむ少女を視界に入れながら、マントの裏ポケットから丸いレンズのサングラスを取り出して自身の黒い瞳を覆い隠した。
「……私、その人を助けたい」
 しばらく黙った後、少女は宝石のように綺麗な蒼い瞳をしっかり開いて答えた。
「よし。なら行くか」
「うん」
 少女の答えに満足した様子の男は、サングラスの橋を親指で押し上げながら少女に自身の白い歯を見せる。
 二人は重そうな荷物を苦にもせず、風のように深い森を駆け抜けていった。


「はっ……! はあっ……! くそっ!」
『ハッ……ハッ……』
 息を切らしながら森を走り抜ける一人の中年男。その背後からは複数の人ならざる足音と荒々しい呼吸音が迫っていた。
 複雑に入り組んだ木々の根元に何度も足を取られながら、男は薄暗い森の中を必死に走り続けた。額は脂汗でびっしょり濡れており、衣類はあちこち裂けてボロボロだった。男の背中には大きなリュックがあり、男の動作に合わせて激しく上下している。
 男はすでに人道を外れており、道無き道を闇雲に走り続けていた。ただ前を向いて、背後から迫る足音から少しでも離れようと必死な形相だった。
 そして男が目の前に現れた大きな木を迂回しようとした瞬間――
『ガアアアッ!』
「うわあっ!」
 突如、男の背後から一匹の大きな獣が飛び出し、男の腕にその鋭く大きな牙を立てた。
 獣はこの世界に広く生息する低級の魔物、ガルム。灰色の体毛に覆われた体は犬の三倍ほど大きく、鋭く尖った牙が男の腕に深い傷を作っていた。ガルムは鋭い爪で男の腕を掴み、牙を男の腕へ噛みきろうと言わんばかりに深く突き立てていた。男の傷口からは大量の血がボタボタと地面にしたたり落ちる。
「うわあああ、この、このっ!」
『キャンッ!』
 男はとっさに持っていた石のハンマーで何度もガルムの頭部を強打した。ガルムの頭部から朱い血が噴き出し、それに怯んだガルムが牙を男の腕から外して咆えながら後方へ退いていく。
「はあ、は……。――あ、ああ……」
 ホッとするのも束の間、男の目の前には十数匹はいるであろうガルムの群れが木々の後ろから続々と姿を現した。みな目を血走らせており、食いしばった歯茎からは粘性の強い唾液が溢れている。
「く、くそ、ここまでか……」
 ガルム達を見て唖然とした男が、もはや抵抗する気力も失った様子で、噛まれた腕を反対の腕で包みながら力なくその場に座り込んだ。
『グルルル……』
 座り込んだまま大人しくなった男に対し、ガルム達はじりじりと距離をつめて来た。唸り声をもらして警戒しながら、少しずつ男に近寄っていく。
 そしてその中の一匹が目にも止まらぬ早さで男の元に迫ってきた。ガルムが人間の頭を丸飲みにできるくらい大きく口を開き、その牙がまさに男を襲おうとした時――
『キャウゥンッ!』
 乾いた銃声と共にガルムの悲痛な叫びが森に広がった。バサバサと鳥たちが木の枝より羽ばたいていき、黒い羽根がふわりふわりと男の頭上より舞い落ちる。
 男を襲おうとしたガルムは口の内側から銃弾を浴び、弾は頭の一部を吹き飛ばしながら頭部を貫通していた。
「え……? あ………?」
 ガルムがその場に伏せ、おびただしい量の血で大地を朱く染めながら絶命する。何が起こったのかわからない様子の男は、目を丸く見開いたままガルムの死骸を見つめていた。
「ふう、間一髪セーフって所か?」
 軽いノリで大きな木の背後から現れた長身の男。その手には一メートル以上はある狙撃銃が握られており、銃口から仄かに白い煙が上っていた。
 男が持つ狙撃銃は、青みを帯びた黒い金属製銃身に銃床は部分的に茶色の木材が使用されていた。かなりの長距離用と思われるスコープを持ち、銃口には何やら宝石のような物が取り付けられている。
 男は狙撃銃を投げ捨てるように大きな木の根本に置くと、ボサボサの茶髪を左手で掻きながら右手で面倒そうサングラスを外し、
「おっさん、大丈夫か? ……うわ、ひっでぇ傷だな」
 しゃがみ込む男の痛々しい腕の傷を見つめて黒い瞳を細めながら顔を歪めた。仲間をやられ、唸りながら凄まじい殺気で二人を見つめているガルム達など眼中に無い様子だった。
「あ、あんた一体……?」
「そんな事はどうでもいいって。……おーい、アリア」
 長身の男がガルムに背を向けて深い森の奥に向けて呼びかけた。すると、チャリンという鈴の音と共に森の暗闇から浮かび上がるように肌の白い小柄な少女が姿を現した。桃色のショートヘアを耳元だけ鈴の付いた赤いリボンで編み込み、黒を基調としたゴシック調のドレスを着こなしている。
「……なに?」
「あのガルム共の相手をよろしく」
「シェドは?」
「俺はこのおっさんの手当をする。わかったか?」
「わかった」
 それだけのやりとりを終えると、シェドと呼ばれた男はアリアと呼ばれた少女から大きな鞄を受け取る。
 シェドは負傷した男の脇に腰を下ろし、傷の様子を一瞥して、「痛そうだなぁ」とつぶやきながら鞄の口を開いた。
 男が覗くと、鞄の中には何に使うのかわからないような物が無造作に沢山入っていた。武器だけではなく、布きれや毛糸の玉、食器や保存食など、入っている物にはまったく統一性がない。
「あ? ……わ、私の傷なんかより、ま、まだガルム共がっ!」
「はいはい。大丈夫だからおっさんは動かないっと。ほれ、消毒するから腕出しな」
 負傷した男が血相を変えながらガルム達を指さすが、シェドは飄々とした態度を改めようとせず、男の同意を待たずに傷の手当を始めた。
 そんなシェドの背後でガルム達は徐々に距離を縮めていた。一歩、また一歩と距離を詰め、ついにはひとっ飛びでシェドの首を噛み切れる位置にまで近づいていた。
「ひ、ひぃっ! う、後ろっ!」
 男が足をばたばたさせながらシェドに危険を知らせようとする。傷口を縫合しようにも男が暴れるためままならず、シェドの表情は徐々に険しくなっていった。
「……ったく、五月蠅いおっさんだな。ほらアリア、とっととやっちまいな」
「わかった」
 うんざりした様子でシェドが言い放つと、後方で待機していたアリアが小さく首を縦に振りながら答えた。
 アリアは何処かしらからスカートの中に両手を突っ込むと、中から二丁の拳銃を取りだして両手に一丁ずつ身構えた。
 そしてガルム達がシェドへ飛びかかったと同時に、アリアも後方から大地を蹴って飛び出し、凄まじい早さで二人とガルム達の合間に入った。
『キャンッ!』
『キャウンッ!』
 まずアリアは真っ直ぐ直進するガルムの頭部に両手の拳銃から二発ずつ弾を撃ち込む。微妙に左右の銃を引くタイミングをずらすことで右の銃から放たれた銃弾に左の銃から放たれる銃弾が重なり、連なった二つの弾丸は容易くガルムの頭蓋骨を貫通した。
 さらに左右から迫る二匹のガルムに対し両腕を大の字に広げ、相手の位置を横目で一瞬だけ確認して引き金をそれぞれ四度ずつ引いた。
「――っ!?」
 休む間もなく、撃ち殺した前方のガルムを飛び越えてもう一匹のガルムがアリアめがけて鋭い爪で襲いかかって来る。アリアがとっさに仰向けになって攻撃をかわし、大地に寝そべったまま頭上を飛び越えるガルムの腹部から芯の臓を狙って複数の弾丸を撃ち込むと、ガルムはアリアの頭上で血をまき散らしながら踊って大地に崩れ落ちた。
 アリアは止まることなく、銃口を頭の両脇の大地につけ腕に力を込めて跳ね起きると、残りのガルムに対して凛然と銃を構えた。
「え……あ……?」
 薄暗い森の中を銃声と閃光がまるで雷のように駆け巡った後、アリアの足下には空薬莢とガルムの死骸が無造作に転がっていた。まるでその数秒間はコマ落ちしたアニメーションのようで、アリアが引き金を引いて閃光が走った瞬間ごとが連続していた。
 幼い手には余るような大きさのハンドガンを自在に操り、あっという間に四匹のガルムを撃ち殺したアリアの表情にはまったく変化が見られず、温度のない澄んだ蒼い瞳は残ったガルム達を視界に捕らえたまま瞬き一つしない。
 シェドに傷の手当てを受けている男は思わず息を飲んでそんなアリアを呆然と見つめていた。
 銃声が止んだのも束の間、アリア目掛けてさらに二匹のガルムが飛びかかる。アリアは一匹をその短い足で蹴り飛ばし、もう一匹に両手に握った拳銃の弾を数発撃ち込んだ。
 さらに蹴り飛ばしたもう一匹が体勢を立て直し、鋭い爪で引き裂こうとするのをサッとかわすと、飛び上がって空中からそのガルムに銃弾を次々と撃ち込んだ。
『キャウンッ!』
 ガルムの悲鳴が深い森に響き、周囲の木々や植物にガルムの血が飛び散る。しかし一息つく間もなく、アリアが大地に降り立つと今度は三匹のガルムがアリア目掛けて同時に飛びかかった。
「――あっ……」
 アリアが三匹めがけて銃の引き金を引く。しかし三発打ち終わった時点で、片方の銃から銃声が途絶えた。もう片方の銃で応戦するが、威力の低いハンドガンである故に九ミリ弾の単発ではそう簡単にガルムに致命傷は与えられない。
 そしてもう片方の銃も弾が尽きる。二匹は仕留めたが、まだ一匹がアリアへ迫っていた。
 アリアは止まったままジッとガルムを睨みつける。そんなアリアを、ガルムの爪がまさに引き裂こうとした瞬間――
『キャンッ! キャンッ!』
 アリアの後方から低音の銃声が連続して鳴り響き、アリアに迫っていたガルムが宙で血をまき散らしながら踊った。そして地面に力なく叩きつけられ、痙攣の後、動かなくなる。
「……アリア、こっちはこっちで忙しいんだ」
 負傷した男の手当をしながら、シェドが面倒そうに言った。
 シェドは片手で男の傷口を縫合し、もう片手にはサブマシンガンを握っていた。シェド自身は男の傷口の一点を見つめたまま振り返ることはなかったが、その手に握られたサブマシンガンの銃口は倒れたガルムの方を向いており、銃口からは白い煙が上がっていた。
「ごめんなさい。油断した」
「気をつけろよ」
「うん」
 背を向けたままシェドに小声で謝ると、アリアはガルムが怯んでいる隙にスカートの中からマガジンを取りだして手早く入れ替え、残ったガルムに銃口を向けた。
『ガルルルッ!』
「…………」
 アリアはすぐには引き金を引かず、ガルムを瞳に映したまましばらく微動だにしなかった。その間に残った五匹のガルムの内三匹がしっぽを巻いて逃げていったが、二匹は依然アリアを睨んだまま唸っている。
 始終表情の変化を見せないアリア。その蒼く大きな瞳でキッとガルムを見つめ、口元を固く結んだまま小さな手でハンドガンを握りしめていた。
 いくら唸って威嚇しても決して怯まないアリアに怖じ気づき、さらに一匹のガルムが去っていった。だが残った一匹は、もはや退く様子はなく、何時飛びかかるかわからない様子でアリアとの距離を詰めていった。
 負傷した男は先ほどからずっと口をあんぐりと開けたまま呆けており、シェドはアリアの様子など一度も覗うことなく黙々と男の手当を進めていた。
『ガアアッ!』
 ガルムがアリアに飛びかかった。十センチはあろうという牙をむき出しにしながら、凄まじい雄叫びと共にその巨体が宙に舞う。
「…………」
 アリアはまだ引き金を引かない。そしてガルムの鋭い爪があと数センチでアリアの首に届こうかという瞬間、森を一閃が走り抜けた。
 アリアの両手に握られた銃から放たれた複数の銃弾はガルムの頭部を突き抜け、飛び散った血がアリアの頬を朱色に染める。飛びかかったガルムの体はアリアの脇をすり抜けてそのまま大地に激突し、しばらくして動かなくなった。
 森に静寂が戻る。残ったのはガルム達の無惨な死骸と、散らばった銃弾の空薬莢。辺りには火薬の匂いが充満し、同時に血の臭いも広がっていた。
 しばらく周囲に転がるガルム達の死骸を感情無く見つめた後、アリアはシェドの元へ歩み寄っていった。
「……その人、傷は?」
「おう、まあ辛うじて大事な組織は傷ついてないみたいだし、後はヒールジェムを使える医者のとこ行けば大丈夫だろ。……生憎、俺は今持ってないからな」
「よかった」
 そう言って少し目を細めながら男の方を見つめるアリア。
 白い肌に垂れた赤いガルムの血。何を映し出しているかわからない蒼く深い瞳。しゃがんでいる状態のシェドと大して変わらないほどの小柄な体。
 アリアがガルム達をあっという間に倒したという事実を目の当たりにして、負傷した男は徐々に恐怖で体を震わせ始めた。
「……う、ああ……あ……」
「…………」
 まるで怪物を見ているように歯をガチガチと鳴らしながら自分を眺める男を見つめて、アリアは微かに眉尻を下げて視線を下げた。そんなアリアの微妙な表情の変化を一瞥し、シェドは表情を曇らせながら溜め息を吐く。
 しばらくジッとしていたアリアは、何か思い出したようにハッと顔を持ち上げると、その小さな歩幅でゆっくりその場を去っていった。そして何処からともなく大きな荷物を何個かぞろぞろ運んできて、先ほど使った自分の銃の手入れをし、シェドが放っておいた狙撃銃も解体して磨き、黒いケースに収めた後、ケースを筒状の入れ物に収めた。
 フリルの付いた綺麗なスカートに土が付こうがピカピカの朱い靴が汚れようがお構いなしに、アリアは大地に腰を落として黙々と作業をこなした。
 シェドの狙撃銃を片付けると、最後に手入れした自分の拳銃をスカートの何処かにしまい込んで、アリアはすっくと立ち上がってシェドの元に歩み寄った。スカートには小枝や落ち葉、土が付着してかなり汚れていた。
「シェド、片づけ終わった」
「……よし。じゃあ行くか」
「うん」
 シェドは仕上げとばかりに男の腕に包帯を巻き付け、それを終えるとのっしりと立ち上がった。アリアの手に握られた、アリアの身長くらいある筒状の入れ物と、木製の頑丈そうな鞄を受け取り、
「じゃあな、おっさん。早くちゃんとした医者の所行った方がいいぜ」
 カラッとした笑顔で男に挨拶する。
「さようなら。気をつけて」
「……あ? え、あ……」
 シェドが歩き出すと、その後ろを追ってアリアも歩き出す。長身で歩幅の大きいシェドに、アリアがちょこちょこ走りで遅れずについて行く。
 去っていく二人の姿を負傷した男は言葉を失ったまま眺め続けていた。アリアの鬼神を思わせる戦いざまを見たせいか、男はまだ肩を震わせていた。
 そんな男をアリアは一度だけ振り返って見つめた。しかしすぐに前を向き直し、前を行くシェドに遅れないよう歩を刻む。
「……どうした?」
 アリアが背後を振り返ったことに気づいたシェドが、前を向いたままアリアに尋ねた。
「…………」
 アリアは何も答えない。シェドは歩幅を狭めてアリアの隣に並び、優しい口調で、
「仕方ないさ。そう言う目で見るヤツだっている。それをわかってて、助けたんだろ?」
 と、尋ねた。その言葉に、
「……うん」
 俯き加減に視線を下げ、アリアは小さく頷く。
「なら、今は前を向いて歩け。早く両親を見つけたいんだろ?」
「うん。大丈夫」
 そう言って顔を持ち上げ、前を向くアリア。そんなアリアをシェドが上からのぞき込むように見つめて微笑んだ。
「いい子だ」
 シェドは荷物を持っていない方の手を持ち上げ、自分のへそくらいの高さにあるアリアの頭にポンと乗せ、その桃色の髪を揉みくちゃにしながら撫でた。
「子供扱い、イヤ」
「ハハハ」
 白い頬を少しだけ赤く染めるアリア。森にシェドの笑い声が響き、二人の姿は森の闇に消えていった。
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