♪ Don't Let Me Be Lonely Tonight  -Acoustic Version-     

text by すろーはんどM谷氏


 Acoustic Versionは、私の所有音源及び所有資料によるとREPTILE EURO TOURの中盤(この言い方が適切かどうか分かりませんが、3/9Frankfultと3/20Parisの間に10日程日程が空く1st leg終了直前のStuttgart公演あたり)からEURO TOUR終盤までのみで聴けた様ですね。US TOURに突入してからは、Electric Versionに戻っています。

 私が以前お勧めした『Merci Beaucoup』ですが、『CHANGE THE WORLD』や本日聴き直した結果では『STUTTGART 2001』も捨てがたい様に思われます。
以下、REPTILE EURO TOUR「Don't Let Me Be Lonely Tonight」Acoustic Versionに関して、一部の音源について簡単にまとめてみましたので、参考にして下さい。


@『STUTTGART 2001』(MASTERPORT盤)
SCHLEYERHALLE STUTTGART ,GERMANY 06/03/2001


音質は、非常にクリアー且つ軽いホールエコーが心地良いです。該当曲でのアコギ効果は、『MERCI BEAUCOUP』と同じ位に十分堪能出来ますし(もしかしたら、こちらの方が良いか?どっちやねん。笑)、この日この曲の後半パートでの000-28ECによるアコギ・オブリガート(?)は最高ですよ。
この日のSlow Bluesナンバーは、「Stormy Monday」です。



A『Merci Beaucoup』(MASTERPORT盤)
BERCY PARIS,FRANCE 20/03/2001

程好いホールエコー、クリアー且つ暖かみのあるバランスの良い音質だと思います(ややボーカルが遠目だと感じる方が居るかも?)。該当曲でのアコギ効果は十分堪能出来ますし、この日のこの曲での演奏は(他の曲もそうですが)凄く熱い物を感じます。
後半のコーラス・パートに被さるマーチン00028ECによるオブリガート(ソロ?)は、ECの感情移入がバッチリ出来ていて絶品です。この曲のエンディング後の観客の大反響に対して、ECが嬉しそうに「Merci Beaucoup♪」と応えているのが印象的です。(この盤のタイトルは、ここから来ているのでは?)
この日のSlow Bluesナンバーは「Stormy Monday」ですが、先日もカキコした様にこの日の同曲の演奏は絶品&観客の反応も最高です。
日替わりBluesナンバーは、「ストマン」です。
私は、この日の「ストマン」のアレンジ(?)&ギター・プレイ&ヴォーカルが大のお気に入りです。
何と言うか、凄くスローで、ジャージー(?)で、クールで、そしてギターソロの最後はとてつもなく・焼けるように熱い演奏を聴かせてくれます。
Gソロの直後〜には、パリの観客も感極まって「うおぁ〜♪」と歓声を飛ばします。



B『CHANGE THE WORLD』
BERCY PARIS,FRANCE 20/03/2001(EURO BOOTS盤)

ザルツさん、夏久さんが、紹介されていた音源です。(上記と同公演)
未所有の為、自身では直接確認が出来ていませんが、「beatleg Vol.17」記載の同CDのレビューによると下記『BERCY 2001』にBonus Track収録の「Stormy Monday」と同一マスターとの事なので、全編そうだとすると上記『Merci Beaucoup』の良い点に加えてクリアーさ&迫力が増していると感じましたので、好みの問題かもしれませんがこちらの方がお勧めかも・・・。(ストマンのみを聞き比べた結果では、私の感想はこちらの音源の方がよりGOODでした。私も、追加で入手しちゃおうかなぁ。笑)


過日の、「Don't Let Me Be ・・・ 」アコギ・ヴァージョンのカキコの時に紹介をうけた『change the world』ですけど、気になってしょうがなかったんですが、探し回っても全く見つかりませんでした。ところが昨日、所要で出かけた帰りに西新宿へ寄ってあるSHOPを覗いてみたら、何と有るじゃぁないですか!

「ストマン」のみしか以前は聴いていませんでしたが、通して聴いてみると、あのボーナス・トラックのみで聴けた「ストマン」の音&迫力そのままが全編で伝わってきます!

当日の演奏内容の素晴らしさは先日カキコしたので省略しますが、凄く迫力の有る音でその熱い演奏が聴けるので大満足でした。
皆さんにも、お勧めですよ〜♪(『Merci Beaucoup』(MASTERPORT盤)が、悪いと言う訳では無いので、誤解の無い様に。)
ただ夏久さんが以前おしゃっていた様に、欧州プレス盤の様なので国内新品店頭在庫は殆ど見かけなくなっている様ですね。



C『BERCY 2001』(PM PREMIUM盤)
BERCY PARIS,FRANCE 21/03/2001


音質は、クリアー且つ軽いホールエコーが心地良いですが、上記より遠目で若干低域が弱く線が細い印象です。
でも該当曲での当日の演奏は前日に引けを取らず好演で、Martin 000-28ECによるアコギ効果も十分堪能出来、後半パートに被さるオブリガートも力強いフレーズを繰出しております。
この日のSlow Bluesナンバーは「Have You Ever Loved A Woman」で、前日の「Stormy Monday」もBonus Trackとして収録されています。



D『ROTTERDAM 2001』(MASTERPORT盤)
AHOY HALL ROTTERDAM,NETHERLAND 25/03/2001


音質は、クリアーでホールエコーがチョット効いおり中域がやや強い感じです。
該当曲でのアコギ効果は十分堪能出来ますが、しかしこの日はオーディエンス・チャットが結構気になり&曲中で「ボコッ!」と大きな雑音(ECのがマイク・スタンドを引っ掛けた?)が入ります。
後半パートでは、00028ECによる結構力強いオブリガート?(ソロ?)を弾いており好感が持てます。
この日のSlow Bluesナンバーは、「Five Long Years」です。



E『ROTTERDAM 2001 2nd Night』(MASTERPORT盤)
AHOY HALL ROTTERDAM,NETHERLAND 26/03/2001


音質は、若干ヒスノイズがありながらもクリアー且つ軽いホールエコーが心地良いです。
該当曲でのアコギ効果は十分堪能出来ますが、しかしこの日もオーディエンス・チャットが前日程ではありませんが若干気になり、演奏内容も並みって所ですかね。
『MERCI BEAUCOUP』、『CHANGE THE WORLD』、『STUTTGART 2001』の方がより良いと思います。
この日のSlow Bluesナンバーは、「Stormy Monday」です。


F『SUPERMAN IN EUROPE』(ZIGZAG RECORDS盤 6CD set)
FORUM COPENHAGEN,DENMARK 29/03/2001


音質は、結構遠目の音で僅かに割れ気味?。該当曲でのアコギ効果は、ある程度感じられます。
でもこの日は、「Superman Insaide」をBramhallと共演で演っています。
この日もSlow Bluesナンバーは、「Stormy Monday」です。



G『World Tour 2001 Live In Russia』(2001Overe The Rainbow盤)
SAINT-PETERSBURG, ICE PALACE ARENA 08/04/2001

音質は、クリアーながらもホールエコーがややきつ目です。
該当曲でのアコギ効果はまずまず感じとれますが、演奏内容は並って所でしょうか?この日は「White Room」を演っています。
この日のSlow Bluesナンバーは、「Have You Ever Loved A Woman」です。



H『TWISTED LIPS』(MID VALLEY盤)
MOSCOW KREMLIN PALACE 10/04/2001


音質は、ややこもりぎみながらも低域が強調された感じです。
しかし該当曲でのアコギ・ヴァージョンの効果(良さ?)があまり感じ(聴き?)取れません。
後半コーラス・パートに被さって来る例のオブリガートも殆どありません。
この日はSlow Bluesナンバーは、「Stormy Monday」です。


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私の趣向が若干出てしまって居るかもしれませんが、極力客観的に書く様心がけました。
上記以外に、他のレーベル音源及びトレーダー音源が幾つか存在します。


では 続いて Electric Version に突入下さい。