supperもdinner同じく夕飯を意味する言葉ですが、 具体的にどのような違いがあるか、語源から読み取ってみましょう。 supperの語源は"sup"です。 "sup up"というように「すする」や「さじで飲む」「夕食を取る」という意味で、 すする、さじで飲む代表的な料理がスープです。 似た様な語感を持つ"supper"と"soup"は語源で結ばれていたんですね。 ですから、パンをスープに浸して食べたり、 スプーンでスープを飲む程度の質素な食事の事をsupperと言います。 こういった理由から、 "最後の晩餐 (the last supper)"も"the last dinner" とは言わないのです。 一方"dinner"は「主要な食事」、「正餐」などと言われる様に、豪華な食事を意味します。 dinnerは通常は「夕食」を意味しますが、昼食の意味で使う事もあります。 この場合、夕食は"supper"や"tea"となります。 お昼にフレンチのフルコースを食べたから、 夕食はお茶漬けでもすすっておこう。そんな感覚に近いかもしれません。 |