知り合いを表す言葉は沢山あります。 friend、companion、comrade、acquaintance…等々。 どのような"知り合い"を表す言葉なのか、語源を調べると見えてきます。 まず、friendは友人という意味ですが freeと語源が同じで、「愛する、開放的な」を表す、古英語のfreoを語源とします。 知り合いの中でも特に愛すべき人、親愛なる人を指す場合に使います。 companionの語源は、com=together(一緒に) + pani=panis(パン) ということで、「一緒にパンを食べる人」という意味です。 日本語で言えば「同じ釜の飯を食べる仲間」といった感じでしょうか。 他にも"com"や"con"が頭に付く言葉は沢山ありますが、 ほとんどの物はtogetherの意味と取って良いでしょう。 common 一緒のもの → 共通の combat 一緒に + bat= beat,battleする → 戦う compassion 一緒に passion (苦悩)を味わう → 同情、哀れみ confuse con=com +fuse=found(溶かし込む) 頭に情報を一緒に流し込むと「混乱して」しまいますね。 こんな風に語源を知ると芋蔓式に単語を覚える事も可能なのです。 comradeは元々"chamber"=room(部屋)を意味する言葉で 「同室者、僚友」といった意味です。 また、acquaintanceは ac=to、quaint=knowを意味し、 知ってる人の事を指します。面識がある人、なじみなど。 私がこの中で一番好きだと思うのがcompanionで、 ご飯とパンの違いはありますが、似た様なニュアンスで言葉が作られている。 と思うと親近感が湧いて、より英語が活き活きした言葉に思えてきます。 |