タクドラの出身地構成
名古屋ではドライバーの4割、当社では3割だと言われています。
昔の集団就職組が多いので高齢化が進んでいます。
親類では2人が個タクを営業し、内1人が九州出身ですので
5割の高率です(笑)
この土地に根を下ろす積もりで必死で働きますので
成績は優秀です。
燃料切れ
私もあるんですよね・・・一回。
船舶なら責任者の機関長は解雇されます。
船舶は漂流ですみますが 航空機なら恐ろしい結果になりますね。
LPG充填所が少ないのでタクシードライバは燃料に関して非常に 気を使います。
新米ドライバの頃は、先輩ドライバが公休で空いた車を
使用させて頂きますので毎日、違う車に乗車します。
同じ車種でも担当ドライバにより微妙なクセが付いてますので
乗務しても馴れるまでエンストさえもします。
御客様から
「タクシーの運転手さんでもエンストするんですね」
と仰られて恥ずかしい思いをします。
で、深夜、馴れない先輩の車で御客様を津島の田舎まで御送りした 帰路に
エンジンストップです。セルモーターは回れどエンジンは沈黙、燃料計は空では
ありませんし・・・焦りました・・・ひょっとしたら?
トランク内のLPガスボンベ燃料計を確認すると・・・なんとゼロです。
会社に連絡しますと
「暗くて車を発見できないので明るくなったら迎えを出します」との返事。
待つこと数時間(笑)更に充填所まで2時間の牽引です。
牽引されるのは結構、難しいんですね。
で、教訓ですが「ダッシュ盤の燃料計を信用するな」です。
先輩は担当車ですから燃料計1/3は空だと知ってるわけです。
以後、乗務する時は必ずボンベの燃料計で確認します。
参考までに、解雇されませんでした(爆)
タクシーとハイヤー
車の塗装は前者は会社、グループにより種々雑多ですが後者は黒です。
車種は当社の場合、タクシーはクラウンコンフォートでハイヤーは
クラウンロイヤルサルーンを使用しています。
料金はタクシーはメーター制が主でハイヤーは時間貸しが殆どですね。
サービスについてはハイヤーが上質です。
一例をあげますとハイヤーは御客様の乗降の際、ドライバーがドアの 開閉をします。タクシーは運転席で自動ドアを操作します。
ハイヤーは待ってナンボ(関西弁?)タクシーは走ってナンボですねん(笑)
じっとしてるのが嫌いな方はタクドラむきです。
繁忙期の明暗
花の金曜日、ボーナスシーズンそれに忘年会シーズンでしょうか。
深夜には需要が供給を上まわる場合があり私達ドライバーの稼ぎ時です。
当たり(幸運)のいい人は通常の倍の稼ぎがあります。
会社では、営収の平均値と上位者を発表します。
平均営収以下のドライバーを鼓舞する為でしょうが不快ですね。
この仕事はツキに左右されるから、なおさらです。
下位の人は身銭をつぎ込む場合があるやと聞き及んでいます。
保険会社なんか個人の成績をグラフで発表し勧誘を競わせ
勧誘下手な人は架空契約で辻褄をあわせるんですね。
どちらもプレッシャーを与え追い込むんですが
似た話をよく聞きますし日本的経営方法でしょうかね。
失意のはて辞めたら借金だけ残ったなんて・・・笑えないよね。
保険会社攻撃になったわけですが
今、大手損保会社が保険金不支払いで社会問題になっているんです。
それを経営の柱の一つにしてるなんて本末転倒ですね。
更に、それを推進した人間がトップに登りつめたなんて・・・
で、怒りがタクシーから逸れました(すみません)
付き合い
この仕事に就くと勤務シフトの関係で
一般社会との付き合いが難しくなります。
普通、同窓会とか友人達との会食集会等は日曜日に計画されますね。
会合等のある日曜日が公休に当たればいいんですが、まぁ 稀です。
日曜営業は暇で稼ぎにならず出たくないのが私達の本音です。
会社は車を稼動させるのが至上命令ですので日曜日に年休、代休を
申請されるのを嫌います。年末年始も同様です。
休みたい人は勤務を、休みの同僚に依頼せねばならず(同僚も嫌ですよね)
で、いきおい日曜日の年休、代休を遠慮するのが通例になり一般社会との
付き合いが次第に疎遠となります。
勤めている以上、会社優先という事でしょうけれどね。
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