Parker 50 (Falcon)

 

フライターのFP

 

 

 
 

ブラウンマットのBP

 
 

  
Parker 50 (Falcon)

 
    1979年〜1983年販売

 

 

 
     
       
  「フライター・タイプ」   「ペン首軸一体のニブ」   「斬新なニブのデザイン」  

 飛び抜けた、斬新なデザインの「Parker  50 」である。この万年筆は、別名
「Falcon」として知られて いる。あの超音速のコンコルド航空機をバックグランドにしてデザインされた ものである。Nib(ペン先)は、上の写真のように首軸と一体となっている。非常にシャープでスマートな印象を与えてくれる万年筆である。因みに「Falcon」とは「ハヤブサ」である。
 「Parker  50 」には、ステンレスのflighterとbrown matがある。この万年筆と同じスタイルのものに、有名な「Parker T-1」がある。 「T-1」は、1970〜1971年に宇宙飛行士用にチタニュウムを使って開発された。「T-1」についての詳細はここをクリックしてほしい。

 
       
  「エアロフィラー」   「ブラウンマット・タイプ」   「エアロフィラー」  

 全チタニウム製の「Parker  T-1」は大変高価であった。そんな点、ステンレスで「T-1」のデザインを踏襲したのが「Parker  50 」である。そのために「Parker  50」は安価に作ルことができた。このために、'' Poor  Man's  T-1 '' と渾名された。しかし、実際に使ってみると結構、書き味のよい万年筆である。
 インクフィラーとしては、エアロフィラーが付属している。それだけでなく、この万年筆は、コンバータやカートリッジのいずれも利用できる。最近、デッドストックの「Parker 50 」を入手した。写真にも写っているように、発売時点の値札がついていた。ステンレス製のflighterで定価は7,000円であった。
 
  「パーカー T-1」   「ブラウンマットのセット」   「FPとBP」