Parker Sonnet Laque Black |
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Parker Sonnet Laque Black (1993年〜販売) |
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「簡素なGift Box」 | 「斬新なクリップ」 | 「永久保証書」 | ||||
1988年Parker社は「Parker 75」の後継機種の開発を開始した。やがて訪れる21世紀を目途として進めることとなった。開発責任者には Jim Hancock氏、デザイナーには、Geoff Hollington氏を要して開発が進められた。そして、ついに1993年フランスのメルー工場で 新たな「Sonnet」シリーズが誕生した。 「Parker Sonnet」は、Parker Penのセカンドラインである。しかし、人気のあった「Parker 75」の後を受け継ぐものだけに、「高品質、高価値」が要求された。こうして誕生した「Sonnet」は1993年11月に日本では発売となった。 新しい矢羽根デザインのクリップを導入し、全体の形状が東洋的なイメージで登場した。流線型で重厚さを感じさせるバレルのデザインである。 |
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「MkUとMkT」 | 「MkUとMkT」 | 「左 MkU 右 MkT」 | ||||
上の写真は1993年に新発売の「MarkT」と1997年にマイナーチェンジした「MarkU」である。このときは、キャップリングの改良が主なものであった。Nibを比較しても、ほとんど同じであった。 なんと言っても「Sonnet」は、書き味がよいことに定評があり、世界中の多くのユーザーが認めた製品に収まった。この万年筆が1993年に新発売となって、短期間でこれだけの人気が得られるのも珍しいことである。このことは「Sonnet」が高品質であり、高い価値をもった万年筆であることを物語ったものと言える。 |
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「MkTのインプリント」 | 「MkUのインプリント」 |
「シックなデザイン」
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新発売の初年度に9種類の万年筆が準備された。(このことはここをクリックしてください。 1993年11月に新発売されときの販売価格は、万年筆(FP)は¥15,000.-、ローラーボール(RB)は\12,000.-、ボールペン(BP)とシャープペンシル(SP)は\10,000.-であった。 使い勝手のよい製品(高品質・高価値)作りに徹してきたのが、Parker社である。100年の伝統を守りつつ、時代にマッチしたデザインの改良と材質の開発を進めている。今回紹介している「Sonnet Laque Black」は、長年培ってきたParker Penのラッカー技術結晶であると言っても過言ではない。 この「Sonnet Laque Black」の使い勝手について、今更言うことは何もない。この万年筆の命である18KのNibの書き味は、滑らかさが最高である。また、長時間の使用に疲れがこないのが特徴である。私が「Sonnet」に 出会ったのは1997年に販売となった「MarkU」である。今でもその万年筆を日常の書き物に愛用している。 |
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