Sonnet Cannel Chrome

2005年8月 一般販売

 
       
       
  「紙製のGift Box」   「クロムの優美なホルム」   「光沢ミラー仕上げ」  
             
 
 「Parker Sonnet」は、「Parker 75」の後継として1993年に発売されてきた。以来、世界中の多くの人に愛用されて、2003年に「Parker Sonnet」
は初期バージョンより広いキャップバンドをあしらった、Sonnet のマークUバージョンに代わった。
 初期のバージョンでは、黒が主体で販売されていて種類も少なかった。
マークUバージョンからは、いろいろな材質を導入し、多くの種類の万年筆が販売されるようになった。ラッカーの光沢仕上げ、金メッキ仕上げ、銀メッキ仕上げ、銀製、ステンレス製などや、部分的に金メッキの装飾をした物など9種類ほどであった。(Parker Sonnet を参照下さい) この「Sonnet Cannel Chrome」の発売以後、Gift シリーズや、記念販売のバージョンが次々と発売されている。
 今回紹介するのは、これまでとはやや趣の変わった仕上げ方の「Sonnet Cannel Chrome」で、万年筆とローラーボールペンが販売された。
Parker社では、 この「Cannel Chrome」に関して次のように宣伝している。「伝統的な緩やかなラインのフォルムはそのままにした 。」、「万年筆のペン先とボディを引き締めるリングなどをより洗練されたデザインにリニューアルした。」、「職人の技と革新的な技術の結晶が輝くSonnetのニューラインナップです。」 以上の4点を強調して宣伝している。
 
 
             
       
  「モダンでクールなFP」   「FPとRP」   「ステンレスNib」  
             
 


 価格的には、初級者向きのものであろうと思う。モダンな感覚を出して若年層向けの仕上げの感じがするからである。実際に使用した感じでは、光沢ミラーの仕上げを手にした時に、どっしりと重量感 を覚える。しかし、逆にこのミラー仕上げによって、滑り易く落とす心配がある。掌が乾燥気味のときは用心しなければならないであろう。

 シルバーカラーを採用した「Sonnet 
Cannel Chrome」の万年筆は格調高く目にうつり、キャップ部分には名入れがしやすいデザインであり、お祝いのギフトには最適な感じがする。
 万年筆の主な緒言は、以下のとおりである。

主軸、キャップ   真鍮のクロムメッキ仕上げ
ペン先材質 ステンレススチールクローム仕上げ
ペン先サイズ   「F」と「M」が用意されている
インクフォロー カートリッジ、コンバーター両用
大きさ   長さ:144mm、軸径:9mm
定価 13,650円(税込み)
(ローラーボールの定価)   10,500円