Parker  Esprit

(2007年7月〜発売)

       
「4種類のGift Box」 「Matt Carbon」 「エスプリ専用ケース」
 
 2007
7月末に新しい機能をもった「Parker Esprit」が発売された。この万年筆はキャップを閉じた状態では117mmと小柄な状態である。しかし、クリップオンのキャップを外す操作を開始すると、セクション部分が伸びる。その伸びた長さは131mmである。キャップを外して、胴軸 にはめると155mmとなり、どんな大きな手の人でも十分な長さの万年筆となる。「Parker Esprit」はこうした「テレスコープメカニズム」を採用した。これは新しい感覚の万年筆で、ボディが往年の望遠鏡のように伸び縮みするのである。
 
 
       
  「ボルドー、ブルー
クローム、カーボン」
  「シンプルな天冠」   「斬新なクリップ」  
 
 今回は4色のシリーズで、専用ケースに収められていた、FP、BP、SPが用意されている。ちなみにFP(万年筆)は、ペン先スがテンレス製である。Nibは、Fサイズのみで、定価は税込みで
6,300円 である。デュオペン(ボールペン・スタイラス)は、税込みでどちらも5,250円 である。BP(ボールペン)は(黒)税込み4,200円 で、SP(シャープペンシル)は、税込みで4,200円である。
 
 
       
  「ステンレスNib」   「FサイズのNib」   「ノーマルカートリッジ」
「専用ミニカートリッジ」
 
 
 若い人たちをターゲットにした万年筆らしく、斬新なフォルムのデザインと色彩感覚が取り入れられている。本体を軽量に仕上げるために、アルミニウムを導入したボディは、クリアで発色が優れたアナダイズ仕上げとなっている。
 用意された色はマットクローム、マットブルー、マットカーボン、マットボルドーの
4色となっている。専用ケースの色も万年筆に合わせる配慮が欲しかったと思う。
 
 
       
  「説明書(表)」   「説明書(裏)」   「上 伸びたセクション」
「下 畳んだセクション」
 
         
「マット・クローム」 「マット・ブルー」
   追 加 (08-05-10)     
左から
「BP、デュオペン、FP」
上から(縮めた状態)
「BP、デュオペン、FP」
上から(伸ばした状態)
「BP、デュオペン、FP」

 この「Parker Esprit」には、BP(ボールペン)、デュオペン、SP(シャープペン)、FP(万年筆)の4種類が用意されている。これらの全てにテレスコープメカニズムが採用されていて収縮自在である。そのため「エスプリ」はポケットにしっかり収まるユニークなスタイルで、若者に人気があるようだ。更にマットブルー、マットクローム、マットカーボン、マットボルドーの4色が用意されている。
 デュオペンは、
PDAなどの入力に便利なスタイラスを備えた現代のOA時代には重宝なペンである。
 
「デュオペンのマーク」 「4色のデュオペン」 「マットカーボンのBP」

 
「Parker Esprit」のボディはアルミニウムのアナダイズ仕上げ、クリップ、トリムは、ステンレススチール クローム仕上げである。
 デュオペンの
サイズは、長さ132mm(収納時114mm)、軸の最大径11mm、重さ18gで、標準価格:5,250円(消費込み)である。
 ボールペンのサイズは、
長さ120mm(収納時105mm)、最大径11mm、重さ19gで、標準価格:4,200円(消費込み)である。