『おそい・はやい・ひくい・たかい』No.13
特集
えらいこっちゃ、教育改革
土曜日がぜんぶ
休みになるの!?
ヤッター!!
(小三女子)
でもなあ、塾でもっと
勉強しなくちゃダメだって
おかあさんが……
(小四男子)
びくびくしてます
2002年4月、学校五日制完全実施! それに向けて教育改革がはじまる。いままでだって、何度も、教育改革! キョウイクカイカク! 今日行く改革! といわれたことがあった。でも、ほとんど、なーんも変わらなかったんじゃないの?
いや、今度はけっこうたいへんみたい。「低学力を招く」なんて、もう学校へのバッシングが起きているし、「学力格差を広げ、差別を助長する」ということもいわれている。
授業時間も内容も「激減」するって? やっぱり塾へやらなきゃだめかしら? 「ほんとうの教育」ってなに? 奉仕活動も義務なの? 学校を自由に選べるってホント?
改革がはじまる前から、たくさんの問題点がある! と学校関係者はいう。先生もすぐクビになるの? びくびくしてますます事なかれ? 総合的な学習で学校が生き返るという先生も、総合的な学習で過労死になっちゃう! という先生もいる。
いったいどうなっていくんだろう? みんな、いまいちよくわからない、疑心暗鬼不安症候群的教育改革。
「でもさ、とりあえず休みが多くなるならうれしい」という子どもたちもたくさんいる。
季節はずれの台風か? たんなる張り子の虎か? それとも劇薬か? 教育改革を『お・は』が解剖。こんな特集、まず見たことない!●
(編集部)
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