ガイドの取り付け

ガイドの取り付けにはロッドのリメイキングコーナーのガイドの取り付けで説明しています。

丸竹フライロッドの場合はナイロン糸を使用せずにシルク糸を使います。 それは、完成した後も火入れが必要になるために溶けてしまわないためです。

私は、下の写真にあるように手芸センターで普通に手に入るミシン糸を使用しています。 このミシン糸は漆塗りすると透けますので実際の色と異なりますが、ワンポイントの飾り巻きをする場合は透けない木綿糸を使用します。

シルク糸

ガイドを取り付けたところです。 下の写真にあるようにバット部分を補強するために透明になるシルク糸を巻いてあります。 この補強はキャスティング時にバットを曲げこんだときにシャフト部分が楕円にならないようにするだけです。 と、思い込んでいるが効果のほどは良く判らない。

バット部分

バットが十分な強度がある場合には補強巻きをしません。 あとは、尺マークのための飾り巻きをします。

バット部分

ストリッピングガイド部分のラッピング。 飾り巻きとして赤を3巻きしてあります。

ストリッピングガイド部分

トップ部分のガイドを取り付けたところです。

ティップ部分

ガイドを取り付けたならばラインを通した形で負荷を掛けてロッドの各部分の曲がり具合などをチェックする。 一部分だけが曲がったりなどバランスが悪い場合は、その時点で仕上げしても勿体無いので思い切って作り直す決断するほうが良い。

ロッドバランス部分

私は、バランスについては自分の持っている好きなアクションのロッドと比較したり、実際の釣行での感覚とバランスを比較して覚えたりしている。

作成日:2007/03/17 更新日:2009/03/15

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