ガイドの取り付け

ガイドの取り付けに対して困ったことは、最初に付いていたガイド位置は使えない。 もともとのガイド数はトップガイドを含めて8個で、はっきりいって明らかに少ない。 で、取り付け位置の決定はほとんど「えいやっ」と。 とはいっても、多少なりともガイド位置表がありますので参考にしています。

ガイドの取り付けはブランクアクションによって決められると思います。 つまり、ティップアクション(ロッドの先端部分が曲がる)のガイドはトップに集まり、 ミドルアクション(ロッドの中間部分まで曲がる)のガイド位置は均一に配置されるだろう、と勝手に思い込む。

とは言うものの2ピースロッドの場合、最低4つのガイド位置は無条件に決定することが出来る。 つまり、トップガイド、ストリッピングガイド、ティップ部のフェルール近く、そして下に示す写真のように振った場合の曲がらない部分の4ヶ所だ。 あとは、見栄えの良い位置に「てきとー」に配置した。

ブランクを振ったところ

スネークガイドは細身ワイヤーで作られた軽量ガイドを使用する。 その理由はガイドの重量でロッドアクションってけっこう変わってしまうためだ。 そしてストリッピングガイドは色々とロッドを解体したときに出てきたものを再利用することに。

使用するガイド

ガイドのラッピングに先立ってマスキングテープで仮止めする。 そして、実際にラインを通して全体的なバランスをみながら微調整して行く。

マスキングテープで仮止め

グリップ周りのラッピングが終了した状態。 一応は飾り巻きをしていますが、同じ赤色ですので写真ではよく確認できない。 スレッドはコーティング材が染み込んで透き通りますので、飾り巻きのスレッドは透き通らないものを使用しています。

グリップ周り

トップのあたりのガイド位置とラッピング状態。

ップのあたり

あとは、日を選んでコーティングするのみとなった。

作成日:2004/04/09

| HOME | INDEX | | |