石徹白Fisher's Holiday でお会いした"しの坊"さんが作成した布袋竹のフライロッド。 矢竹やスズ竹とも違ったフィーリングで見た目もまさに丸竹ロッド。
さっそく試し振りさせてもらったところ、布袋竹の特徴だと思う粘りからか非常に良いキャストフィール。 ただ、トップだけはフライラインのキャストには向かない調子なので、ロッドを曲げないように注意してキャストすると飛距離もかなりのもの。
非常に欲しくなって"ください"っていったら"いいですよ"と。 それだけではなくトップを作り直すことも了承いただいた。
来年の石徹白Fisher's Holiday で改造したロッドを見せてくださいと約束をした。
さあてと、ガイド2コ分のトップ部分を作り直すか。
このトップがシャキッとしていると・・・。
ガイド2コ分を真竹の削り穂で作成してみたのですがあきらかにバランスが悪かったので再作成です。
トップ部分1/2のアクションが良くなかったのでスズタケと真竹削り穂を繋いだ。
アクションを見てみると全体の曲がりの中で矢印で示すところが気持ち弱そうだ。 トップ部分はフライロッドとしてこれ以上細くはできないので仕方ないか。
キャスティングするときに穂先より矢印の弱い部分が遅れて復元されると思うので、結果としてトップが落ち着くタイミングが遅れるのでベリーが緩んでしまうのとキャストフィーリングが気持ち悪くなると思う。 ただ実際に振ってみないとその影響度はわからない。
トップ全てを作りなおしたほうがロッドとしては良くなる可能性があるのですが、せっかくの布袋竹が台無しになってしまうので、だめだったら補強巻きでごまかすか。
作成日:2008/06/14 更新日:2009/03/07
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