ロッドリメイキング 第2弾

また見つけてしまったマニアックなもの

昨日、家の近くにある量販店タイプの釣道具屋(T堂というところ)へ小物を仕入れに行きました。 このお店はリサイクル釣道具が色々とあるのですが、その中に面白いものがあるのを見つけてしまったのが運のツキ。

前回も、フェンウイック製の相当古そうなグラスフライロッドがあったんですが、持ち合わせがなく改めて手に入れようと思ったのが後の祭り。 世の中、同じことを考えていそうなライバルが多いことを痛感して、計200円でしたので今回は即買い。

で、どんなロッドかといえば、

こんなもの

ディテールは、

トップ部分

バット部分

グラス素材で出来た6フィートのルアーロッド2本。1本100円でした。良く見てもメーカーらしきシールは一切ついていない。 しかし、片隅に Made In JAPAN としてある。どこまでも興味が尽きないルアーロッドである。

そういえば、自分が幼少の頃(単純に40年位前?)のスピニングリール用ロッド(私の記憶が正しければ本当に在った)といえば6角のスプリットケーンだったと思う。 今日、その頃の道具を手に入れたら即倒すること間違いない。 その後に、グラス素材の道具が出始めてきて、竹竿は一部のマニアックな道具として生き残り、普通の竹竿はグラスロッドに取って変わって消えていく運命にあった。 その頃のセットものの道具だと思う、が、良く判らない。 やはり、どこまでも想像力を豊かにさせてくれる一品であることには疑いの余地は無い。 こう言いきれるのは、実際に自分が始めて購入した道具(30年位前?)がその手のものでしたから。

しかし、私はそんな感傷に浸る気は毛頭無く、ズバリ夏の藪沢で使うショートフライロッドに作り直そうと考えている。

長さを合わせる

リールシートおよびグリップがプラスチックで出来ていたのでハンマーで一気に割ってみた。 が、下の写真にあるようにトップ部分とバット部分の長さが違うのでまいった。

トップとバット

仕方がないので、補修用パーツとなっている不要ロッドや分解してしまったブランクのハギレから長さを合わせるために接続する。 適当にテーパーを付けて2液混合のエポキシ接着剤で接続して終わり。 接続した部分はグリップになるのでこんなもんで良いでしょう。

まあ、このロッドリメイクも完成しなかった場合は、補修用パーツあるいは丸竹ロッドのフェルールとなってしまう運命にある。

長さを合わせる

接着部をほんの少しテーパーに削ってエポキシで接着する。

接着したところ

このあとも、リメイキングにあわせてレポートするつもりです。完成は何時になるやら。

作成日:2005/04/03 更新日:2005/10/15

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