Nikon D40 [2009/01/11]

今までのホームページで使用している写真は CASIO EXILIM EX-Z600 を使用していた。 そこでYAMADA電機のポイントがある程度貯まったので以前から手に入れたいと思っていたデジタル一眼レフカメラをポイントで購入した。 とにかく小さくて軽く一番安いデジタル一眼レフが選択するポイントで Nikon D40 に即決定。 もちろんレンズキット。 なお、有効画素数は6.1メガピクセルですが、ホームページで使うのがメインですので十分過ぎるくらいです。 なにせ、スキーやフライフィッシングで使用するためにザックに入れたりするので、すっころんだり水没したりする可能性が非常に高いです。

Nikon D40

かなり前(30年くらい?)になりますが、一応なりともカメラを趣味としており現像から引き伸ばしまで自分でやっていました。 もちろんカラーなんてちゃんとした現像室が必要になりますので、カーテンだけの簡単な暗室でもできるモノクロですけれど。

当時愛用していたカメラは NikonF2アイレベル(フォトミックが欲しかったのだが値段がスゴイ)。 それと、今回のデジイチのエントリーモデルに位置づけられる Nikon D40 を比較しても意味は無いのですが。

とりあえず撮影できる最低限のマニュアルフォーカス、絞り、シャッタースピードの操作方法がわかれば何とかなる。 それとシャッタースピード優先方法、絞り優先方法も。

で、まいったのがフォーカス調整が昔のカメラと違い、一番前のレンズそのものを回転させるのだ。 それが軽くておまけに多少ガタもある。 シャッター時のミラーの衝撃でブレが起きるんじゃないかと思ってしまう。 もちろん手ブレ補正なんてない。

今の一眼レフってシャッタースピードを本体の右上にあるダイアルで合わせるんじゃあないのね。 ちなみにシャッタースピードは右親指で操作できるダイアルになっているので何とかなりそう。 それに絞りもレンズにあるんじゃあないのね。 シャッターボタンの近くにあるボタンを押しながらシャッタースピードと同じダイアルで合わせる方式。 うわあ、慣れるのが大変だ。 そしてすばやい操作は絶対に望めない。

昔の一眼レフはメカニカルな構造だったのに、30年程の間にマイコンとソフトウェアで動くものになってしまった。 自分の生業もマイコンやパソコンのソフトウェア開発になるのだが非常に複雑な気分だ。 何せ、その当時のメカニカルシャッターやミラーが上下するときに発する音そのものも楽しみの一つでしたからね。

これで冬の北アルプスを撮るぞ!

このカメラの実力を見てみましょう。 全てマニュアル操作で撮った写真です。 もちろん、室内でストロボも無しでWindowsのペイントブラシで画像圧縮(800×600)してあります。 以前に使用していたエクタクロームやコダクロームでASA100以下(正確には忘れた)、ネガフィルムは小西六フィルムや富士フィルムはASA100と用途に分けていたが、画素数で言えば比較にならないぐらい荒い。 それとは別に今度のASA1600の設定であれば多少暗い状態でもストロボ無し何とかなるね。

ASA400、f5.6、1/10秒、フォーカスは最近で位置あわせ、三脚無し、もちろんマクロ撮影ではなくズームだけです。 さすがに1/10秒では少しブレてしまいます。 なお、ASA1600まで使えるので何とかなりそうです。

毛ばり

ASA400、f5.6、1/10秒、被写体が多少はなれたのでマニュアルフォーカス、三脚無し、もちろんマクロ撮影ではなくズームだけです。 マニュアル操作でこれだけあれば魚の撮影も問題ないが。

ロッド

夕暮れの雲を撮影してみる。 ASA400、f5.6、1/125秒、マニュアルフォーカス。

夕暮れの雲

ASA800、f5.6、1/125秒、マニュアルフォーカス、三脚無し、ズーム撮影です。 明るいときに撮影したのでほとんど問題なし。 あとは技量あるのみです。

毛ばり

色々な撮影条件や被写体で試してみないと判らない。 考えてみれば全てオートのデジカメで撮影するより、全てマニュアル操作で撮影するデジタル一眼レフのが楽に感じる。

作成日:2009/01/11

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