お役に立てれば幸いです
現在、私は戸籍と住民票に関係する仕事をしています。
よく質問を受ける事柄について、皆様の参考になればと思い
ご案内させていただきます。

戸籍に関する事

戸籍に関する各種証明は本籍地の役場で発行されます。

取得するには直接役場に出かける方法と、郵送で申し込む方法があります。

◎郵送請求の方法

申請者氏名     印
住所
電話番号
(昼間つながるもの、携帯可)
本籍地
筆頭者氏名
必要な証明の種類
(例 戸籍謄本
○○の戸籍抄本
○○の身元証明  )
必要数
使用目的
(例 パスポート申請
    役員就任のため  )

左のように便箋等に申込内容を記入し
手数料(定額小為替)と
返信用封筒(切手添付)を同封して
本籍地のある市町村役場に
送付依頼してください。
時間的には、郵便の往復日数プラス1日位
かかります。(休日があるときはその分をプラス)

手数料について
 戸籍謄本・抄本          450円
 除籍謄本・抄本          750円
 身元証明              300円
 戸籍の附票             300円
 (市町村で若干異なるので確認してください)

郵便局(名古屋市内は確実です)によっては、
申請用紙等の用意がありますので
ご利用いただくと便利です。 

名古屋市内に本籍地のある方
16区役所と5支所でFAXによる取り寄せサービスをしています。
(名古屋市内間のみです!)

 取扱時間  午前9時から午前11時30分
         午後1時から午後4時30分
         待ち時間はおよそ30分です。
         また、当日に限り午後5時までは受け取る事が可能です。
         受付時職員にその旨お申し付けください。。

本籍地の役場の所在地等については、ネット検索でほとんどのところが判ると思います。
また、どこの役場でも戸籍の担当課には、市町村役場便覧があるはずなので、
お住まいの役場に電話でお尋ねいただいても結構です。

INDEX
戸籍に関する
言葉の説明

住民基本台帳カードについて

写真あり

写真なし

詳細について知りたい方はこちらへ

8月25日から全国一斉に住民基本台帳
ネットワークシステムの第2次サービスが
開始されました。
私の勤めている名古屋市でも
住民票の広域交付や住民基本台帳カード
の交付が始まりました。

そこで・・・

カードを作ろうかどうしようか
迷っている方に
私個人の意見
参考にしていただけたらと思います。

名古屋市では現在カードに付加サービスを全く付けていませんから、身分証明書として
使うことと、住所異動の際の自治体の職員が少し楽に手続きが出来る以外は、
あまり利用する途が考えられません。

自動車運転免許証やパスポートを持っていない方で身分証明書として使いたい方は
写真付のカードにすれば使えるようですが、一部このカードでは本人確認の資料として
通用しない所があるようです。

住所異動の際に便利になるような宣伝がされていますが、実際はカードがあっても無くても
今までと市民の方の負担は変わらない気がします。
ましてや手数料500円を支払って市外に引っ越すと使えなくなるカードを
わざわざ作る必要もないかと思います。

以上簡単ですが、今現在のところ新しい物好きでどうしても手に入れたいと思っている方と
他に身分証明書になる物がない方以外は、必要ないと思います。

もっと付加サービスが充実して、個人情報の保護対策が万全になってから必要だと思う方のみ
作られればよろしいかと思います。

・・・・・決して私の仕事が忙しくなるから「作るな!」と言っている訳ではありません(^^ゞ

戸籍届出における本人確認

10月1日から名古屋市では婚姻、離婚、養子縁組、養子離縁(裁判等によるものを除く)の
4つの戸籍届出事件について全ての事件本人の確認をさせていただくことになりました。

これは、本人の知らない間に虚偽の届出により戸籍の異動がなされる事件が増加したため
不正な戸籍の異動を防止するために行うものです。

方法としては、窓口での公的身分証明書による本人確認(平日の区役所開庁時間内及び
休日の嘱託職員受付時間内のみ)と未確認者への確認通知書の発送になります。

戸籍届出により氏名に変更の有る方と同時に住所を異動される方につきましては、
いずれも従前の氏名、住所への発送となります。

同じ世帯に未確認の方が複数いらっしゃる場合は該当者宛に通知書がそれぞれ発送されます。

また、事件本人以外の方が使者として来庁の場合はその方の確認もさせていただきます。

お忙しい中お越しいただく皆様にはお手数をかけて申し訳ありませんが、
本人確認の取り扱いにご理解とご協力をお願いいたします。