神と物質

(我が内なる魂との対話)

 

  『風よ 日よ 空よ

                  山よ 大地よ 海よ

                             巡り合わせてくれたことを感謝します』

 

「前書き」

少し長い前書きになります。
こんな「神と物質」などという本を手にするあなたですから、
多分日頃から今の生活に疑問を抱えているはずです。
そうでなければ、この本が気になるわけはありません。

普通は神と物質は並び立つものではないからです。

人生は楽しくなければ、つまらないと考え、とにかくお金を沢山欲しいと思っている人が、
こんな「神と物質」などという
金儲けには関係なさそうなことに、興味を持つはずもありません。

あなたの悩みは、愛なのか、病気なのか、対人関係なのか、
それとも、もっと根元的に‘私って一体何だろう’と考えているのか、
反対にこんな世の中に生きているのが嫌になっているのかでしょう。

でも、残念ながら、この本にはその答えはありません。
この本は、物質という、元素や水や、山や海等の今あなたの目の前にある、
あるがままのこの宇宙は、一体どうなっているのだろうということを調べ直そうと、
我が内なる神との対話を日記として書いていっただけの内容です。

ですから、人の道を教えたり、苦しみを取り除いてあげたり、
こう生きなさいと指導するような宗教書ではありません。
そんなことを求められても困ります。
本当に科学を軸として神界の事を対話しているだけの日記なのです。

今や地球は壊れようとしています。
この事について例えどんなに偉い人が、まだまだ間に合うと言っても、
あなた自身はそれを信じちゃいないでしょう。
今の地球の様々な環境破壊の現実をとりあげるまでもなく、
心の中であなた自身がそう感じている事が一番意味が重いのです。
もう人間も地球もダメだという絶望感が心のどこかにあるでしょう。

でもあなたは、こんな人類が滅亡してもそれも又やむなしとも思っている筈です。
しかしどうせ死んでいくのなら、
生きている内に本当の事を知りたいとも思っているはずです。

私とはなんだろう?

私はどこから来たのだろう?

この宇宙の中で、どうして私は存在しているのだろう?
神って本当にいるのだろうか?
全知全能の神なのに、どうして人間同士を争わせたり、
全知全能なのに、どうして地球を救えないのだろうか?
これからの子供達はどうなるんだろう?

私が死んでいくのは仕方がない、地球を壊す手伝いを私もしていたのだから。
でもせめて死んでいく前に、知っておきたい事は山ほどあるのです。
実は私もその1人なのです。
それゆえに、私は我が内なる魂に問いかけを始めました。
あなたと同じ事を、私も知りたかったのです。
死んでゆく前に、せめて宇宙に代表されるよう、現実に目の前にある事くらい
本当の理解をしておきたかったのです。

物質とは何か?

もし霊界というものが本当にあるのなら、死後私はその世界に行ってその事を知ればいい。
だから今の私には、霊的な事はどうでもいい事なのです。
又我が内なる魂の言うように、
私の本質は神であるのなら、神界に戻った時にその事を知ればいい。
私はどうしても人間でいる間に、物質でできている人間の事を知りたかったのです。

それがこの日記だったのです。

そういう事情を知った上で、この日記を読まれる事を望みます


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