(日記を書き始める)

我が内なる神様は、私に言う。

〈神〉
少なくとも君は私に、神様という様をつけて呼ぶな。
様がついたとたんに、私は君より偉い立場になってしまう。
私と君は同じなのだ。
君をつくりあげたのは大勢の神様です。
それらの神には感謝しなくてはならないので神様である。
だが、私と君は同じなのだ。様だけはやめてくれ。それだけは頼んでおく。

〈私〉
はい、わかりました。では私はあなたを呼ぶ時は「神よ」とします。
私が神様と書く時は、あなた以外の神の事としていいんですね。
じゃあ、これからは、神と神様と使い分ける事で、
あなたとあなた以外を分けて表現する事にします。
どうぞ、よろしくお願いします。神と神様なのですね。

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