<まずは原本をお読みください>

「根元神曲」

<地之世界之親神発案>

<末代日乃王天之大神監修>                  

(田村喜照箸)

 前口上

根元一神    活動戯曲
戯曲曲名    根元神曲
上演期間    無始無終
現在時点    九幕終了
会場舞台    超大宇宙
主役神界    脇役人界
神曲壮大    千嘆万賛

(第一幕)  神意発動の場

根元一神    根元存在
活動開幕    一千億年
神意初動    吸引旋回
旋回運動    陰陽二元
二元担当    陰陽二神
二神活動    潤次高揚
高温高圧    火玉形成
極限状況    火玉爆発
爆発現象    宇宙剖判

(第二幕)  宇宙形成の場

宇宙開闢    二百億年
火玉分塊    多数四
光熱放射    五方十方

分塊冷却    地玉自形
光熱衰弱    地玉分在
地玉物質    光熱霊質
地玉天体    光熱天間
物質時間    光熱空間
物時陰神    底津母神
霊空陽神    彌勒父神
一神底彌    根元三神

(第三幕)   龍体神霊顕現の場

天地分解    雑然情況
雑然整理    神霊必要
根元分神    龍体顕現
顕現活動    百億余年
月之親神    日之親神
地之親神    子神孫神
神霊総数    百八十神
神霊構成    霊八物二
神霊龍体    三魂具有
幸和荒魂    配魂相違
相違神性    神力絶大

(第四幕)  神業分担の場

神霊世界    長年推移
薄明朧夜    地球泥海
月神思案    陰陽自得
男神女神    協力着想
夫婦結縁    夫唱婦随
神界総会    不二天空
議題二件    薄明泥海
月神説明    全神賛同
神業分担    天神地神
月神日神    百十神霊
地球出発    天体管理
月日発光    五十億年
天体運行    軌道周期
地球修理    七十神霊
地系天系    一致協働
海陸分離    四十億年
陸地初出    不二日本
大業成就    神霊歓喜

(第五幕)  統一時代の場

整理調整    論功行賞
秩序必然    神規制定
神席確定    持場決定
神席主席    地之親神
地系優遇    天系冷遇
海中地上    整備分掌
海中草魚    地上植動
地上管理    脇役着想
人間創生    二百万年
人祖初生    神国日本
神霊分魂    注入産声
寿命有死    離魂幽界
神人幽界    三全世界
三界別世    霊魂連結
万事成功    神人共愛

(第六幕) 自在卿望の場

地上楽園    人類増加
努力忘却    神罰降下
修跋体験    人類激減
祭事発祥    祈願伝承
男神四十    女神三十
神結不能    不満醸成
神規順法    不平高進
神人怠慢    自在卿望
根元三神    対策協議
根龍絶縁    神人自由

(第七幕) 自在時代の場

統一失敗    自在時代
時代原理    自由競争
恋愛事件    突如発生
神界騒然    紛争急展
地系天系    中系三立
低遇天系    千載一隅
狡智発揮    種々画策
作戦成功    神規破綻
主席地神    責任自覚
隠退決意    北海海底
日神三女    天系系主
女神強勢    婦唱夫随
神争激化    勝神負神
悪霊活発    思凝横行
金毛九尾    人争扇動

(第八幕)  人界混迷の場

神界事情    人界反映
天系信仰    勝者王者
地系信奉    敗者貧民
天民武盛    地民屈従
四聖登場    宗教各地
救済宗教    虚教八百
王侯続出    国家多出
王制変革    民主議会
通貨流通    争奪激烈
富者少数    貧者多数
科学技術    発展発達
無神思想    人界蔓延
銀行会社    巨大怪力
生産拡大    生活向上
利害紛糾    戦争頻発
大量殺人    金毛欣躍
世界戦争    原爆発明

(第九幕)  和合宣言の場

原爆戦争    懸念増大
宇宙開発    運行阻害
人類増加    資源枯
石油多用    公害多発

三界混迷    事態極限
根元三神    根龍復縁
隠退地神    主席復帰
根元総会    富士山頂
昭和辛酉    一神一声
神争中止    和合宣言
自在終焉    九幕終了
次幕和合    今後続演



<簡単な解説>を試みます。

「根元神曲」は

<地之世界之親神発案>

<末代日乃王天之大神監修>                  

(田村喜照箸)

と表記され、本文は四文字熟語だけで書かれている、不思議な書き物です。
漢字というものは、一文字の中に宇宙を入れてしまえるほどの、奥深さを持ちます。
一方「言葉」という言語にしてしまいますと、書き手、聞き手のそれまでに獲得してしまった既成概念からどうしても抜け切れません。
なによりも、書き手の感情が出てしまい、神の伝えたいことが正しく聞き取れないのです。

そこで「世乃元之神」は、白紙の状態で受け取れる一文字の漢字に、伝えたいものを内在させて、
田村氏に「根元神曲」を書かせました。

従って、この本文に解説を載せることは、世乃元之神の意に反することです。

しかしいきなりこれでは、チンプンカンプンです。
そこで私は状況説明だけにとどめた<簡単な解説>を試みることにしました。
これとて要らぬことかもしれません。
その辺のことをご理解のうえ、お読みください。                                                                                               

田村喜照(たむらよしてる)氏がら贈呈して頂いた原本には、田村氏の詳しい解説が載せてあります。
しかし中立系の龍体神様から分け御魂(わけみたま)されている私にとっては、
とてもその解説を鵜呑みにすることは出来ませんでした。
その当時の神様情報として、田村氏は余りにも負けた神様の悔し残念の思いを受け取ってしまっていると、感じました。

根元様が「天地和合」と仰っているのに、
これからは「億千億敗」で悔しい思いをしてきた「地系の神様の世界」がやって来るのだ
と言われても、それは目出度いですねえとは同調できませんでした。

しかし一方では、私も長屋の子として貧乏を体験しておりますから、
負け続けて悔しい思いの地系の神様の神情が、理解できないわけではありません。
ただこの「根元神曲」には冷静に読んでいきますと、
私には「ご神書」というよりは「科学書」のような面白さがあったのです。

(第一幕〜第三幕)

誰も解き明かせないでいる「ビッグバン以前」から始まり、
宇宙が拡散しながら膨張して、やがて超新星爆発しながら太陽系惑星を形成していった様が私の目には映ります。
懸命に学者は「ビックバン以前」を探していますが、末代様は、「第一幕」でこう明かしています。

 神意初動    吸引旋回

 旋回運動    陰陽二元

 二元担当    陰陽二神

 二神活動    潤次高揚

吸引旋回することにより、陰陽が出来たなんて、もうわくわくしますよね。
これが潤次高揚して、ビックバンの元となる「高温個圧の点」になったなんてだれが思いつくでしょうか。

(第四幕)

 古事記や旧約聖書、世界各地に伝わる「天地創造」の舞台なのでしょうか。

(第五幕)

根元様より「天地創造成功」の功労により、地系の神様が優遇される神界体制がとられた、
それは地系の神様の成功により、人間の創生がかなったからです。。
ところがこのときあまりに地系の神様が優遇され、
天系の神様が冷遇されたことが、その後のドラマを生んでいくことになります。
一応生物の専門家の私には、「人間誕生」までにどれほどの他の神様の苦労があったのだろうかと
そちらの方を「凄い」と思ってしまいます。
すなわち、「進化」させていった神々の苦労を忘れてはいけないということです。

(第六幕)

人間が楽園生活の快適さに怠慢になり、神の一撃が下る様は「ノアの箱舟」を思い出させます。
聖書も同じことですね。
その後、ガチガチに地系体制をとられていた天系神に不満が高まり、
さすがの根元様も「そうまで言うなら一度勝手にやってみよ」ということで「根龍絶縁」になり、
その後「根元神界」は龍体神から「見えない神界」として、姿を消してしまったのです。

(第七幕)

根元神規のいなくなった龍体神界では、今までの借りを返そうと天系の神が「下克上」の戦争を仕掛けます。
「根元神規」は霊界にまで及んでいたのですが、「たがの外れた肥樽」のように
宇宙いっぱいに怨念霊などが拡散してしまいました。

神も霊もお互いが利用しながらの、戦国時代が始まったのですね。

(第八幕))

龍体神界が思凝霊団を巻き込んでの神界戦争に明け暮れている間に、
その思凝霊団は人間を悪導し、環境破壊につながる科学を無制限に発達させました。
宗教と言う、「神様が指導して始めた癒し」も彼らに乗っ取られ、「宗教戦争」という争いで、人間に血を流させたのです。
しかし全てはドラマだったと、理解してあげましょう。
彼らは舞台の上で、悪の御役を演じただけです。
「天地和合」という終幕を迎えるには、必要不可欠な筋書きだったのです。

(第九幕)

この根元神曲が書かれた時代の最終幕ですが、実は世乃元之神はその後とんでもない「第十幕」を用意していました。
この最終幕を演ずる為に「かむなからの神」と「かむなからの人」は、昭和60年から始まる地獄の現場神業へと旅立つことになります。
私はこの旅から、かむながらの一員として公式参加することになったのです。


<これから下は私の感想ですから、そんなものかとお聞き流しください。>

(第二幕)  宇宙形成の場

宇宙開闢    二百億年

火玉分塊    多数四散

光熱放射    五方十方

分塊冷却    地玉自形

光熱衰弱    地玉分在

地玉物質    光熱霊質

地玉天体    光熱天間

物質時間    光熱空間

物時陰神    底津母神

霊空陽神    彌勒父神

一神底彌    根元三神


この「第二幕」が末代様から送られた最大の「謎解き」だと感じます。

地玉物質    光熱霊質

地玉天体    光熱天間

地玉とは地球のことですが、星と言う「物質」の象徴で使っています。
それに対して、光熱は物質に相対する「霊質」であると明かしています。
ここに「霊」とは何か、のヒントが隠されています。
星は物質ですが、「霊質」は「光熱だよ」と教えています。
「霊」ときくと冷たいものの象徴のように思ってしまいますが、実は低いとはいえ「温み」をもつ「光」と「熱」だったのです。
「物質」と相対するするものこそ「光熱」だったのです。

物質時間    光熱空間

物質と光熱は相対しています。
すると「時間」と相対するのは「空間」であると教えてくれます。
現代の宇宙論では、「物質」を元素とし、素粒子を霊質のような「不確定な存在」として「分けられないセット」と考えています。
しかしながら、時間と空間は関連性のない「単独な要素」であると考えています。
まさか「時間」と「空間」が、相対関係にある「セット」とは想像もしていません。

物時陰神    底津母神

霊空陽神    彌勒父神

一神底彌    根元三神

ここがキーポイントですよ。

物質、霊質、時間、空間
この四つの因子は、陰陽の資質を背負います。

陰質は「物質時間」に引き継がれ、陽質は「霊質空間」に引き継がれます。
現代宇宙論では「物質と霊質」のセットが、時間が存在する「空間内」に存在しているのが、「宇宙」であると認識していますが
神様は「違うのだよ」と教えてくれています。

わかりやすい言葉に置き換えます。


「霊質」がなければ「物質」は存在しませんし、
「時間」がなければ「空間」は存在できないことを悟れば、合格です。

これが「仏陀」が悟った「世界」なのですから、あなたは「おしゃかさま」になったと同じくらい、凄いことを知ったのですよ。

 底津母神  一神底彌  根元三神

「底津母神」は、「底津岩根の大神」といって女性の象徴です。このお方は「地球の芯」として納まりました。
彌勒父神 は、「根本ミロクの大神」といって男性の象徴です。このお方は「地球の皮」として空間に納まりました。
根元三神は、「始めのお方」「天地根元の大神」と、この御二神の「三位一体」「地球を治めていく」ということです。


これは「根元さまが決められた事ですから、
来る「根元時代」「和合時代」はこの体制でやっていきますという、「みことのり」です。

この体制を実現せんがための、「かむなから」なのですということを、わかってやってください。