2月17日(金) ローマ市内自由観光

フォーリ・インペリアーリとフォロ・ロマーノ観光

トラヤヌスのフォロとトラヤヌスのマーケット

 トラヤヌスはローマ帝国皇帝として98年から117年にかけて在位した。武人であり外征にも積極的であった。現在のルーマニア(ダキア)を征服しトラヤヌスの治世中にローマ帝国の領土は最大に達した。 ダキア遠征の始終はトラヤヌスのフォロにあるトラヤヌス記念柱として大理石の柱に刻まれている。フォロ(公共広場)

トラヤヌスの記念柱 トラヤヌスのフォロ トラヤヌスのマーケットの2階通路
トラヤヌスのマーケット 2世紀の初めに造られた。2階は屋寝付き回廊式になっており商店や食べ物屋が入っていたそうだ。現在の商店街同様の造りとなっていた。
フォロ・ロマーノ
フォロは市民の集会や裁判、商業、政治討論活動の場として設けられたもので古代ローマ時代の街の中心であった。(入場無料)
フォロ・ロマーノ全景 「フォッカスの記念柱」
「ヴェスパシアヌスの神殿」の跡で81年に建設された 「サトゥルノの神殿」の跡で紀元前42年に立て直された。 「カエサルの神殿」跡?カエサルは紀元前44年に暗殺された。

セプティミウスセヴェルス帝は193年から211年まで在位した。この「セヴェルスの凱旋門」はパルチアとの戦いに勝利した記念に建てられた。大理石の化粧板にはパルチアとの戦いが描いている。 

「聖なる道」 「カストルとポルックスの神殿」双子の神に捧げられ484年に完成した。 「ヴェスタの神殿」4人の巫女が聖なる火を守った神殿で最後の修復は191年に行われた。
「エミリアのパジリカ跡」(パジリカとは公共の建物で雨天時に集会や商取引に使われた) フォロに接した高台に造られた貴族や権力者たちの豪邸跡 遠くに「ティトゥスの凱旋門」を望む。この凱旋門はエルサレムでの戦勝を記念して81年に造られた。
「アントニヌスとファウスティーナの神殿」は、アントニヌス帝が皇后のファウスティーナのために141年に建設した。11世紀に教会として改修された。
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