6月 1日(火) エアーズ・ロック観光 第2日

 生憎の雨、夜半過ぎから雨音が激しく屋根を震わしている。まさか砂漠の真ん中で、このような雨になるとは、思いもしなかった。5時30分のモーニング・コールがむなしく感じる。それでも荷物をまとめ、雨対策を万全にして、6時30分集合場所のロビーに集まる。おにぎりの入ったナップザックが配られる。真っ暗な雨の中を黙々とバスに乗り込む。運転手のヘレンさんはやけに明るい。道路にたまった水たまりの水をはね飛ばし、サンライズ・ポイントに急ぐ。黒々としたウルルがうっすらと姿を見せる。残念ながら雨は止まず、バスの中でおにぎりを食べる。(オーストラリアでは、原則として車内飲食禁止)インスタント味噌汁は、外に出てお湯を注いでむらい雨の中で飲む。これが以外と美味しかった。サンライズ・ポイントに集まった多くの車も次々と走り去っていく。今日予定のエアーズ・ロック登山は中止となり、山麓ツアーと変更される。
 昨夜感じた登山したくない気持ちが、好天なら変化したであろうことを思い、雨天に感謝した。
サンライズ・ポイントに集まった車 2日間運転してくれたヘレンさん 大きな水たまりが沢山できた
南側駐車場から往復1Kmの遊歩道をクニア・ウォークという。クニアは、男性のヘビを意味する。
自然のシェルター 若者の待避場所だ カンガルーとエミュの足跡の絵
カンジュ滝は100m程の高さがある。普段は水がないが昨日からの雨で珍しい姿を見ることができた
登山道は、雨でクローズされた 雨中を歩く我々一行 波形に削られた自然のシェルター
天井には、小さな鍾乳石 水場や獲物の壁画 ヘビの壁画も見られる
聖地は、入場も撮影も禁止 エンジン故障で急遽ホテルへ 3時間遅れの便でパースへ
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