7月29日 オスロからゲイランゲルヘ
ノルウェイの四大フィヨルド
 ノルウェイの西海岸は、複雑な地形となっており多くのフィヨルドが内陸深く入り組んでいる。特に有名なフィヨルドは、北からゲイランゲル・フィヨルド、ソグネ・フィヨルド、ハダンゲル・フィヨルド、リ−セ・フィヨルドである。私達は、そのうちゲイランゲル・フィヨルドとソグネ・フィヨルドを観光する予定でオスロを出発した。全行程478Kmの長い長いバスの旅だった。
専用バスで終日かけてゲイランゲル・フィヨルドにあるゲイランゲルへ
  オスロ−188km−リレハンメル−175Km−ロム
  ロム−97Km−ダレスニッパ−18Km−ゲイランゲル
                        
    リレハンメル  1994年に冬季オリンピックの開催地となったリレハンメルは、ミョウサ湖のほとりにある小さな山村だった。オリンピックで繰り広げられた見事な開会式は、驚くような狭い場所で開かれたようだ。日本の選手が、大活躍したジャンプ台に立つと、目の下に美しいミョウサ湖が見え、選手達は湖に飛び込むような気持ちでスタートしたであろうと想像した。
                        
    ペールギュント記念館  ノルウェーの作家ヘンリック・イプセンの舞台劇と作曲家エドワード・グリーグの組曲で有名な「ペール・ギュント」のモデルになった人、本名「ベーダー・オルセンホゴ」(1700年代にこの地で生まれ育った)と劇のなかのペール・ギュントに関するものが展示されていた。(ロムまでの途中にあった)
                             
    ロムのスターブ式教会 リレハンメルから175Km離れた山村の教会は、木造の教会だった。スターブ式教会というそうで森林の国らしい作りだった。毎年防腐剤を塗るため黒くなったり茶色くなったりするそうだが、今年は緑っぽいとガイドさんは言っていた。
                     
    ゲイランゲルとゲイランゲル・フィヨルド ゲイランゲル(ガイランゲル)は、フィヨルドの最奥にありフェリーが発着する町で夏になるとホテルやキャンプ場がオープンする。たくさんのキャンピングカーが駐車していた。「ゲイランゲル・フィヨルドは全長約20Kmで切り立った絶壁から花嫁のベールと名付けられた滝をはじめたくさんの滝が岩肌を塗らしている景色がすばらしい」との説明があり、明日の行程を楽しみに村唯一のゲイランゲル・ホテルに宿泊した。
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