8月1日 ベルゲン半日観光
 昨夜遅くまで街の散歩をすることができたのも白夜のおかげであるが、朝早い集合は、寝不足となってしまう。港に近いホテルから歩いて魚市場へ出かけた。干し鱈や、エビ、カニ、野菜や果物を露天で売っているおなじみの風景だ。
 バスで行ったグリークの家は、半島にあり広大な敷地の端に建っていた。瀟洒な住宅で、芸術家には珍しく豊かな生活をしていたようだ。港に戻って見学したハンザ博物館は、当時のドイツ商館を保存したものだ。薄暗く、火事を恐れて暖房器具もない建物での生活は、夏ならともかく冬はとても悲惨なものであったろうと想像した。
  (最初は夏だけだったらしいが、やがて1年中生活したらしい)
午前 ベルゲン半日観光
    魚市場散策、エドヴァルド・グリークの家、ハンザ博物館見学
午後 飛行機でデンマークの首都コペンハーゲンへ
    17:10 SK869便   18:10 コペンハーゲン着
ベルゲンの港風景(12世紀から16世紀にかけて建てられた建物が残されている)
魚市場(港に面した広場にたくさんの屋台が並んでいる)
エドヴァルド・グリークの家
「ペール・ギュント組曲」などで有名なベルゲン出身のノルウェイを代表する作曲家エドヴァルド・グリークは64歳で亡くなるまでの後半の22年間をここで生活した。彼は、ここを「トロルハウゲン」と名付け、住宅の近くに作曲小屋を建て、数々の名曲を生み出した。また屋根に草を植え付けたコンサートホールもあり、夏にはコンサートが開かれるそうだ。 
奥さんの一緒に葬られている墓 200名収容のコンサートホール エドヴァルド・グリークの家
ハンザ博物館
ハンザ貿易の中心商品「干しだら」 魚油を絞る大きな圧搾機 壁には当時の生活用品が
ドイツ商館の応接間 当時の会計帳簿 1年に400日雨が降ると言われる雨
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