Puno from Cuzuco


               第5日 1月1日(月)
mc5時30分  朝 食 5時30分より 場所 1階 レストラン   荷物回収 6時  場所 ドアの外
集合時間 6時50分 場所 ロビー
 7時にバスに乗車する。後部座席には、昼食の弁当が積み込まれている。数を確認した後プーノに向けて出発する。今日の昼食は、日本料理だそうだ。
 高山病で苦しむ人が増えてきた。我々夫婦を除いて、元気な人はあまりいない。
 ガイドの入倉さんも相当苦しんでいるようだ。アンデスのカール渓谷をバスは、ひたすら走る。車窓の眺めは、羊・牛・ろば・アルパカの放牧風景と、ジャガイモ・トウモロコシの栽培風景である。シクアニという街でトイレ休憩。料金は0.5ソルできれいな水洗便所であった。ラ・ラヤという案内板で停車した。標高4335mの表示があり、今回の旅行で一番高所であった。アヤビリの町で昼食予定だったが11時であったため次の村で昼食をとることとした。30分ほど走るとプラカという村についた。土地のレストランで運転手さんらは食事をし、我々は、インカ模様の風呂敷に包まれた日本料理の弁当を開いた。日本ではおせち料理を頂いていることだろう。椎茸とマッシュルームの煮付け・白菜の煮物・ブロッコリーの煮付けなどとおにぎりであった。私は、おにぎりを2つ食べたが大多数の人は、あまり口を付けなかったようだ。
 用便は、土産物屋の裏にある、掘っ建て小屋の便器でした。水道がないので、バケツに溜水を汲み流す方式だ。料金は、1ソルであった。
 車窓の風景は、アンデスの山々を彩る残雪の輝きをが美しかったり、温泉に入っている様子を眺めたりしたが、だんだんと飽きてきた。
 すると、バスが村でないところで停車した。何事かと思ったら、並行して流れてた川に、数羽のフラミンゴが遊んでいる。ペルーの国鳥だそうだ。写真を撮りまたプーノに向けて出発する。13時ににぎやかなフリアカの町に着く。この町は、明日リマに帰る空港のある街だ。
 明日の飛行機の手配をした後、30Km離れたシュスタニ遺跡に向かう。
 シュスタニ遺跡は、プレインカ時代の遺跡で、チュウルパという墳墓がいくつか山の上に残っていた。標高4000mの高さにあり、ゆっくり歩かないと胸が苦しくなる。途中、地面を掘るキツツキやモルモットのような野生の”クイ”を写真にとって山に登る。頂上では、サボテンの花も見つけることができた。
 シュスタニ遺跡から、1時間弱でプーノに着き、ホテルに入った。
今回の旅行で、一番ゆっくりできる時間だった。風呂で汗を流し、持参のウィスキーを少し飲み、ホテルの食堂でディナーを楽しむ。今日のメインディッシュは、アルパカのステーキかチチカカ湖でとれる鱒料理だ。
(後で聞いたら、漁師が元日は漁をしなかったため、地元でよくとれる魚ペヘレイで代用されたようだ。)


標高3,800mのアンデス地方 草原には牛が放牧されていた シクアニという街で休憩 
人力車が沢山走っていた
高度4,000mの原野 川で遊ぶ国鳥のフラミンゴ  最高地点4,375mでの土産やサン
高原の温泉
標高3,800mの高地にある温泉 建物の手前は、露天風呂 水着を着て入浴していた


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