7月4日(木) 
 ハイデルベルク・ローテンブルク  その2 



◎古城街道  ドイツのマンハイムからチェコのプラハまでの街道沿いには、皇帝居城・先帝候や貴族の宮殿・君主の居城・防御用の城など古城が集中している。我々は、ハイデルベルクからローテンブルクまでバスで車窓より古城を眺めることができた。上記写真は、走行中のバスより写すことができた古城の数々である。


ローテンブルクの旧市内 旧市内を囲む城壁  城壁にある銃眼より外の景色
いたる所にある熊の土産物屋 名物シュネーバル(雪のボール) ドイツ名物ソーセージ屋さん
左の窓はテイリー将軍 マイスタートールンクの
仕掛け時計
右の窓は市長ヌッシュ


◎ローテンブルク ロマンティック街道のハイライトとなる街。タウバー川沿いの高台に位置し、街並み全体が中世を再現したように美しい。30年戦争が終わった1648年以降近年まで衰退していたため、あまり近隣の都市国家から干渉されなかったので、中世当時のスタイルを保持している。旧市街は城壁に囲まれ、市庁舎・マルクト広場を中心に南北1kmのこじんまりとまとまっている。城壁には、その修理に協力した日本人の名前も多数書いてあった。

◎マイスタートールンク 1631年新教と旧教による30年戦争当時ローテンブルクは、旧教側のテイリー将軍に攻め落とされた。将軍は、「この大杯を一気に飲み干すことができたら、この街を焼き払うことを止めようと」申し出た。これを受けたのが市長のヌッシュであった。見事大杯を飲み干し、街を救ったという逸話をいう。


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