木曽郡大桑村須原にある旧旅籠「かしわや」は、中山道須原宿に位置する歴史的な建造物です
「かしわや」は須原宿の南端、定勝寺の近くにある枡形の角に位置しています
2階の軒には「御嶽講」の看板が掛かっており、かつては御嶽講の信者たちが
御嶽山へ向かう際の定宿として利用されていたことが分かります

三都講

「講(こう)」という言葉は日本の民俗や
信仰において特定の目的のために
人々が集まって組織する団体を
指すことが多く
看板を見ると世話方江戸、京都、
講元大阪と記されています

木曽御嶽信仰における祈りや
登拝を行う「御嶽講」の
指定宿であった
と推測できます

慶應三年 今から158年前に建てられた様です
慶應は江戸時代最後の年号です

のれんも柏の柄になっています
往時の面影を残しており中山道歩きを楽しむ人々にとって
宿場の歴史を感じられる貴重な存在です

2025.07.25

木曾路千夜一夜物語