フリーソフトによる実習室のコンピュータ環境の構築（７．ユーザー登録、削除、ホームディレクトリの容量制限）

フリーソフトによる実習室のコンピュータ環境の構築

７．ユーザー登録、削除、ホームディレクトリの容量制限
ホームディレクトリの容量制限

ｃ．ホームディレクトリの容量制限（一括）

７（３）ａ．ホームディレクトリの容量制限（ひとりずつ）

７（２）ａ

ｂ

Ａ．設定（他のユーザへのコピーを繰り返す）

Linuxサーバーにrootでログイン（ログイン方法）
edquotaの実行（pオプションで指定したユーザの容量制限のデータをコピーすることができる）
以上の操作を制限をかけるユーザすべてに実行すればよい。設定した容量以上、ファイルを保存、コピーしようとした場合、下記のようなメッセージが表示される。

quotacheckを定期的に実行し、利用状況を調べる。また、ユーザーが、どれだけの容量を使用しているかは、repquotaでチェックする。

[root@******* root]# /sbin/quotaoff　-aug
[root@******* root]# /sbin/quotacheck　-augv
[root@******* root]# /usr/sbin/repquota　-augv
[root@******* root]# /sbin/quotaon　-augv

Ｂ．設定（シェルスクリプトで一括設定）

ファイルのフォーマット

Linuxサーバーにrootでログイン（ログイン方法）
シェルスクリプト保存用のディレクトリを作る（存在していない場合）

登録のためのシェルスクリプトを作成し保存
例．seigenという名前のファイルを作成する場合

viエディタの使い方

#!/bin/sh

if [ $# -lt 1 ]
then
echo "Usage:   seigen [user_name] < [file_name]"
else
        awk 'BEGIN {FS=":"} {printf("%s %s %s\n",$1,$2,$3)}'|while read acc pas
gr
        do
        usr=$1
        /usr/sbin/edquota -p ${usr} ${acc}
        echo ${acc}
        done
fi

円記号

｜

シェルスクリプトのダウンロード

Windows機（Linux機でも可）で下記のファイル名をクリック（上手くいかない場合は、右クリック）
seigen(232バイト）
フロッピーディスクなどに保存するように指定し、ダウンロード開始

作成したファイルの属性を変更する。
シェルスクリプトを実行する。
以上で、設定が完了する。設定した容量以上、ファイルを保存、コピーしようとした場合、下記のようなメッセージが表示される。

quotacheckを定期的に実行し、利用状況を調べる。また、ユーザーが、どれだけの容量を使用しているかは、repquotaでチェックする。