二村山は、名古屋のすぐ隣で、都会でもなく山間地でもない所に有ります。
上に掲載した二村山周辺の航空写真(国土地理院地図使用)は、左が現在,右が約50年前のものです(見にくいですが、「+」が二村山)。
言うまでもなく、宅地が多いのが現在です。50年前には、周辺には森林が広がっていましたが、今はほとんど宅地に変わり、
僅かに残ったのが二村山です。
もう少しよく見ると、50年前の森林は、航空写真でも所々に地面が見えているような、疎らな森でした。
本来の里山は、人の暮らしと密接に関わっていたので、アカマツなどの木がまばらに生える森でした。
現在は山にはいる人もいなくなり、木が生い茂り、うっそうとした暗い森になってしまっています。
これは、一見自然が増えた様に感じられますが、元々ここで暮らしていた、明るい森を好む生き物が住む場所が
なくなってしまったという問題も起こっています。自生のツツジ等は、暗い森では育つことができません。
私たちは、少しでも身近な里山の風景と動植物を残したいという想いで、二村山の保全を行なっています。