またまた奈川フィッシングエリアでテスト

前回の丸竹ロッドのテストで散々な結果に終わってしまった。 それをもとにティップ部分を新たに作成して再度試し振りと釣りを行った。 11月2日〜3日に加藤毛ばり店ゲストハウス リ・ライズのロッドメイキングスクールが開催されたので同行させてもらった。 もちろん私は奈川フィッシングエリアで丸竹ロッドのテストだ。

さっそくスキー場の駐車場前でキャスティングチェックを行った。 しかし、まだまだティップ部分がやわらかすぎる。 バット部分とはかなりミスマッチである。 次に、#4DTラインでどれだけの距離が出せるかチェックしたが15mがやっと。 ベンディングカーブを見てみたいのでゲストハウス・ライズ関係者に振ってもらった。 やはりバット部分は殆ど曲がっておらず、ティップ部分のみ半月状態に曲がっている。 #3ラインですとそれなりに楽しいとは思うが自分の要求しているアクションではない。

今回はキャスティングでかなり雑に扱っても折れることはなかった。 前回に比べればかなりのレベルアップだ。

奈川の風景

午後から池で実際の釣りをしてのテストを行った。 池に到着してまずは状況を確認する。 釣人も少なくライズも結構多い。 テストになるくらいに釣れそうな予感がする。

近くをライズしているニジマスを狙ってドライフライをキャスト。 30cmほどのサイズのものがヒットした。 このくらいのサイズだとけっこう面白い。 最初にヒットした記念すべきニジマスは下の写真です。

初ヒットのニジマス

1時間ぐらいあれこれと試していたら「昼ご飯ができたよ〜」って呼びにきましたのでいったん中断する。 結果5ヒット中3匹ゲットできた。 やはりサイズが良くなるとこのティップでは暴れるわ走るわのニジマスはティップが追従せずにバラシとなってしまう。

翌日もこのロッドをテストする。 なるべく遠くのライズを出来るだけ遠投してテストする。 まあ遠投っていっても15m弱しか飛ばないですけどね。 このぐらいのラインがでているとなるとアワセがつらい。 大アワセしてやっと乗る感じだ。 まわりの人は「なんというアワセ。よく切れないね。」というが「これくらいでないと合わない」って返答する。 しかし結構疲れるね。

二日間でかなりのニジマスを釣ったのですがティップは曲がりが戻らなくなったものの折れることはなかった。 さあてとティップVer.3の製作だ。

作成日:2003/11/04

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