火入れ

3本目のティップ製作を始めている。
やはり何と言っても火入れが思うようには行かない。

火入れにはキャンプで使う携帯コンロを使用しているが、いつかは七輪を手に入れたいと思っている。
考えてみればこの七輪は火入れだけではなくキャンプにもことのほか使用頻度が高いものだ。
まあ、無ければ無いで代用品はいくらでもあるが。
しかし、フライフィッシャーってのはことのほか「道具」というものにこだわるきらいがある。
私の周辺にいるフライフィッシャーもこの傾向が非常に高い。
が、実際のところ七輪は何処で売っているのだろう?。

話がそれてしまったが、
そもそも火入れするのは竹を硬くするのと曲がりを矯正するのが目的だ。
が、曲がりを矯正するのはどうも矯めと言うらしい。

最初は携帯コンロを使って火入れしていたのですがあまりにも焦してしまうことが多い。
そこで焦した竹を使用して火入れの練習をすることにした。
そして色々と火入れした部分をえいっと曲げて折ってみる。
意外と節できれいに折れてしまうことが多い。
このあたりは素材である竹そのものと火入れについて研究していく必要がある。

で、最近はこの火入れに携帯コンロを使用せず、石油ストーブを使い始めた。
石油ストーブといってもファンストーブではなく昔ながらの反射式のものである。

そもそも私はファンストーブだとかエアコンのように熱気を吹き出すのが嫌いだ。

このところ寒い日が続くようになって石油ストーブの使用を「はた」と気付いたのです。
冬になるとこの石油ストーブの上で「餅」をやいたり「芋」をやいたりするのが楽しみとなる。
それと同様に竹もあぶってしまえと。
これが意外と調子よい。
が、難点としては、とにかく「暑い」のである。

これでこがしてしまうことが少なくなった。
理由としては携帯コンロだとちまちまやっているうちに一ヶ所に集中してしまうことだ。

石油ストーブ、かなり使える火入れ道具だ。
しかし、真冬しか使うことが出来ないのが難点だ。
まあ、夏に火入れということを考えたくも無いが。

作成日:2003/12/12

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