丸竹ルアーロッドテストという名の釣行

私が釣りの道へと引きずり込んだI君からメールが来た。 今年初となる渓流釣行へのお誘いだ。 しかしながら、まだまだ渓流解禁していない今ではこの前の解禁初日の二の舞となることは明白。

その結果、I君の初渓流は3月に持ち越すことになり、結局のところは長良川にある特定釣り場へ行くことに決定した。 そして、私が発作的に作った丸竹ルアーロッドを試してもらいたい気持ちもある。 彼も丸竹ルアーロッドに興味をそそられたのか、二つ返事でOKしてくれた。

私の家に6時30分ごろ迎えにきてくれた。 これでいくと現地到着は8時ぐらいになる。 話によると8時ごろに放流があるということで時間を合わせて行くことにした。 ここは長良川の一部を特定釣り場として開放しており、釣ったニジマスを持って帰る人がかなりいる。 そのために休みの日は1日に午前と午後の2回放流しないと持たないであろう。

何故か本日はルアーへの反応はすこぶる良くI君は最初から釣りまくった。 それも私の丸竹ルアーロッドで。 それにひきかえフライへの反応は良くなく、I君を見ればいつもロッドを曲げている状態だ。 さすがにこれではヘコんでしまう。

テスト中のI君

で、ロッドの感想を聞くとティップ部分は良いのだがバットがいまいちバランスが悪いという回答が。 それと、キャストだとかアワセといった扱いにちょっとした馴れが必要らしいがこれははなから無視してよい。

かなりの数を釣っていたのだが、

お約束である、

「バキッ!」

という音が。

やりました。 最初から不安があるバット部分の節目から折れた。 しかし、何本折れば気が済むのかなあ。

家に帰って折れたバットの他の部分を手で「えいっ!」と折ってみたのですがかなりの強度は感じられた。 どうも、丸節竹は節の部分の作りがキーワードのようだ。

作成日:2004/02/16

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