ロッドのコーティング

ロッドを解体した後、アクション確認のためにちょっと振ってみたらけっこうシャッキリとしている。 このアクションを殺したくないために、ロッドのコーティングはブランクの保護ぐらいに薄く塗装することに決定した。

コーティングに使用する塗料は2液混合の硬質ポリウレタン系だ。 釣具の量販店でも十分手に入る品だ。

コーティング材

ブランクのコーティング方法だが、まず最初にコーティング材を説明書に従って混合する。 この2液混合タイプはしっかりと量を確認しないと、硬化しなかったりとか色々とトラブルが発生します。 それと、もったいないですが多めに混合して計量誤差をなくすようにしている。 なお、薄め液が付属しているが、混合したコーティング材は薄めないでそのまま使用します。

さて、塗装をきれいにする方法は以外と簡単です。 用意するのはやわらかい「ぼろきれ」だけです。 私は、古くなった肌着やTシャツだとかタオルなど毛羽立っていないものを使っています。 この「ぼろきれ」にコーティング材をしみこませてブランクの汚れを拭き取るような感じで塗装します。 塗った瞬間から乾き始めますので、拭き取るような塗装は一回だけにします。 それでも、塗装されない無い部分も多少のこりますが、完全に乾いてから同様に塗装して完成させます。

コーティング方法

最初は、ホームセンターで竹だとか丸い棒材などを手に入れて、拭き取りする速度やコーティング材の量などを確かめてから行うと失敗しないでしょう。

コーティングが済んだブランク

なお、ブランク上部の白い筋は傷ではなく、スパインチェックのマークです。

作成日:2004/03/22

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