ボラを狙いに [2003/09/20]

釣り+キャンプでロッドを2本も無くしてしまった次の日曜日。
渓流が禁漁になる前に「ロッドを無くしてしまった」フライフィッシャーは釣り自体ままならないことになってしまう。
安く仕上げるために作ったとしても1万5千円ほどかかってしまう。
と、いっても直ぐに仕入れに行くこともままならない。

ということで、いつもの海にでもボラを釣りにでも行くか、と。
日曜日の朝、インターネットで潮時表を確認する。
見たところ潮まわりはあまり良くないものの、満潮が13:30ごろである。
こちらを9:00ごろ出かけていけば2時間ほどは楽しめる計算になる。

ひとつの心配事はちょっと曇りがちで雨も降りそうだ。
今までの経験では「パーンと晴れた日」が釣れている、と、言っても良くわからないとは思いますが。
しかしながらドライフライに出てくれるサイズに育った「ボラ」が回遊してくれるという予感もある。

そしていつもの漁港に到着して、いつもの場所を様子見する。
なんと、雨のようなライズが、今年初めての嬉しくなるような状態になっている。
こんな状態で、しかも日曜日である。
ここには釣人が一切いない。
周りを気にすることなく思いっきりキャスティングできることも嬉しい。

早速ホワイトハンピー?をキャストして反応を見てみることにする。
3〜4投目で直ぐにライズし、軽くあわせたらフッキングした。
おおっ、今日は最初から乗ったか。
サイズは40cmに満たないためにやり取りするまではいかない。

そして2時間ほどで同様なサイズを3匹と飽きない程度に釣れた。

まとめてみますと、ヒットフライはブラックハンピーを真っ白にしたものと細身のパラシュート。
ともにフックサイズは#12だ。
ボラがコイのように水面でパクパクしてライズしているように見える。
しかし明らかに水面の何かを捕食しているものがいる。
が、捕食しているものが何かはわからない。
そのために小さいサイズ(#14〜#16?)の毛ばりで結果が出るるとは思われるがフッキング後が心配である。
そして毛ばりへのスレは結構激しい。
さーっと出てきて毛ばりを見た瞬間にUターンしていくのが多く、「アマゴかよっ!」とツッコミたくもなる。
ローテーションを早めにすると結果が出るかもしれない。
何度もフッキングしないので毛ばりを変えたとたん、直ぐにフッキングできたことからも言える。

ボラって真剣に狙ってみると結構むつかしいものだ。

作成日:2003/09/24

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