今年の健康診断で初めて精密検査が必要となった。
人間も半世紀あまり経つと色々とガタが出てくるもんだ。
で、出た検査結果は、胃隆起性病変???。
何のことか良くわからなかったが、胃ポリープのことらしい。
先週ですが生まれて初めて内視鏡を体験した。
分かりやすく言えば胃カメラのことです。
これが予想通りというか、けっこう気持ち悪い。
もちろん胃の撮影やポリープの皮膚組織を採取するためだ。
決して捕食している水生昆虫の採取ではない。
カメラを通してモニターで見れるようになっているが私には見えない。
自分の胃の中って見たこと無いよね。
どうも自分が覗かれている気分になる。
しかも体を通り越して胃の中からだ。
検査中は診察台の上に横になっている。
口にはストマックポンプ・・・、いや内視鏡だ。
まさにまな板の上の鯉。
医者のされるがまま。
検査が終わって「内視鏡では問題なさそうだ」とひとこと。
まあ、ひとまず安心した。
が、なぜか気恥ずかしかった。
それは、
複数のフライフィッシャーで釣りに行くと一人はいるよね。
釣ったばかりの魚の内容物を小さな瓶に入れて大事そうに持っている人。
そして「見せて」と寄ってくる複数のフライフィッシャー。
それを見て「う〜ん」とか「ほお」とか言っている。
まさにそのときの私は釣られてしまったアマゴと同じか。
医者や看護師はフライフィッシャーか?。
作成日:2003/07/14
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