気がつけばもう12月である。
渓流が禁漁となって早2ヶ月が経ってしまった。
と、いうよりは解禁まであと2ヶ月程だと言ったほうが良いのか。
ちょっと気になることがある。
この時期のフライフィッシャーってどのように過ごしているのだろうか?。
という単純かつ明快な疑問が頭に浮かぶ。
まあ、一般的に言えば来年の解禁にそなえて毛ばりでも巻いているのであろうか。
と、誰もが考えるが。
本当のところ毛ばりを巻いている人はどうかな〜。
この時期にハックルなどのセールがネット上で目立つ。
しかし大多数のフライフィッシャーは解禁間近になって慌てて巻くのであろう。
かくいう、私もそうである。
解禁に間に合えばまだマシなほうで、解禁前夜に一応の本数だけ巻いて間に合わせるのが関の山。
実のところは、管理釣り場で釣り三昧をしている可能性が高い。
あるいは海とかでルアーロッドを目いっぱい振っているかも知れない。
それともワカサギ釣りにでも通っている?。
かくして秋の夜長は早春の渓を思い浮かべながらタイイングをする?
という、使い古された言葉は、
何事にも味だとか雰囲気を大事にしているという、
イメージ先行での都合の良い理由。
だと、確信している。
しかし、今年の私はちょっとちがう。
そもそも#4以下のロッドがいまだにないのである。
が、丸竹のティップ部分はもうすぐ出来そうである。
私が丸竹ロッドの製作を始めたのは、
ちまたではこの話題が多くなってきているため、
話題性の只中に入りたいというイメージ先行もあるが、
本当の理由は、
ロッドを買うお金が工面できない。
であることは否定できない。
しかし、のめりこんでいくと、
結局は高くついてしまう。
ということは、痛いほど理解している。
が、そんなことはどうでもよく、
早く完成させて名目上はテストという釣りに出かけたい。
作成日:2003/12/02
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