キャンプ場にて思うこと

前回の釣り日記(いまだ夏模様の渓)での釣りを兼ねてのキャンプで色々と思うことを書いてみた。

実際にはキャンプを兼ねての釣りとなるはずだったがフタをあけてみればいつもの如くではある。

今回はバンガローを利用してのキャンプである。
バンガローを利用したのは今回で3回目だ。
今までの2回は全て会社のメンバーでキャンプを楽しんだ時。
総勢がかなりの数になり、そのうえにテントだとかのキャンプ道具が足りないこともあった。

それはさておき、
その日は3日連休ということもあってかバンガローもテントサイトも満員御礼となっていた。

そこで気づいたことは、 バンガローにしてもテントサイトにしてもキャンプのための装備がすごい!。
私の持っている20年も前のキャンプ道具とはえらい違いである。
おまけに車もが大きな4WD車である。

スポーツ用品の量販店もいたるところにあってか、最新のキャンプ道具は安くかつ簡単に手に入る時代。
夏休みに入る頃のこの手のお店で大量にというかキャンプ道具一セットまるごと購入している人を良く見かけた。
家族でキャンプを楽しみたいという人がかなりいると実感する。

そして、ありとあらゆるキャンプ道具を満載して出かけるのである。
そりゃあ設営にかなりの時間が必要となるのはおのずと明白になる。
いつもの生活の便利さをそのままキャンプ場に持ち込んでいるように見えてしまった。

私は今まで書いたこの現状に対して一切の異論はしない。
色々なキャンプの楽しみ方があっても良いし、他人に押し付ける気もさらさら持ち合わせていない。

しかし、周りのキャンパーは家族だとか若い人の団体である。
そこに私を含め親父だけの集団でキャンプ自体は非常に質素なものである。
この連休中に家族を家においてきて親父だけの粗末なキャンパーはどのように写っているのだろうか。
すごく気になるところでもある。

が、皆それぞれ、正当な交渉をして来ているのである。
やましいところは微塵も無い。

そして最後に、釣り+キャンプを終えて家でそれぞれの道具の後片付けをしていたときに、
「あれ?、ロッドが2本とも見当たらない!」
一緒に行った友人にも連絡するが、
「見当たらないよ・・・」
という返事。

とうとう、ではあるが、やってしまった。
実のところ、まったく記憶にないのである。
最近になって物忘れが激しくなってきた。

かといって、ロッドをポンと買うほどの余裕はあるはずもなく、
これで「今年の渓流釣りは終わった」ことになってしまう。

なんという「あっけない終了」なんだ。

作成日:2003/09/23

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