困った、時間がない

釣り仲間のI君と同じようにコンピュータのシステム開発を生業としている関係上、この年度末というのは仕事的には忙しくなる時期だ。 やはり4月から稼働させたいとしているシステム開発の真っ最中。 しかも、やっかいなことにボリュームがある。 おまけに、零細企業のため人員もいるわけではない。 何とかこなさなければならない。

この時期は、渓流も解禁しているしスキー場の営業もほとんどが3月までである。 こういうときに限って、このように時間が無いときに釣りだとかスキーに出かけたくなるものです。 が、暇があるときは、意外なほど行きたいとは思わないのは何故だろう。

私の仕事はノートパソコンひとつあればどこでもできる。 といっても電源が無いことには長時間の作業は難しいですけれど、その気になれば釣り場だとかスキー場あるいはその宿で仕事をすることができる。 が、本当のところ、そこまでしたくない。 本当、何をしに行っているのだか判ったモンじゃあない。

逆にパソコン一台あれば仕事が出来る関係上か、家でも、休みでも、区別無く仕事をしている状態だ。 今は気分転換にこれを書いてはいるが、どちらにしろパソコンを使っているため本当の気分転換になっているかどうかアヤシイ。 やはり釣りとかスキーに出かけるのが一番の気分転換になるのは当然である。 そのぶん、その他の寝る時間だとかメシの時間以外は目いっぱい仕事をして、メリハリを付ける方がかなり効率が上がる。 はっきりいって、何時何時に出かけるからその前までに、これだけは絶対にこなす、というように。

私が若いころに東京での仕事をしていたときです。 毎週、新幹線で東京-名古屋間を通っていたときです。 乗車しているのは、だいたい2時間ぐらいですが、この2時間って一仕事できるぐらいの時間です。 私といえばほとんど寝て過ごすかビールを飲んで（もちろん帰りですよ）いるかでしかない。

やはり、その中でパソコンを出して仕事をしている人も見かける。 いまとなっては、その気持ちが良くわかる。 今まさに自分がその状態になっている。

さあてと、今月も釣りやスキーに出かけたいため、仕事をことごとく片付けて行くか。

作成日：2004/03/02

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