プレ・ループ寺院 タ・ソム寺院


                        プレ・ループ寺院 PRE RUP 
ラージェンドラヴァルマン2世によって、961年に創建されたヒンドゥー寺院。造りは3層のラテライトの基壇の上に5基の祠堂が配されているピラミッド式寺院である。東メボンと同様の形式である。東楼門を入り階段を登ると火葬の儀式が行われたといわれる石槽が置いてあり、東北角には火葬の後骨を洗ったと伝えられた建物もある。
 961年に創建された


中央祠堂を望む 死者を荼毘に付した石槽 骨を洗ったと伝えられる場所
最上階の基壇より
東楼門を撮影
遠くにアンコール・ワットが
見える
東メボンは北に1.5Km先に
ある


                       タ・ソム寺院 TA Som
ジャヤヴァルマン7世により12世紀末創建されたと云われる仏教寺院だが、破壊が進みバイヨン様式の東塔門の女神像の顔を木の蔓が幾重にも締め付けており(写真)むなしさを感じさせる。


西門脇のふくよかなデバター 木の蔓に包まれたデバター 美しいデバターがあちこちに
祠堂の上に枯れた木の根が
巻き付く
観音の頭には大きな木が
覆っている
左写真の木の根


世界の旅の戻る アンコールの旅HPに戻る ニアック・ポアンへ進む