サクサイワマン・ケンコー


                        サクサイワマン
 クスコの東を守る要塞の跡。スペイン人に反逆を企てたマンコ・インカは、サクサイワマンの要塞に2万人の兵士と共に陣どった。しかし、夜は戦をしないインカの兵は、1536年5月スペイン人に全滅させられた。20あった城壁も大部分が崩されてしまった。
 遺跡は、3層の巨石がジグザグを描きながら360mに渡って続いている。完成までに一日3万人が働いて80年かかったと言われている。


                         ケンコー
サクサイワマンの遺跡から徒歩で15分。石を組み合わせたのでなく、岩を削って造られている。
”Qenqo”とは、ケチュウア語でジグザグというような意味。
インカ帝国の祭礼場であったと言われ、ピューマが浮き彫りにされた6mの巨石を中心に、座席の役をはたす壁が半円状に広がる。上に登ると、生け贄の血をを流して占いをしたというジグザグの窪みが削られている。
ケンコー
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