12月26日(日)トレド・コンスエグラ・グラナダ観光

第4日目 バスで トレド・コンスエグラ・グラナダ

◎ トレド 4世紀にわたる回教徒の支配からキリスト教徒の手に戻ったトレド は、1561年までスペインの首都で栄えた。町全体が中世のままで保存され ている。
○ カテドラル 22の礼拝堂があるスペインカトリックの総本山。ルーカ・ジョルダンによるフレスココ画が天井を彩る聖器室やグレコの「聖衣をはぐ人」で有名
◎ コンスエグラ  ラ・マンチャ地方は乾燥した大平原 人口1万人の町
○ 風 車 11基の風車が丘の尾根伝に点々と並んでいる。中央に12世紀 の城壁がある。
◎グラナダ
アルカサールとトレドの街並み カテドラルとトレドの街並み
1227年に着工され160年後の1493年に完成したとされるカテドラル。スペインキリスト教の総本山にあたる格式を持ち22の礼拝堂がある。ルーカ・ジョルダノによるフレスコ画やグレコ、ゴヤ、ヴァン。ダイク。ルーベンスなどの絵画が所蔵されている。
コンスエグラ
乾燥した台地をバスが進んでいくと左側の丘の上にいくつかの風車を見ることができた。ドン・キホーテが巨人と間違えた風車がこれである。ラ・マンチャとはアラビア語で「乾いた大地」のことだそうだ。
風車は11基あり丘の最高部にには12世紀に造られた城壁があった。コンスエグラの街は麓に広がっていた。
グラナダのフラメンコとライトアップされたアルハンブラ宮殿
サクロモンテの丘にあった洞窟住居での子供からお婆ちゃんまで一家総出のフラメンコショー
フラメンコショーの帰りに見たライトアップされたアルハンブラ宮殿(中央の写真の右下部分がグラナダの街)
トレドのアルカサール
 トレドはローマてこ区支配の時代から重要な要塞都市であった。8世紀にイスラム教徒が入ってその支配を400年間続けた。ローマ時代には裁判所があったとされる場所に、要塞が造られ16世紀半ばにカルロス1世が改修を図り20世紀に至るまでいく度かの戦火に襲われたがその都度改修された。1936年からのスペイン内戦でフランコ軍がここに72日間籠城して戦ったそうだ。内部は現在市民戦争博物館となっている。
「ジプシー家族総出演の洞窟フラメンコショー 
 現地オプションで原始フラメンコショーを見に行った。一人3500ペセタ(約3,500円)で出迎えのマイクロバスに乗った。暗闇ながら山に登るような細い道をくねくね回ってついたところが洞窟内にできた劇場だ?洞窟の壁に丸椅子が用意されており先客がもう座っていた。小学校低学年のお嬢ちゃん、中学生らしきお嬢さん、二十歳ほどの娘さん、若きお嫁さん、お母さん、お婆ちゃんが踊り手で、ギターを始め演奏担当が男の仕事だ。狭い洞窟内で流れるフラメンコ音楽、娘さんや奥さんが埃を巻き上げながら踊るフラメンコ。不思議な気分でフィナーレが早からんことを期待しながら手拍子をあわせた。                           


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