12月28日(月)コルトバ・セビーヤ市内観光

第6日目 140Km離れたコルトバへその後セビーヤへ
◎コルトバ
 白壁の家並みが続くコルトバは、かってイスラム王国の首都として栄えた古都。イスラム教徒キリスト教の二つの宗教が共存する メスキータやアルカサール、闘牛博物館などがあり小さい町ながらスペインの歴史が込められている。

◎セビーヤ
 アンダル地方で一番大きな都市で人口は71万人。スペイン最大のカテドラルやラ・マエストランサ闘牛場、8世紀に回教徒の手で造られたアルカサール(城)、昔のユダヤ人街のサンタクルス地区など観光地としての顔を持った歴史ある街だ。
コルトバ
ローマ橋 メスキータの南グアダルキビール川に懸る223mの橋。ローマ時代に作られ2000年の歴史を持つ
花の小道 メスキータのすぐ北の一角が花の小道と呼ばれるところで白い壁に掛けられた植木鉢から可憐な花がのぞいている。春夏の季節なら花があふれ観光客の目を楽しませてくれるであろう。
闘牛博物館 ユダヤ人の思想家「マイモニデス」の像 メスキータの塔
メスキータ  785年イスラム教の寺院としてアブディラマン一世の時代に建設された。その後3度も改築され987年に2万5千人もの信者を収容できる今の大きさになった。ところがカトリック教徒が権力を握った1236年からは、内部に礼拝堂が造られカテドラルが新設されて、本来の形とは異なるものになってしまった。権力の歴史の変化によってメスキータは、イスラム教とキリスト教の2つの宗教が同居する世にも珍しい建物だ。 
メスキータに入ってすぐに林立する大理石の柱。その数850本と云われ回教寺院の荘重さを感じさせる。
イスラム教寺院にあるキリスト教のマヨール礼拝堂。礼拝堂の翼廊と後陣はゴシック様式で丸天井はロマネスク様式
                     セビ−ヤ 
カテドラル もとの回教寺院の跡地に15世紀から始めから100年余あまりかけて造ったカテドラルで、当時のセビーヤ議会が「世間かから気違い沙汰だと云われるような大きい教会をつくろう」と計画したと云われています。事実ヨーロッパでは3番目の大きさで幅116m奥行き76mのゴシック様式の建物で
カテドラルの壮大な正面玄関 遠くに見える万博跡地 ヒラルダの塔から観たセビーヤの街
ヒラルダの塔から観たカテドラルの屋根 84あるカテドラルのステンドグラス ステンドグラス(ドイツの職人が作成)
中央礼拝堂の天井画 聖母マリアとキリストの像 ヒエルダの塔
コロンブスの墓(正面) コロンブスの墓(横から) アルカサルの壁から観たカテドラル
フラメンコ
タブラオでフラメンコのショーを観た。男性が靴を踏みならして情熱的に踊り、女性が華やかな衣装でで長いスカートを翻す。小気味よいカスタネットの音、カルメン一部をフラメンコで見ることができた。


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