12月29日(火)ロンダ、ミハス、コスタ・デル・ソル観光

アンダルシア地方の特異性は、強烈な太陽と8世紀に北アフリカからイスラムの民がイベリヤ半島に渡り、その一部を支配下においたために発展したイスラム文化と、キリスト教徒の復活運動、混在した文化と情熱的な人々。そんなアンダルシア地方でも白い街として有名なロンダ・ミハスが本日の観光目的地だ。宿泊地は、ヨーロッパでも有名なリゾート地コスタ・デル・ソル。セビリアからロンダまでは245Km2時間半かかる行程だ。ロンダからミハスは110Km、ミハスから地中海の太陽海岸と呼ばれるコスタ・デル・ソルまでは20Km、それでもヨーロッパの冬の夜は日暮れが早い。着いたら地中海が夕焼けに染まっていた。
ロンダ 海岸から43Kmほど山間部に分け入った町ロンダは深い渓谷によって二つに分断されている。谷は深いところで120mあり、その上にかかる石造りのヌエボ橋(18世紀に完成)からみる絶壁のながめは壮観である。
灼熱の太陽光を避ける白い家 ヌエボ橋からみた渓谷の絶壁 渓谷にかかるローマ橋
近代闘牛の発祥の地として知られ、偉大な闘牛士ペドロ・ロメロを生んだ地でもある。
ミハス ミハス山脈の山麓にあるこの町は「アンダルシアのエッセンス」と呼ばれておりコスタ・デル・ソルでも人気の高い小さな町。観光客は、村の入り口のメヒコ通りの駐車場に駐車。観光客は細い石畳の町を徒歩かロバのタクシーで観光する。ここも白い建物でうめつくされていた。
美しい花飾りと石畳の小道の散歩は、アンダルシアの空気を満喫した気持ちになる。「生ハムを売るお店」
コスタ・デル・ソル 「降り注ぐ太陽、青く澄み切った地中海。ここは南スペインのビーチパラダイス。ヨーロッパの最南端に位置し、ジブラルタル海峡を超えればもうアフリカだ。ヨーロッパ中のバカンス客が太陽と海とエキゾチシズムを求めて、このビーチに来る」と観光ガイドブックに書いてあったが、今は12月せっかくのリゾート地も冬のさなかであり、静かで観光客も少なかった。
シーズンには泊まれない豪華ホテル ホテルから道を隔ててビーチ ジブラルタル海峡の夕焼け
冬でもレストランは道路に椅子とテーブルを出して営業している ジブラルタル海峡の朝焼け


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